環境省「自然共生サイト」に認定
葛葉緑地は2023年10月、環境省の自然共生サイト(民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域)に認定されました。長年にわたり、くずはの家を拠点に取り組んできた環境保全活動や調査研究、ボランティア活動などが実を結び、生物多様性の保全に貢献する自然サイトとして評価されました。
葛葉緑地
葛葉緑地は大地を深く刻み、谷との高低差は30メートルにも及びます。それによって作られた急峻な斜面は、豊かな樹林におおわれ、市街地における貴重な緑地帯を形成しています。
1987年(昭和62年)3月、峡谷と周辺の森一帯約17ヘクタールがかながわのナショナル・トラスト第1号に指定されました。秦野市ではこの貴重な緑地の保全を積極的にすすめています。
かながわナショナル・トラストとは、市街地とその周辺の緑をできるだけ多く次世代に引き継ぐために、県民、企業、行政が一体となってすすめる県民運動のことで、推進母体は公益財団法人かながわトラストみどり財団です。
葛葉川ふるさと峡谷
葛葉峡谷は、約4~5万年前の地殻変動で隆起した地面を葛葉川が削り、蛇行しながら流れて形づくられました。古くから風光明媚な場所として知られていた葛葉峡谷は、秦野市のアメニティタウン計画のシンボル事業の一つと位置付けられ、「葛葉川ふるさと峡谷」として保全・整備されてきました。
蛇行する葛葉川の浸食による峡谷と、多様な動植物を育む緑地を保全し、将来にわたって守っていこうと、多くの研究者、愛好者、ボランティアが関わっています。
葛葉峡谷に露出する露頭を見学する小学生
葛葉緑地で見られる主な動植物・岩石
植物
| 春 | 夏 | 秋 |
|---|---|---|
|
|
|
野鳥
- ウグイス
- イカル
- メジロ
- シジュウカラ
- ヤマガラ
- エナガ
- コゲラ
- カワラヒワ
- セグロセキレイ
- ハクセキレイ
- カワセミ
- キセキレイ
- モズ
- トビ
- アオジ
- シメ
- ジョウビタキ
- カシラダカ
- ツグミ
- コジュケイ
昆虫
- キタテハ
- ウラギンシジミ
- キチョウ
- アオスジアゲハ
- ジャコウアゲハ
- アサギマダラ
- ウスバキトンボ
- ミヤマアカネ
- オニヤンマ
- ホシホウジャク
- カブトムシ
- ノコギリクワガタ
- オオカマキリ
- ゲンジボタル
水辺の生き物
- カジカガエル
- ツチガエル
- アマガエル
- アブラハヤ
- ウグイ
- サワガニ
- シマドジョウ
岩石
- 細粒ぎょうかい岩
- 粗粒ぎょうかい岩
- 火山れきぎょうかい岩
- 火山角れき岩
- ぎょうかい角れき岩
- 軽石ぎょうかい岩
- 石英せん緑岩
- 安山岩