およそ300年に渡って続く、歌舞伎の家筋である中村芝翫。平成28年(2016年)には、八代目の襲名と三人の息子たち橋之助、福之助、歌之助の同時襲名が話題となりました。

 本市所蔵の浮世絵の中で、一段と存在感を放っている「大芝翫」と呼ばれた四代目中村芝翫の役者絵を中心に、代々の中村芝翫と江戸歌舞伎の役者絵34点を展示しました。江戸っ子が心躍らせた歌舞伎の世界を、浮世絵からお楽しみいただきました。

会期

令和2年6月2日(火曜日)から7月19日まで(日曜日)
注意:月曜日、6月26日(金曜日)は休室。

展示作品一例

松の木と山々が描かれている背景に、左手を前に出し閉じた扇子を持った右手を上げて険しい表情の男性がポーズを取っている様子を描いた日本の浮世絵

歌川国貞(三代豊国)
「見立三十六歌撰之内 中納言家持 狐忠のぶ」

歌舞伎の演目に関連する文字が記されているその背景に、華やかな着物を着用しており、長く白い髪を振り乱し、隈取を施した顔で正面を鋭く見据える人物が描かれた日本の浮世絵

豊原国周
「市川団十郎演芸百番 鏡獅子ノ霊」

淡い色の木々が描かれ、上部には文字の書かれた吹き出しがある背景に、着物姿の男性が腕を組み、横を向いて座っている様子を描いた日本の浮世絵

歌川国貞(三代豊国)
「四代目中村芝翫の祇園守の福松」

左:目を寄せて横を向き、巻物を口にくわえた、裾に黄色い花のような模様が入った灰色の着物を着用している男性が描かれた日本の浮世絵、右:華やかな模様の着物を身につけ、赤みがかった顔に鋭い目つきで横を睨み、口を固く結んで右手に赤い閉じた扇子を持った男性の様子を描いた日本の浮世絵

歌川国貞(三代豊国)
「河原崎権十郎の荒獅子男之助・四代目中村芝翫の仁木弾正」

白い渦巻き模様を背景に、目の玉が飛び出た敵を睨みつけて倒し、将棋の駒の柄の青い着物を着ている口を固く結んだ男性を描いた日本の浮世絵

歌川国貞(三代豊国)「四代目中村芝翫の濡髪長五郎」

大きな白い扇子が描かれた背景に、黒く太い文字が書かれた青い着物を着た男性が、刀を身につけて睨みつけている様子を描いた日本の浮世絵

豊原国周
「宝利者揃当時取組 四代目中村芝翫の祇おん守の梅」

はだの浮世絵ギャラリー「歌舞伎の世界~中村芝翫~」開催案内のチラシ

御自宅でも浮世絵をお楽しみいただけるよう、動画で「歌舞伎の世界 中村芝翫」の展示を紹介します。

はだのモーピク(秦野市公式YouTube)

はだの浮世絵ギャラリー「歌舞伎の世界~中村芝翫~」のYouTube画面が表示されたスクリーンショット画像

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 文化振興課 文化振興担当
電話番号:0463-86-6309
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