秦野市では、渋沢丘陵周辺の魅力向上と地域活性化を図るため、厚木秦野道路(国道246号バイパス)を最大限に活用した土地利用の方向性や周辺道路網のあり方を整理した「渋沢丘陵周辺土地利用構想」を策定しました。

土地利用構想の概要

策定の背景・目的

厚木秦野道路(国道246号バイパス)の周辺に広がる渋沢丘陵は、豊かな自然環境を有するとともに、東名高速道路秦野中井インターチェンジ、新東名高速道路新秦野インターチェンジ、小田急小田原線秦野駅・渋沢駅に近く、交通利便性に優れた地域です。
一方、人口減少や少子高齢化の進行に伴い、耕作放棄地や未利用地の増加などが課題となっています。
今後、厚木秦野道路(国道246号バイパス)の全線開通や渋沢インターチェンジ(仮称)の設置により、新たな人の流れや産業の広がりが期待されることから、渋沢丘陵の豊かな自然環境の保全と持続的な地域発展の両立を図るため、「渋沢丘陵周辺土地利用構想」を策定しました。

対象エリア

厚木秦野道路(国道246号バイパス)の整備予定を踏まえ、厚木秦野道路(国道246号バイパス)周辺を含む渋沢丘陵周辺を対象エリアとします。

渋沢丘陵周辺土地利用構想の対象エリア

土地利用方針

地域の持続可能な発展に向けて、次の2つの土地利用方針を定めます。

方針1 インターチェンジの交通利便性を生かした産業振興

周辺環境との調和に配慮しつつ、インターチェンジ周辺の交通利便性を生かした産業振興を図り、新たな雇用の創出や地域経済の活性化につなげます。

方針2 豊かな地域資源の有効活用

自然環境や農地、観光資源、スポーツ拠点などを有機的に結び付け、周遊性や交流機会を高めることで、来訪者や関係人口の増加につなげます。
また、里地里山環境を生かし、都市と自然が調和した新しいライフスタイルを提案するなど、丘陵地ならではの魅力ある土地利用を図ります。

構想エリアにおける土地利用の考え方

構想エリアでは、「インターチェンジ周辺」と「緑地・農地」の2つの視点から土地利用を進めます。

インターチェンジ周辺

3つのインターチェンジ周辺を、秦野中井インターチェンジ周辺の「東部エリア」、渋沢インターチェンジ(仮称)周辺の「中部エリア」、秦野西インターチェンジ(仮称)周辺の「西部エリア」に区分し、それぞれの特性に応じた土地利用を図ります。

  • 東部エリア(秦野中井インターチェンジ周辺)
    周辺の住環境と調和したにぎわいの玄関口
    みどりと共存した良好な住環境と利便性を確保しつつ、インターチェンジ周辺や幹線道路沿道の立地特性を生かした産業振興や学びと交流などを通じたにぎわいの玄関口を形成します。
  • 中部エリア(渋沢インターチェンジ(仮称)周辺)
    Well-beingなウェルネス空間の創出

    豊かな自然の恵みを感じられる環境の中で、スポーツを通じた「アクティビティ」と豊かな自然環境に触れる「癒し(ヒーリング)」を融合させ、訪れる人々の心身を癒し、幸福度を高めるWell-beingなウェルネス空間を創出します。
    あわせて、インターチェンジ予定地周辺においては、将来、交通アクセス性が高まることを見据え、地域活性化につながる土地利用を段階的に検討します。
  • 西部エリア(秦野西インターチェンジ(仮称)周辺)
    里地・里山で人々がつながる交流環境の創出
    交通アクセスの優位性と地域ならではの里地・里山を生かし、「人と人との交流」、「スローライフ」をテーマとした交流環境を創出するとともに、幹線道路の沿道を中心に来訪者の利便性向上に資する土地利用の誘導を図ります。

緑地・農地

森林や農地については、維持・保全を基本としつつ、グリーンインフラや温室効果ガスの吸収源としての機能など、多面的な価値を最大限に活用します。また、地域農業の振興や担い手の確保・育成を通じて、農地の有効活用を図るとともに、里地里山環境を地域資源として生かし、自然や農に触れる体験などを通じて交流の機会を創出します。

 

地域活性化につながる広域道路ネットワーク

厚木秦野道路(国道246号バイパス)と3か所のインターチェンジ(秦野中井、秦野西(仮称)、渋沢(仮称))を中心にインターチェンジへのアクセス強化、幹線道路網の充実、地域間連携など、利便性の向上につながる広域道路ネットワークの形成を目指します。

今後のスケジュール

今後、土地利用構想に基づく取組を着実に推進するため、庁内横断的な推進体制を構築し、PDCAサイクルに基づく進行管理を行うとともに、中井町、大井町、松田町と本市で構成する「一市三町広域行政推進協議会」とも連携しながら、渋沢丘陵の豊かな自然と調和した持続可能な地域づくりを進めます。

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この記事に関するお問い合わせ先

政策部 総合政策課 総合政策担当
電話番号:0463-82-5101
ファクス番号:0463-84-5235
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