重複・多剤服薬や頻回受診を見直しましょう
問い合わせ番号:17481-5462-2707 登録日:2025年5月28日
重複服用とは
同じ症状について複数の医療機関を受診し、同じ効能の薬剤を処方され、それを服用することです。
ただし最初の病院で紹介状等をもらい、別の病院を受診するなど、両病院で治療状況が把握できている場合は除きます。
多剤服用とは
複数の薬剤を同時に服用することです。
頻回受診とは
短期間の間に同じ症状で同じ医療機関を受診する回数が過度に多いことです。
ただし、医師が必要と認め、指示した場合は除きます。
重複・多剤服用や頻回受診の問題点
身体面の負担
同じような処置や服薬などを繰り返すことで、体への負担や副作用が大きくなり、より病状が悪化してしまうおそれがあります。
医療費の負担
同じような処置に対して何度も医療費を支払うことになるうえ、受診のたびに初診料、再診料を支払うことになるため医療費の負担が大きくなります。
また、医療費が増大すると、それをまかなう保険税の引き上げにもつながります。
重複・多剤服用や頻回受診の防止方法
かかりつけ医・かかりつけ薬局をもちましょう
日ごろから自分のからだやこころについて相談できる医療機関・主治医を決めておきましょう。
同じ医療機関を受診することで、不調があったときに詳しく相談することができ、また必要に応じて専門医を紹介してもらうこともできます。
お薬手帳を活用しましょう
お薬手帳は、どの医療機関・調剤薬局でも同じ手帳が使えます。
複数冊持っている方は一冊にまとめましょう。
受診や調剤の際に、今飲んでいる薬との飲み合わせを確認してもらえます。
普段使用している市販薬について記入しておくと、市販薬と処方薬の飲み合わせもチェックしてもらえます。
重複・多剤服用や頻回受診をしている方には指導を行うことがあります
重複受診・頻回受診をしていると思われる方に対して、秦野市から委託を受けた事業者から適切な受診をお願いする文書をお送りします。
また、文書をお送りした方を対象に、薬剤師から訪問や電話により、現在の服薬状況や受診状況等を確認させていただき、必要に応じて通院や服薬管理等の情報提供やアドバイスをさせていただく場合があります。
ご自身の健康管理について見直す機会として、ご活用ください。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:福祉部 国保年金課 国民健康保険担当
電話番号:0463-82-9613