「桜土手古墳群と古墳時代」を展示テーマ、考古専門としていた「秦野市立桜土手古墳展示館」が、開館30周年を迎えた令和2(2020)年11月1日、『はだの歴史博物館』にリニューアルしました。

総合的歴史博物館になったことにより、郷土の歴史・文化全般を広く学ぶことができるようになりました。

みなさまのご来館をお待ちいたしております。(入館無料)

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館の概要

秦野の歴史と文化に関する資料を収集しており、旧石器時代や縄文時代などの遺跡から出土した遺物や古文書などの文献資料のほかに、秦野地域で行われていた葉タバコ耕作に関する資料を収蔵・展示しています。

常設展示では、桜土手古墳群、古代から近世、葉タバコ耕作、近代の4つのテーマから秦野の歴史を紹介しています。

また、2つの企画展示室では、各種企画展や講演会を実施しています。

桜土手古墳群と古墳時代

土を高く盛ってそこへ人を埋葬した墓を古墳と呼びます。古墳は3世紀半ばから7~8世紀頃まで造られており、この時代を古墳時代と呼びます。

古墳時代の終わりごろになると古墳を造る階層が拡がり、特に大陸の墓制の影響を受けた横穴式石室を持つ古墳が全国で造られるようになりました。

桜土手古墳群もそのひとつで、二度にわたる発掘調査の結果、全部で35基の古墳が確認されました。1基の古墳から数体の人骨が発見されたものもあり家族墓として使われたようです。一緒に装身具・武器・土器なども出土しており、これらの出土品や、古墳の形態から7~8世紀に造られた古墳群であると考えられます。

博物館ニュース

はだの歴史博物館で開催するイベントなどをお知らせします。

コレクション

土器

弥生前期壺形土器(やよいぜんきつぼがたどき)

赤茶色のつぼ型で、底が丸く膨らみ、上部が細い円筒形の首になっており、口縁が少し開いて外に反り返り、表面には細かな水平線や波線などの文様が施され、ひび割れや補修の跡が見える土器の写真

【神奈川県指定重要文化財】

  • 平沢同明遺跡出土(ひらさわどうめいいせきしゅつど)
  • 弥生時代前期
  • 高さ47.5センチメートル 口径31センチメートル 胴最大径45センチメートル
  • 遠賀川系土器

須恵器(すえき)大甕(おおがめ)

大きな灰色の甕で、底が丸く大きく膨らんだ胴と短い首をもち、首の付け根付近に小さな穴があり、全体に修復の跡が見られる土器の写真
  • 桜土手古墳群(さくらどてこふんぐん)第1号墳出土
  • 古墳時代後期(7世紀後半)
  • 高さ86.5センチメートル 口径24.2センチメートル 胴最大径87.2センチメートル

土製品

ミミズク土偶(みみずくどぐう)

濃い灰色で茶色がかった部分がある、線で表した羽に囲まれた顔の中に、円形の目と口の装飾が施されたみみずく土偶の頭部の写真
  • 太岳院遺跡出土(たいがくいんいせきしゅつど)
  • 縄文時代後期末~晩期初頭
  • 頭部(縦10.1センチメートル,横9.7センチメートル,厚さ4.0センチメートル)のみの出土ですが、体部が残っていたら全長20~27センチメートルの大形ミミズク土偶と推定されます。

大刀

銀装圭頭大刀(ぎんそうけいとうたち)

数か所に銀色の装飾がされた細長い刀が木製の長方形の箱の中央のくぼみに収められ、その両端には小さな銀色の付属品がくぼみの中に配置されている、銀装圭頭大刀(ぎんそうけいとうたち)の写真

【秦野市指定重要文化財】

二子塚古墳出土(ふたごづかこふんしゅつど)

  • 古墳時代後期
  • 刀身長さ、約49.8センチメートル 刃長さ、約37.5センチメートル
出土した銀装圭頭大刀の写真の上に、銀製金具の装飾などが記載された大刀の模式図を掲載した画像

<上:模式図、下:写真>

柄部、鞘部(鞘口金具、鞘間金具、鞘尻)に銀製金具を使用。鞘口金具、鞘間金具には、「花唐草文」あるいは「唐草文」の文様が施されています。

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581
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