過去の記録【平成17年度】
問い合わせ番号:16874-0148-4808 登録日:2023年7月5日
ホルンとトロンボーンの響き
日にち:平成18年3月5日(日曜日)
15回目を迎えたコンサートは金管楽器が初登場。3月5日(日曜日)、ホルンを専攻する学生らのグループ「アンサンブル・きり」とトロンボーンアンサンブル「デェア・ポザウネン・コア」が演歌からクラシックまでの17曲を熱演しました。
会場に詰め掛けた160人の観客は、柔らかく表情豊かな音色と、美しいハーモニーに魅せられていました。演奏途中では愉快なトークによる楽器と曲目紹介も行われ、まさに「春を呼ぶ午後の饗演」を楽しみました。
出演
「アンサンブル きり」
桐朋学園大学でホルンを専攻する学生と研究生8人がこのコンサートために結成
メンバー
安部磨理子(研究科1年)、小澤友希(カレッジ・ディプロマコース3年)
木下宏美(大学2年)、木村俊介(大学2年)、小林正典(大学1年)、坂本 愛(研究科1年)
新保理絵子(大学2年)、花岡千春(大学3年)
「Der Posaunen Chor 横濱」
横浜に縁のあるアマチュアオーケストラのメンバーを中心に1998年に結成した大編成トロンボーンアンサンブル。年1回の演奏会では、4重奏からメンバー全員による12重奏までの編成で、クラシックやポピュラー、ジャズなど様々なジャンルに挑戦しています。
メンバー
- 坂口 憲 (JAPAN・FRIENDSHIP・PHILHARMONIC所属)
- 金成大輔(藤沢市民交響楽団所属)
- 佐久間真一(PHILHARMONIA・AETERNA所属)
- 清原由備(JAPAN・FRIENDSHIP・PHILHARMONIC所属)
プログラム
第1部
- 8本のホルンのための組曲より第3曲
- G線上のアリア
- 愛の挨拶
- サウンド・オブ・ミュージックメドレー
- ジェリコの戦い
- 聖者の行進
- カラーコントラスト
第2部
- ラデッキー行進曲
- 3つのエクアーリ
- クラリネットをこわしちゃった
- 組曲でんでん虫
- 歌劇「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ
- サザエさん
- 函館の女
- 心のこり
- バレエ「くるみ割り人形」より花のワルツ
オカリーナのクリスマス
日にち:平成17年12月18日(日曜日)
12月18日(日曜日)、オカリーナグループ「オリーブ」と「イカロス」によるクリスマスコンサートを行いました。
会場の壁面には、前日まで開催していた「秦野市展特別展」の絵画、写真、書道の力作を展示したままで、クラッシックからクリスマスソングまでの24曲を素朴で柔らかな音色で熱演。途中、楽器の歴史や種類などオカリーナの豆知識も披露、最後には集まった観客140人と「きよしこの夜」を大合唱し、ひと足早いクリスマスを楽しみました。
出演
オリーブ
平成9年オカリーナに出会う。その素朴な音色に魅せられ、平成12年にアンサンブルグループ「ブーケ」を結成、その後「オリーブ」に改名。杉山雅彦・本城泰浩両氏の指導を受ける。3人で7種類のオカリーナを持ち替えながら演奏を行う。伴奏にキーボード、時にはギターやパーカッションも加え、生の音楽をより身近に感じてほしいとの思いで、子どもから大人まで楽しめる童謡、ポピュラー、クラシックなど様々なジャンルの曲にチャレンジしている。
ピアノ伴奏 岩田 夏美
昭和音楽大学短期大学ピアノ科、同ピアノ専攻科を卒業。秦野市新人演奏会や様々なピアノコンクール、コンサートに出演。4年前から「オリーブ」の伴奏を務める。ピアノ教室を主宰する傍ら、ピアノデュオなどの音楽活動も行っている。
イカロス 波多野杜邦 北爪 恒彦 池畑秀一郎 諸岡 丈幸
3連管オカリーナ「イカロス」の実用化に成功した波多野杜邦を中心に20年前からグループを組む。各種オカリーナを製作し、演奏はクラシック、フォルクローレ、ジャズ、民謡からオリジナル曲まで多岐にわたる。
プログラム
第1部
- 春・第1楽章「四季」より
- ロンドンデリーの歌
- 茶色の小瓶
- 追憶
- モーツァルトメドレー
- マイメモリー(冬のソナタより)
- まんが日本昔ばなし
- アヴェ・マリア
- 明日の風
- アーメージングレイス
- オリーブの首飾り
- 見上げてごらん夜の星を
第2部
- ハンガリー舞曲No.5
- ロマンス1
- ロマンス2
- 霜のあした
- アヴェ・マリア
- そりすべり
- ああベツレヘム
- ジングルベル
- エル・クンバンチェロ
- 修道院のキャロル
- ハレルヤ
- きよしこの夜
~ 秋風に吹かれて ~ 坂口千栄ソプラノリサイタル
日にち:平成17年10月30日(日曜日)
13回目を迎える今回は、10月30日(日曜日)にソプラノ歌手で宗教曲のソリストとしても活躍する坂口千栄さんを招いて開催しました。「瞬きの詩人」と呼ばれた故水野源三の詩による讃美歌曲をはじめ、秋にちなんだ日本歌曲を歌い上げました。100人余りの観客は、坂口さんの歌の心を紡ぎだす優しい歌声に魅せられていました。
出演者
坂口 千栄(ソプラノ) 東京都小金井市在住
大阪音楽大学及び同大学院オペラ研究科修了。在学中なにわ芸術祭新人奨励賞を受賞。オペラ「フィガロの結婚」でデビュー以来、オペラ歌手として、「メサイア」など宗教曲のソリストとしても活躍。定期的にリサイタルを開催。CD「心のそばに」「こんな美しい朝に」をリリース。
坂根 彩音(ピアノ) 秦野市南が丘在住
洗足学園大学音楽部ピアノ科・同大学専攻科卒業。東京バプテスト神学校教会音楽マスターコース卒業。現在、ふじみキリスト教会ピアニスト。
プログラム
第1部
こんな美しい朝に(全11曲)
第2部
- 八木重吉による五つの歌
- 赤とんぼ
- 見上げてごらん夜の星を
- むこうむこう
- 初恋
- 落葉松
~イタリアの星空、日本のそよ風を歌う~ 加藤雅彦テノール&フレンズ
日にち:平成17年8月28日(日曜日)
出演者
加藤 雅彦(テノール)秦野市在住
新潟大学法文学部法学科卒業。在学中、うたごえの店「灯」で歌や司会で活躍。日本専売公社(現日本たばこ産業株式会社)入社、現在本社社会貢献室に勤務。1992年秦野混声合唱団に入団、村上寛樹氏の指導を仰ぐ。声楽を市川和彦、村林徹也の各氏に師事。現在、秦野混声合唱団団長、秦野市音楽協会副会長、秦野合唱連盟副理事長。
福山 信子(ソプラノ)秦野市在住
昭和音楽大学声楽学科卒業。声楽を内田忠行、早瀬一洋の各氏に師事。各種コンサートやサロンコンサートに意欲的に参加、好評を博している。カワイ音楽教室講師。
高橋 瑞江(ピアノ)秦野市在住
桐朋学園大学音楽部演奏学科卒業。フランクフルト国立音楽大学大学院にてディプロムを取得。ピアノを府川京子、相内知子、梅村祐子、原田英代、紅林こずえ、レフ・ナトチェニーの各氏に、室内楽をライナー・ホフマン氏に、二重奏を小西理枝、二宮和子の各氏に師事。マスターコースにてユーリ・スレサレフ氏に師事。秦野市楽友協会会員。
星野 満美(フルート)東京都在住
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。在学中、ぐんま新人演奏会オーディションに合格。フルートを田島裕子、長谷川博、中野富雄の各氏に師事。後進指導にあたるほかソロ・室内楽等を中心に活動を行っている。
プログラム
第1部
- マリウ愛の言葉を
- 薔薇
- マッティナータ
- 禁じられた音楽
- ソナタニ長調L.12
- ソナタニ短調L.366
- ソナタ ト短調 L.486
- 翼
- 小さな空
- オペラ『コシ・ファン・トゥッテ』より女も十五になったら
- オペラ『メリー・ウィドゥ』より愛のワルツ
第2部
- シチリアーノ
- 宵待草
- 浜辺の歌
- 秦野麦打ち唄
- 歌曲集『沙羅』より丹沢
- 丹沢讃歌
- 山小舎の灯
- 長崎の鐘
- カタリ・カタリ
- とても君を愛している
- オペラ『愛の妙薬』より人知れぬ涙
~摩訶不思議な春の出来事~ 語り芝居とアルパ・ケーナの調べ
日にち:平成17年4月10日(日曜日)
桜満開の4月10日(日曜日)、言葉と表情で一人何役も演じる「語り芝居」と、中南米の民族楽器アルパ・ケーナとの不思議なコラボレーションを開催しました。
90人余りの観客は、語りと芝居が一体となって独自の世界を創り出す表現方法と、珍しい楽器が奏でる優美な音色に魅せられていました。
プログラム
第1部 語り芝居
出演の「語り座・夢幻」は、2年前に「言葉」の魅力を舞台化しようと主婦らで結成。創作人形師の下園 功氏が指導にあたっています。
「半日村」(演者:相原紀子)
1日のうち半日しか陽が当たらない半日村。その貧しい村に陽をあてようとして、村の後ろにある高い山を削る少年の一平・・・・。絵本「半日村」(齊藤隆介作・滝平二郎絵)の世界を演じました。
創作話「お七」(演者:冨田有美)
歌舞伎の舞台でお馴染みの八百屋お七と吉三郎の悲恋物語を、演者自身が創作し、自ら演じました。
創作民話「うかれ甚六」(演者:黒田隆子)
下園氏が書き下ろしの秦野創作民話「うかれ甚六」。秦野人形劇の中心的な演者が渾身の力を込めて語りました。
第2部 アルパとケーナの演奏
「アルパ」と呼ばれる小型ハープは中南米の民族楽器。16世紀にスペイン人と共にメキシコに渡ったこの楽器は、魅力的な音色でたちまちラテンアメリカ諸国に広まりました。それぞれの国や民族の文化に根ざし、独自の奏法が工夫されていますが、とくにパラグアイのアルパは、きらびやかな音色と優美な形を持つことで有名です。
ケーナは、葦や竹で作られたインカ時代の音楽を代表する楽器(縦笛)で、インカの精神世界を反映するものといえます。「ケーナ」という言葉は、インカ時代の公用語のケチュア語で、ふたつの音からできています。楽器から出る音を真似た「que(け)」、「najj(な)」は、音を出すときの動作を表します。
- ロンドンデリーの歌
- 瀬戸の花嫁
- 涙そうそう
- コンドルは飛んでいく
- コーヒールンバ
- 川の流れのように
- さくら さくら
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