宮永岳彦 何者? 2024年5月18日から12月1日
問い合わせ番号:17145-5724-4980 登録日:2024年5月7日
宮永岳彦という画家を知っていますか?油彩画、特に豪華絢爛な美人画が有名ですが、商業デザインや挿絵、風景画、水墨画と多彩に活躍したことはあまり知られていません。
誰しも目にし、使用していた商品の中に宮永のデザインしたものが多数あります。なかでもぺんてるクレヨンのパッケージにある男の子と女の子、初代ロマンスカーのカラーデザインは、どちらも昭和から令和に至る現在まであらゆる世代に親しまれています。
本展では「現代人はいくつものチャンネルを持つべきである」という信念のもと、それを体現した宮永の様々なジャンルの作品をご紹介するとともに、その人物像に迫ります。
宮永は多面的な表現者として稀有な才能と画家としていくつもの顔を持っていました。器用貧乏と揶揄されながらも生み出された作品は、それぞれの時代や大衆の欲望を明確に表現し、時代を超越して今もなお輝きを放っています。
大きく展開する画風の変遷を経て、代名詞となる美人画へ昇華される軌跡を存分にご覧いただき、「宮永岳彦 何者?」の答えを見つけてください。
会期
常設展示室 令和6年5月18日(土曜日)から令和6年12月1日(日曜日)まで
注:月曜日(祝日の場合は翌日)は休館。
展示作品一例
ヘチマくん(1957年)
家の光(制作年不明)
20世紀(制作年不明)
週刊漫画TIMES(制作年不明)
箱根(1960年)
秦野市第18回丹沢まつりポスター(1974年)
韻〈ボッティチェルリ〉「ヴィーナス誕生」想(1983年)
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