緑水庵・蓑毛自然観察の森活用指針
問い合わせ番号:16867-9324-8086 更新日:2022年9月1日
活用指針の目的
蓑毛地区は、表丹沢の東側にあり、ヤビツ峠に通じる県道70号線(秦野清川線)沿いに位置し、付近には、丹沢大山国定公園が広がり、蓑毛大日堂や蓑毛不動堂などの国登録有形文化財(建造物)などがあります。
緑水庵は、昭和5年(1930年)に葉たばこ栽培を営んでいた芦川氏の主屋として今泉地区に建築され、平成3年(1991年)に、現在の場所(蓑毛自然観察の森)の一角に移築されました。
現在は、地元自治会を中心に組織された緑水庵管理運営委員会が管理しており、葉たばこ栽培を伝える学習施設や地域のイベント等の拠点として主に活用されています。
令和2年(2020年)4月には、葉たばこ栽培に関わる遺構として、また昭和初期の農家建築を知るうえで重要な建築物と認められ、国登録有形文化財(建造物)に登録されるとともに、「表丹沢魅力づくり構想(同年9月策定)」において、地域活動拠点施設※1として位置付けられました。
そのため、地域活動の活性化や地域住民と来訪者の交流の拠点として、賑わいを創出し、地域の持つ魅力を発信することが期待されています。
こうした背景のもと、本活用指針策定の目的は、築後約90年、移築後約30年(令和3年時点)を経過した緑水庵について、施設の老朽化や管理運営などにおける課題を把握するとともに、蓑毛自然観察の森とあわせて、今後の地域活動拠点としての活用の展開を図り、地域住民や来訪者で賑わう施設となるための活用の指針を策定したものです。
※1「地域活動拠点施設」
地域の人材や地場産品の活用により、地域活動を活性化させ、魅力を発信し、地域と来訪者の交流を創出することで、地域への愛着や誇りの形成につなげていくとともに、魅力的なスローライフを発信できる拠点。(表丹沢魅力づくり構想から抜粋)
緑水庵・蓑毛自然観察の森活用指針
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