山岳遭難が増加しています

山岳遭難の増加に伴い、怪我や死亡事故なども増加しています。

山岳遭難事故の発生状況や救助隊の活動などの最新情報はこちらで確認ください。

「山岳遭難増加! 詳しくは秦野警察署ホームページまで」の文字と、山並みが広がっている写真(秦野警察署のサイトへリンク)

丹沢登山の注意点 安全登山のために

「神奈川の屋根」ともいわれる丹沢は、初心者から上級者の方まで、登山の楽しさを味わうことができる山です。

また、都心からのアクセスも良いことから、多くの登山客が訪れる全国でも有数の登山スポットとなっています。

しかし、山には自然ならではの危険も多くあり、一歩間違えれば遭難する可能性があります。ご自身の体力、技量にあった登山計画を立て、地図やコンパス、照明器具などの登山に必要な装備を準備したうえで、なるべく単独での登山は避けてください。

丹沢遭難情報

令和5年1月から12月末まで、秦野警察署管内では事故、山岳遭難が40件報告されています。

最も大きな要因は転倒滑落等での受傷による歩行困難です。

主な山岳遭難事故発生場所

  • 大倉尾根:15件
  • 鍋割山:8件

事前に登山ルートの確認を必ず行ってください。もし「遭難してしまった」、「迷ってしまった」と思ったら、まずは警察へ救助要請を行いましょう。

また、迷ってしまった地点から先へは進まず、通ってきた道を戻り、目印となるものを探してください。当協議会では主要な登山道、沢に案内看板を設置しています。通報する際は、目印となるものや、看板に記載されている地名、番号を警察に伝えてください。

安全登山をするための準備

準備物

山に登るときの必需品は多くあります。必ず前日までに準備し、必要な道具がそろっているか確認しましょう。

  • 登山地図とコンパス
  • 飲み物、食料
  • 非常食
  • 懐中電灯、ヘッドランプ
  • 雨具
  • 救急セット
  • 防寒着
  • モバイルバッテリー

特に、飲み物や食料は山小屋が閉まっている場合もあるので必ず持っていきましょう。

また、山の日暮れは早いため、懐中電灯やヘッドランプも確実に装備して入山してください。

地図、コンパス、レインウェア、ヘッドランプなどの装備品が配置され、それぞれの役割や注意点が吹き出しで説明されている登山の必需品を紹介する写真

必要物の一例

水分

夏場はもちろん、気温が高くない日でも体から水分は奪われています。

また、水だけでは塩分に含まれるナトリウムが十分に摂取できません。水を飲むのであれば、塩分タブレットも一緒に補給しましょう。スポーツドリンクでも効果的です。

服装

一年を通じて登山を楽しむことができる丹沢は季節によって大きく気温が異なります。時期に応じて適切な服装で登山を楽しみましょう。

また、急な天候の変化で雨が降る可能性もありますので、ゴアテックス素材などの雨風をしのぎやすいジャケットがあると便利です。

登山者カードの提出を

山に登る際、登山計画書(登山者カード)は必ず提出しましょう。万が一、遭難してしまった場合、警察や捜索隊は提出された登山者カードの情報を基に捜索、救助を開始します。

当協議会では登山者カードの提出を呼びかける「登山者カードキャンペーン」を実施しています。登山者カードの提出場所は登山者カードポストが設置されている市内7か所となっています。

登山者カードがダウンロードできます:下記ファイルをご覧ください。

登山者カードポスト設置場所
秦野駅北口4番乗り場バス停 秦野市大秦町1-4
渋沢駅北口2番乗り場バス停 秦野市曲松1-1
大倉バス停付近(休憩室前) 秦野市堀山下1487
蓑毛バス停 秦野市蓑毛530
ヤビツ峠バス停付近(公衆トイレ前) 秦野市寺山字鷹採1728-2
滝沢園入口(市道52号線) 秦野市戸川1445
神奈川県立山岳スポーツセンター 秦野市戸川1392
駅前やバス停と思われる場所に設置された家型の木製箱で、前面の黄色い板に「登山者カード投入箱」と記され、中には用紙が備え付けられている写真

登山者カードポストの実物写真

登山計画書は、神奈川県警のホームページより提出ができます。登山計画を立てながら、電車やバスでの移動中など、スマートフォン・パソコンでの提出が可能です。ぜひご活用ください。

登山計画書の提出先

当協議会の目的

丹沢山地のうち、秦野市域における登山者の遭難防止及び救助対策の実施、救助活動の援助、登山者の安全を図ることを目的に、昭和34年に開設されました。

当協議会の活動

山岳救助合同訓練

警察、消防、山岳協会、民間救助隊合同で春と夏、年2回、合同訓練を実施しています。令和5年度の夏季合同訓練は新茅ノ沢で行いました。

水しぶきがあがる滝の横にある急な岩壁を、青いウェアと黄色いザックを身に着けた登山者がロープを使って登り、上部にはもう一人の姿が見える沢登りの訓練の写真

新茅ノ沢における沢登り訓練の様子

登山者遭難救助隊訓練

登山者遭難救助隊の技量確認、円滑なコミュニケーションを図るために年1回、訓練を実施しています。

険しい岩壁でヘルメットとハーネスを装着した青いウェアの人物がロープを使ってクライミング訓練をしている写真

モミソ岩におけるクライミング訓練の様子

安全登山の啓発

毎年11月3日文化の日に開催される「秦野市市民の日」において、安全登山の啓発を行っています。登山時の服装や、もしも遭難してしまった時の対応など、登山に関することについて情報の発信を行っています。

「秦野市丹沢遭難対策協議会」のテントで、青いユニフォームのスタッフが見守る中、リュックを背負った参加者たちが「全問正解者にはノベルティ」と掲示された「表丹沢クイズ」に参加しているイベントの様子の写真

秦野市市民の日の様子

地図読み・応急手当講習

隊員のスキル向上を図るため、地図読み・応急手当講習を実施しました。

「HADANO」のロゴが入った服を着た指導員が、床に座った参加者に足首への三角巾の巻き方を指導し、周囲でもペアで練習が行われている応急手当講習の様子の写真

山岳で想定される怪我の応急手当講習の様子

登山者カードキャンペーン

毎年4月~11月の第2、第4土曜日に大倉バス停前で登山者カード提出や安全登山の呼びかけを行っています。
令和5年度は、「110番の日」に合わせ、登山系YouTuberの「かほ」さんにキャンペーンで呼びかけを行っていただきました。

山岳救助隊などののぼり旗が立つ場所で、赤いウェアにリュック姿の登山者が、青いユニフォームを着たYouTuberのかほさんからクリップボードを受け取り、書類に記入しようとしている啓発活動の様子の写真

(登山者カードの提出を呼びかける「かほ」さん)

秦野市職員登山者遭難捜索隊 新たに7人が加入

2023年8月18日の「今週のハダノNews」で、スーツ姿の男性とヘルメットを持つ隊員7人が並ぶ「秦野市職員登山者遭難捜索隊任命式」を紹介し、過去最大の体制になったと伝えるテロップ入りの写真

さらなる遭難捜索体制の強化のため、市職員による捜索隊に新たに7人を任命しました。

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

環境産業部 観光振興課 観光振興担当
電話番号:0463-82-9648
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