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宮永岳彦 優美な世界 デッサンから油彩画まで 2023年10月14日から2024年5月12日

問い合わせ番号:16987-1760-9425 更新日:2023年11月2日

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 宮永岳彦は、若い時から商業美術の挿絵・表紙画・ポスター・童画等と油彩画を並行して制作し、とりわけ油彩画では独自の宮永スタイルを確立し成功を収めました。今展は、クロッキー(速描き)やデッサンから古典絵画まで美を追求した油彩画の軌跡をたどります。

 クロッキーやデッサンは本画を描くための基礎訓練ですが、宮永の習作はすでに作品として完成されています。一本の線にこだわり続けた宮永は、たくさんの習作を残しました。これらを見ると当時の息遣いが聞こえてくるようです。また油彩画は、二紀展に毎年発表し鑑賞者を引きつけ好評を得ました。

 作品の鑑賞のしかたは人それぞれです。日常を離れて何かを感じ、ひとときでも心を癒していただければ幸いです。

 「美しいものをより美しく素直にわかりやすく表現すること」を信条に生涯をかけた表現力豊かな作品。あくなき探求心で自分の理想とする女性像を追求し続けた宮永岳彦の世界観をお楽しみください。 

宮永辰夫

 今回、初めての試みとして、宮永岳彦画伯の弟子であり、宮永家を継いだ宮永辰夫氏に展示を監修していただきました。辰夫氏は、1973年に宮永岳彦画伯の内弟子となり、画伯が亡くなるまでの15年間を東京都新宿区にある宮永のアトリエで過ごしました。現在、二紀会委員及び日本美術家連盟会員であり、画家(雅号・滝辰夫)として活躍されています。

会期

常設展示室 令和5年10月14日(土曜日)から令和6年5月12日(日曜日)まで

注:月曜日(祝日の場合は翌日)は休館。

展示作品一例

初夏の装い
初夏の装い(1951年)

花売り娘
花売り娘(1953年)

裸婦
裸婦(1955年)

茅ヶ崎風景
茅ヶ崎風景(1957年)

ユーゴスラビア
YUGOSLAVIA 宴(1972年)

ROKUMEIKAN
ROKUMEIKAN 鳳(1975年)

翔
翔〈ボッティチェルリ「プリマヴェラ」想〉(1982年)

賛
讃(絶筆)(1987年)

座る女性

人物クロッキー(制作年不明)

着彩スケッチ(布を頭に巻く女性)

着彩スケッチ(制作年不明)

チラシ表(PDF/755KB)

チラシ裏(PDF/1MB)

このページに関する問い合わせ先

所属課室:文化スポーツ部 文化振興課 文化振興担当
電話番号:0463-86-6309

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