暮らしの中から出る下水は、秦野市浄水管理センターで微生物の力を使用して処理しています。
その過程で生まれる汚泥を活用し、乾燥させて肥料を作り、地域資源の循環と有効活用に取り組んでいます。
平成30年1月16日には、汚泥肥料を農林水産省に普通肥料として登録しました(登録番号:生第104208号)。
汚泥は180℃で24時間以上かけて乾燥処理しており、有害物質の検査は年6回実施してます。農林水産省の基準を満たしている肥料です。
市内4箇所で無料配布していますので、この機会に農地や家庭菜園で使ってみませんか。
配布場所について
以下の写真のように袋に詰めたものを用意しています(1袋2kg程度)。
※持ち帰りの数に制限はありません。

1.JAはだの 農業支援センター 住所:平沢477
2.田原ふるさと公園 住所:東田原999
3.鶴巻中継ポンプ場 住所:鶴巻618
なお、浄水管理センター(上大槻190、電話番号0463-81-4111)でも配布しています。センター内で受け取る場合は、事前にご連絡下さい。
主成分について
| 成分 | 窒素 | りん酸 | 加里 | 石灰 |
| 含有量(%) | 4.8 | 1.9 | 0.1 | 1.2 |
・使い方:元肥の補完、休耕地の土づくりなど
・作物の例:ネギなどの露地野菜、芝、花壇、飼料用作物など
・成分:豚ぷん堆肥、油かすに近く、窒素やりんを含みます。
・カリウムの成分が少ないので別途補給が必要です。
安全性について
| 検査項目 | ひ素 | 水銀 | カドミウム | ニッケル | クロム | 鉛 |
|
結果(mg/kg-Ds) 令和8年5月7日採取 |
1.2 | 0.1未満 | 0.2 | 6.0 | 5.5 | 2.9 |
| 基準値(mg/kg-Ds)※ | 50 | 2 | 5 | 300 | 500 | 100 |
安全性にかかわる検査は、年6回実施し、全ての項目で基準値以下の結果です。
※肥料取締法(含有を許される有害成分の最大値)
使用上の注意点
・細かい粉状のため、風により飛散する場合があります(含水率20%程度)。
・即効性の肥料ではないので、作付けの2週間前~1か月半以上の余裕を持って施肥、 耕作してください(追肥には不向き)。
・地域・土地条件により施肥量を調整してください。
・過剰な施肥は、窒素過多の原因となる場合があります。使い始めは少量から利用してください。
1t以上使用する方について【市内限定】
1回に1t以上使用する方については、農地へ直接運搬が対応可能(無料)ですので事前に下水道施設課処理場担当(0463-81-4111)ご連絡下さい。
肥料成分の役割について
| 成分 | 主な役割 |
| 窒素 | 葉や茎を大きくする。葉の色を濃くする。 |
| りん酸 | 根の発達。花・実・種の形成を助ける |
| 加里 | 植物全体を丈夫にし、水分調整や病害、暑さなどへの耐性を助ける。 |
| 石灰 | 酸性の土壌を中和する。 |