秦野名水
問い合わせ番号:15801-7748-7943 更新日:2021年4月1日
名水の里 秦野
丹沢山地と大磯(渋沢)丘陵に囲まれた秦野盆地は、神奈川県で唯一の盆地であり、その地下構造は地下水を貯めておく「天然の水がめ(地下水盆)」となっています。この天然の水がめには、約7億5千万トンの地下水が蓄えられており、この豊富な地下水が市内のいたるところで湧き出ています。
この秦野の地下水は、昭和60年に名水百選「秦野盆地湧水群」として選定され、また平成28年3月には、地下水をボトリングした「おいしい秦野の水~丹沢の雫~」が名水百選選抜総選挙おいしさが素晴しい名水部門で全国1位に輝いています。
名水百選「秦野盆地湧水群」認定書
全国1位に選ばれた「おいしい秦野の水」
秦野名水(はだのめいすい)とは
「秦野名水」とは、秦野市域に存在する地下水を水源とする水の呼称で、市民共有の財産として先人達から受け継いできた誇りと名水百選の地としての水の価値をわかりやすく表現したものです。水道水をはじめ、生活に密着した利活用が図られており、人々の郷土愛によって培われてきた名水です。
市内には湧水、井戸など様々な名水スポットがあります。
名水百選「秦野盆地湧水群(はだのぼんちゆうすいぐん)」とは
全国に多くの形態で存在する清澄な水について、その再発見に努め、広く国民に啓蒙普及を図るとともに、水質保全への認識を深め、併せて優良な水環境を積極的に保護すること等を目的として環境省が選定する「名水百選」は、昭和、平成合わせて全国に200選あります。
本市の「秦野盆地湧水群」は、「豊富で良質な湧水が多く、用水、水道が古くから発達し、条例、要綱等で保全に努めている」ことを根拠に選定されました。
地下水保全に関する取り組み
秦野市では、高度経済成長期に水需要が急激に増大したため地下水位の低下を招いてしまった歴史や、工場等が使用した化学物質によって地下水が汚染されてしまった歴史があります。これらの危機を市民、事業所、行政が一体となって地下水のかん養や汚染対策に取り組み、「秦野名水」を復活させました。このような経過から地下水を「市民共有の財産」とする共通認識が定着しました。
現在、秦野市地下水保全条例及び秦野市地下水総合保全管理計画に基づき、「健全で持続可能な水循環の創造」に向けて、「使う」・「守る」・「育てる」・「伝える」取り組みを行っています。
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このページに関する問い合わせ先
所属課室:環境産業部 環境共生課 秦野名水担当
電話番号:0463-82-9618