2012年度(平成24年度)事業の案内
問い合わせ番号:10010-0000-2189 登録日:2023年12月25日
- 二子塚古墳出土銀装圭頭大刀講演会(ミュージアムさくら塾1限目)
- ミュージアムさくら塾 2限目/3限目/4限目/5限目/6限目
- ミュージアムさくら塾+α
- ミュージアムさくら塾 「まが玉屋」/「土の器屋」
- 春期特別展 「遺物・遺跡が語る!?秦野の歴史2012」
- 秋期特別展 「秦野の原像VII-太岳院遺跡-」
- 指定文化財特別公開
- プチ博物館in本町公民館
- 文化財防火デー
二子塚古墳出土銀装圭頭大刀講演会 開催
「輝く大刀(たち)の語るもの」
写真:左は銀装圭頭大刀出土状況、右は講師の苅谷俊介氏
平成22年(2010年)7月に県指定史跡二子塚古墳の石室から「銀装圭頭大刀(ぎんそうけいとうたち)」が出土し、新聞各紙でも採り上げられ、発掘現場説明会でも300人を越える参加があり、広く市民の注目を集めました。
このほど、大刀の保存処理が完了したのを機に、発掘調査の様子を振り返るとともに、新たな輝きを帯びてよみがえった「銀装圭頭大刀」の意義について、考古学者としての顔も持つ市内在住の俳優、苅谷俊介氏に語って頂きました。
- 日時 平成24年5月19日(土曜日) 午後1時から午後4時まで(12時開場)
- 会場 秦野市文化会館小ホール(参加無料)
- 参加者 270人
- 内容 第一部 「二子塚古墳の調査をふりかえる」 午後1時から午後2時15分まで
講師 秦野市教育委員会生涯学習課文化財班 学芸員
第二部 「輝く大刀からみた秦野の古代」 午後2時30分から午後4時まで
講師 苅谷俊介氏(俳優・日本考古学協会会員)
「銀装圭頭大刀」 実物展示
平成24年5月19日(土曜日)から平成24年6月3日(日曜日)にかけて、桜土手古墳展示館地下ミュージアムプロムナードにおいて展示しました。
ミュージアムさくら塾
桜土手古墳展示館では自信を持ってお勧めする専門家をお招きし、考古学・歴史・民俗・絵画など毎回異なるテーマについてお話し頂きます。
今年は、さくら塾のアンケート結果を参考に秦野地域の建築、彫刻、民俗についてお話を頂く予定です。また、秋の特別展にあわせた講演会も開催します。
2限目 秦野の近代化遺産 四ツ角周辺の町家1
- 日時 9月8日(土曜日)
- 参加者 37人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 小沢朝江氏(東海大学工学部建築学科)
3限目 平安時代の県西部の仏さま
- 日時 10月13日(土曜日) 午前10時~正午
- 参加者 44人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 薄井和男氏(神奈川県立歴史博物館館長)
- 受講料 100円
4限目 秦野の近代化遺産 四ツ角周辺の町家2
- 日時 10月27日(土曜日) 午前10時~正午
- 参加者 25人
- 会場 現地見学
- 講師 小沢朝江氏(東海大学工学部建築学科)
- 受講料 100円
5限目 太岳院遺跡と西相模地域の縄文時代
- 日時 11月10日(土曜日) 午前10時~正午
- 参加者 62人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 戸田哲也氏(玉川文化財研究所所長)
- 受講料 100円
6限目 道祖神の双体像と信仰
- 日時 平成25年1月19日(土曜日)
- 参加者 52人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 小川直之氏(國學院大學文学部日本文学科)
- 受講料 100円
ミュージアムさくら塾+α
秦野市の職員が秦野地域のあんなこと、こんなことについての研究成果をお話します。
第1回 「報徳の伝道者たち 安居院庄七・浅田勇次郎・草山貞胤」(仮題)
- 日時 平成25年2月23日(土曜日)
- 募集人数 70人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 生涯学習課職員
- 受講料 100円
- 詳細は後日お知らせします。
第2回 「市域に残る災害の痕跡 関東大震災90年にむけて」(仮題)
- 日時 平成25年3月23日(土曜日)
- 募集人数 70人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 生涯学習課職員
- 受講料 100円
- 詳細は後日お知らせします。
第3回 「新資料で読み解く曽屋水道 行政文書の解読から見えてきた実像」(仮題)
- 日時 平成25年3月30日(土曜日)
- 募集人数 70人
- 会場 桜土手古墳展示館映像室
- 講師 生涯学習課職員
- 受講料 100円
- 詳細は後日お知らせします。
ミュージアムさくら工房
こどもまが玉屋 親子まが玉屋 開催
夏休み企画として、竹串と砂を使って石(印鑑に用いるパリン石)に穴をあけ、さらに砥石を使って、「まが玉」を作りました。今年も好評につき、親子で体験できる「親子まが玉屋」を4日(土曜日)に開催しました。
- 日時(こどもまが玉屋) 8月2・3日(木曜日、金曜日) 午前10時から午後3時まで
- 日時(おとなまが玉屋) 8月4日(土曜日) 午前10時から午後3時まで
- 参加者 49人
- 場所 桜土手古墳展示館映像室
土の器屋 開催
遺跡から出土した縄文土器を参考に先史時代の土器を造りました。
土器作り 開催しました!
- 日時 4月28日(土曜日) 午前9時30分から午後3時まで
- 参加者 9人
- 場所 桜土手古墳展示館
- 焼成日時 5月23日(水曜日) 午前9時から(自由参加)
こども土の器屋 開催しました!
- 日時 7月27日(金曜日)
- 参加者 10人
- 場所 桜土手古墳展示館映像室
- 焼成日時 8月22日(水曜日) 午前9時から(自由参加)
春期特別展 「遺物・遺跡が語る!?秦野の歴史2012」 開催
小学生を対象に教科書の内容に沿って、秦野地域の旧石器時代から現代までの歴史を秦野市内の遺跡から出土した遺物や明治時代以降秦野を代表する産業であったタバコの葉や戦時中に使われていた鉄カブトなどを展示し解説しました。開催期間中の5月19(土曜日)から6月3日(日曜日)まで「銀装圭頭大刀」を展示しました。
- 期間 平成24年4月3日(火曜日)~6月24日(日曜日)
- 場所 桜土手古墳展示館ミュージアムプロムナード
- 入館無料
秋期特別展 「秦野の原像VII-太岳院遺跡-」
太岳院遺跡は、秦野駅南口近くの寺院、太岳院周辺に所在します。また、市内の遺跡の中でも古くから知られている旧石器時代、縄文時代、奈良・平安時代の遺跡で、特に縄文時代晩期の遺物を出土する県内でも数少ない遺跡です。平成4年(1992年)以降13回発掘調査が行われており、平成24年3月には『太岳院遺跡 2006-02地点』の発掘調査報告書が刊行されました。平成18年(2006年)に行われた調査では、縄文時代の中期から晩期までの竪穴住居跡の他、石でお墓を囲う配石墓とよばれる縄文時代後期のお墓などが発見され、縄文時代中期から晩期の土器、石器などが出土しました。中でも、縄文時代後期後半から晩期前半にみられるミミズク土偶の頭部が出土し、全長を推定すると神奈川県内では最大クラスの一つに含まれます。「秦野の原像7 」では、この太岳院遺跡2006-02地点から出土した遺物を展示しました。
- 期間 平成24年10月20日(土曜日)~12月2日(日曜日)
- 場所 桜土手古墳展示館ミュージアムプロムナード
市指定文化財特別公開
文化庁では、文化財に親しむことを目的として,毎年11月1日から7日までの1週間「文化財保護強調週間」が行われています。この週間に合わせ、11月1日(木曜日)から11月4日(日曜日)の4日間、市内の指定文化財等の特別公開を行いました。
プチ博物館「秦野たばこ資料展」
写真左:昨年度の様子、写真右:秦野葉の写生画(部分)
たばこづくりの風景は遠い記憶となりつつありますが、秦野のたばこ耕作を担った人々の知恵と意欲、技術と努力があったからこそ、現在の秦野の発展があるといえます。苦労の多かったたばこ耕作者の慰労という観点から出発したたばこ祭の意義を伝えたいと、たばこ祭りの時期に合わせ、本町公民館1階展示スペースで、「秦野たばこ資料展」を開催しました。
秦野の名古木出身であり、秦野のたばこ耕作技術向上に尽力した関野作次郎氏によって開発された「たばこ点播機(てんぱき)」などの耕作用具やたばこの葉や種、そして、たばこ葉を輸送するために生まれた「軽便鉄道」に関する資料の他に、今回は関野作次郎氏の孫にあたる方のご協力により、同氏が所蔵する関野作次郎氏作の秦野たばこを克明に写生した絵などを展示しました。
- 日時 平成24年9月22日(土曜日)、23日(日曜日) 午前9時から午後5時(本町公民館主催の「プチ博物館・秦野たばこの資料展」は、9月17~30日)
- 時間 午前9時から午後5時まで
- 場所 本町公民館1階展示スペース
文化財防火デー
昭和24年1月26日に現存する最古の木造建築物である法隆寺(奈良県)の金堂が炎上し、壁画が焼損したことを契機とし、毎年1月26日は文化財防火デーとされています。
秦野市においても毎年1月26日前後に文化財所有者及び関係者等の協力をいただき、防火訓練を実施しています。平成24年度は以下のとおり実施しました。
- 日時 平成25年1月25日(金曜日)
- 時間 午前10時~午前11時
- 場所 東光寺(南矢名366)
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581