2010年度(平成22年度)事業の記録
問い合わせ番号:10010-0000-2195 登録日:2023年12月25日
ミュージアムさくら塾
展示館がオープンして、20周年が経ちました。
これを記念して、「桜土手古墳群」をテーマとした連続講座と秦野とつながりがある米倉氏などの歴史講座や20周年にちなんだ成人式の民俗講座を開催しました。
1時限目 後北条氏と相模中郡郡代大藤氏 開催
左の写真は講師の山口先生、右の写真は講義風景
中世に活躍した大藤氏の系譜や職務のお話をいただきました。
- 日時 平成22年7月10日午後1時30分から午後3時30分
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 山口博氏(小田原市教育委員会)
- 受講者 63人
2時限目 桜土手古墳群の前庭について 開催
左写真は講師の加部先生、右写真は講義風景
「20周年」企画の第1弾として、桜土手古墳群の前庭について、各地の事例を紹介するとともにその系譜や起源についてお話をいただきました。
- 日時 平成22年11月06日午後1時30分から午後3時30分
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 加部二生(かべにたか)氏(桐生市教育委員会)
- 受講者 54人
3時限目 桜土手古墳群の墳丘内石積について 開催
左写真は講師の土生田先生、右写真は講義風景
「20周年」企画の第2弾として、桜土手古墳群の墳丘内石積について各地の古墳の構築方法の事例紹介とともに桜土手古墳群1号墳にみられる墳丘内石積みの意味についてお話をいただきました。
- 日時 平成22年11月13日(土曜日) 午後1時30分から午後3時30分
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 土生田純之(はぶたよしゆき)氏(専修大学)
- 受講者 45人
4時限目 桜土手古墳群の地域的意義について 開催
左写真は講師の柏木先生、右写真は講義風景
「20周年」企画の第3弾として、桜土手古墳群の地域的意義について、第1弾、第2弾のお話である前庭や墳丘内石積のお話も混ぜつつお話をいただきました。
- 日時 平成22年11月20日(土曜日) 午後1時30分から午後3時30分
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 柏木善治氏(かながわ考古学財団)
- 受講者 45人
5時限目 秦野の民俗「一人前と年祝い」 開催
右写真は講師の小川先生、左写真は講義風景
「20周年」企画の第4弾として、20周年にちなんで「一人前と年祝い」をテーマに日本人の生死観と七五三などの年祝いの関係性のお話を混ぜつつ、一人前(成人)とは何かについてお話を頂きました。
- 日時 平成23年1月22日(土曜日) 午前10時から正午
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 小川直之氏(國學院大學)
- 受講者 43人
6時限目 米倉丹後守一族のルーツと大名としての活躍 開催
左写真は講師の久保田先生、右写真は講義風景
堀山下の蔵林寺に米倉一族のお墓があります。その米倉氏のルーツについて史料にもとづきながらお話をいただきました。また、講演に合わせ米倉氏の領内支配の様子がわかる条目の写などのミニ展示をおこないました。
- 日時 平成23年3月5日(土曜日) 午後1時30分から午後3時30分
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 久保田昌希氏(駒澤大学)
- 受講者 55人
ミュージアムさくら工房
こどもまが玉屋 開催
今年の職人衆とまが玉作りの様子
夏休み企画として、竹串と砂を使って石(印鑑に用いるパリン石)に穴をあけ、さらに砥石を使って、「まが玉」を作りました。
- 日時 平成22年8月4日(水曜日)から6日(金曜日) 午前10時から午後3時
- 対象 小学校4年生から中学生の職人志願者
- 場所 桜土手古墳展示館
- 参加者 あわせて41人
土の器屋 開催
土器作りと土器焼きの様子
遺跡から出土した縄文土器を参考に先史時代の土器を作ります。
日時
- 第1回成形 平成22年4月29日(木曜日) 午前10時から午後3時 受講者11人
焼成 平成22年5月30日(日曜日) 午前9時から午後4時 - 第2回成形 平成22年7月24日(土曜日) 午前10時から午後3時 受講者6人
焼成 平成22年8月28日(土曜日) 午前9時から午後4時 - 第3回成形 平成22年12月4日(土曜日) 午前9時30分から午後3時30分 受講者5人
焼成 平成22年1月15日(土曜日) 午前9時から午後4時
場所
桜土手古墳展示館
ミュージアム青空レクチャー 開催
いざ、青空の下へ!展示館の「外」の文化財や歴史を学んでみませんか?
仏像の見方
左写真は講義中の様子、右写真はお寺見学での様子
今年度の青空レクチャーは、秦野市内の「仏像」を巡りました。講師による仏像の見方などの講義と市内の寺院を歩きました。
- 日程 平成22年11月28日(日曜日)
- 講師 薄井和男氏(神奈川県立歴史博物館)
- 内容 東公民館に集合→講義→円通寺→金剛寺
- 参加者 27人
20周年記念パネル展 開催
パネル展の様子
桜土手古墳公園と展示館は、1990年11月3日にオープンし、今年で20周年を迎えます。
これを記念して、20年前の秦野の風景をふりかえる写真展を開催しました。展示館開園時の資料や写真パネル30点を展示しました。
- 期間 平成22年4月1日(木曜日)から11月28日(日曜日)
- 場所 桜土手古墳展示館ミュージアム一階展示室
2010春の特別展『遺跡から見るはだのの歴史2010』 開催
展示の様子
歴史を習い始めたばかりの小学生の皆さんを対象に教科書の内容に合わせ、市内の遺跡から出土した遺物を中心に展示しました。また、軽便鉄道のレール、戦時中の鉄兜(てつかぶと)など近現代の資料や宝永の大噴火(1707年)といわれる富士山の火山灰も展示しました。
- 期間 平成22年4月1日(水曜日)から6月27日(日曜日)
- 場所 桜土手古墳展示館ミュージアムプロムナード
2010秋の特別展『発掘された秦野の古墳』 開催
展示の様子
桜土手古墳展示館は今年20周年をむかえます。そこで、秦野の古墳時代を桜土手古墳群など市内の古墳をテーマに展示をおこないました。また、専修大学が調査をおこなった桜土手古墳群第13号墳の遺物も展示しました。平成22年6月中旬から1ヶ月間調査がおこなわれました二子塚古墳出土の銀装大刀なども展示しました。
- 期間 平成22年10月9日(土曜日)から平成22年12月5日(日曜日)
- 場所 桜土手古墳展示館ミュージアムプロムナード
- Web展示は「WEB再現 平成22年度桜土手古墳展示館特別展「発掘された秦野の古墳」」をご覧ください。
ミニ展示 『古文書にみる江戸時代の堀山下』 開催
6時限目のさくら塾に合わせ、平成21年度に堀山下にお住まいの方から寄贈を受けた近世文書13点のうち、米倉氏の領内支配の様子がわかる条目の写と現在の納税通知者あたる年貢割付状を展示しました。
- 期間 平成23年3月1日から3月15日
- 会場 桜土手古墳展示館内
指定文化財特別公開
今年度ポスター
11月第1週の「文化財保護強調週間」にあわせ、市内にある指定文化財の特別公開をおこないました。。
日時 平成22年10月31日(土曜日)から平成22年11月3日(水曜日)
木造五智如来坐像 |
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木造聖観音菩薩立像 |
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木造十王坐像 |
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木造二王立像 |
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木造阿弥陀如来坐像 |
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木造十一面観音菩薩立像 |
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木造薬師如来立像 |
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木造聖観音菩薩立像 |
東光寺の2体は12年に一度の寅年のみのご開帳です。
イベントへの参加
左写真はアフリカの風 in Hadanoでの販売様子、右写真は市民の日での販売様子
11月3日の市民の日に刊行物を販売しました。
プチ博物館in本町公民館 開催
展示風景
第63回「秦野たばこ祭」に合わせ、「たばこ資料展」を開催しました。
昨年度に引き続き、「たばこ資料展」を開催しました。たばこづくりの風景は遠い記憶となりつつありますが、秦野のたばこ耕作を担った人々の知恵と意欲、技術と努力があったからこそ、今の秦野の発展があるといえます。苦労の多かったたばこ耕作者の慰労という観点から出発したたばこ祭の意義を伝えたいと、たばこ祭りの時期に合わせ、たばこに関する品々を展示しました。
- 期間 平成22年9月14日から9月26日
- 会場 本町公民館1階展示コーナー
神奈川県指定史跡二子塚古墳発掘調査現地見学会 開催
左写真は7月3日の見学会、右写真は7月19日の見学会
左写真は遺物の展示風景、右写真は銀装大刀が出土した状況
6月中旬から7月中旬まで神奈川県指定史跡である二子塚古墳の発掘調査をおこない、6世紀頃の須恵器、勾玉、耳環が出土し、横穴式石室開口部の方向を確認しました。
また、県下でもめずらしい銀装圭頭大刀が出土しました。この大刀は秋の特別展で展示しました。
- 7月3日(土曜日) 見学者 約70人
- 7月19日(月曜日) 見学者 約300人
- 場所 神奈川県指定史跡二子塚古墳
刊行物の価格改定
11月1日から刊行物を値下げしました!
『秦野市史』や『秦野市の仏像』など一部を除く刊行物が20パーセントから80パーセント安くなりました。
この機会に秦野の歴史や文化にふれてみませんか。
詳しくは、刊行物情報 をご覧下さい。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581