宮永岳彦 粋 気 息(2026年6月13日から2026年12月6日)

宮永岳彦(1919~1987)を語るうえで「粋」という言葉は欠かせません。粋な絵、洒脱(しゃだつ)な風貌、そして生き方までも。そこで「粋」をキーワードに、「意気」、「息」の3つの視点から、作品に込められた宮永の感性、意気込み、息遣いを探ります。宮永は純粋絵画のほか、商業デザインなど幅広い画風を持つ多彩な表現者でした。普遍的で明確に描かれた作品は、今も輝きを放ち、見る人を魅了しています。激動の昭和を生き抜き、社会を鋭く見つめ、励んだ創作活動は、挑戦と探求で独自の画風の確立へと結実し、華麗に時代を彩りました。

本展では、油彩画やポスターをはじめ、一部初公開となる習作や下絵を展示し、完成までの制作過程や心情など、希有な才能から生み出される作品の原点をご堪能いただきます。その筆致から、一本の線にこだわり、真摯(しんし)に画道と向き合った宮永の心に秘めた想いを感じてください。

そして、“いき”という言葉から派生した宮永の軌跡をたどることで、昭和101年を迎えた今こそ、宮永芸術の再認識と次世代への継承がなされることを願います。

宮永岳彦 粋 意気 息チラシ(PDFファイル:1.9MB)

会期

常設展示室 2026年6月13日(土曜日)から2026年12月6日(日曜日)まで

注:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月28日~1月2日まで)は休館。