保育所等における不適切な保育の相談
問い合わせ番号:16704-8773-1342 更新日:2023年6月1日
本市では、保育所等における不適切な保育に関する相談を受け付けています。
目的
市内の保育所等における不適切な保育の実態を把握し、施設に対する適切な改善指導を行うとともに、不適切な保育を受けたこどもや保護者からの相談などに対応し、安全で安心できる保育の提供につなげます。
不適切な保育とは
(「虐待等」と「虐待等と疑われる事案(不適切な保育)」の概念
虐待の行為類型については、次のとおりに分類されます。
1. 身体的虐待 |
保育所等に通うこどもの身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。 |
2. 性的虐待 |
保育所等に通うこどもにわいせつな行為をすること、又は保育所等に通うこどもをしてわいせつな行為をさせること。 |
3. ネグレクト |
保育所等に通うこどもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、当該保育所等に通う他のこどもによる1、2又は4までに掲げる行為の放置その他の保育所等の職員としての業務を著しく怠ること。 |
4. 心理的虐待 |
保育所等に通うこどもに対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の保育所等に通うこどもに著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。 |
※このほか、こどもの心身に有害な影響を与える行為を含め、虐待等と定義する。
引用:保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン(こども家庭庁HP)より
相談者の範囲
- 保育所等で勤務している又は勤務していた職員
- 保育所等の在園児の保護者
- その他、近隣住民や関係者
相談方法
次のリンクより、相談内容を入力してください。
保育所等における保育士による不適切な保育については、保育こども園課において、保護者等からの電話や相談フォームなどにより、受け付けを行います。(保護者等から寄せられた情報につきましては、個人情報保護に関する法令に基づき適正に管理してまいります。)
市の対応について
- 相談内容は、丁寧に状況等を聞き取り、必要に応じて保育所等に対し確認を行います。
- 保育所等は、不適切な保育があった際は、状況を正確に把握し、速やかに市町村や都道府県に情報提供や相談を行い、その後の対応について協議することとなっています。そのため、保育所等から相談があった際は、神奈川県と連携を図り、対応方針の協議及び初動対応等について決定します。
※初動対応のための緊急性の判断について(緊急性が高いと判断する場合)
保育所等に対し、事実確認を行うとともに、不適切な保育に該当するかどうかを判断します。緊急性の高い場合や保育所等による再発防止を担保できるレベルに満たない場合は、臨時指導監査等を行います。 - 保育所等に対し、再発防止策などの提出を求めます。
- 保育所等は、より良い保育を実施するためには、不適切な保育が生じないための環境を整備し、保護者等との信頼関係の構築を行うことが重要となります。不適切な保育が生じた際は、その経緯や今後の再発防止策等について、当該保育所等を利用するこどもの保護者に対する周知等を行うなど、保育所等と保護者の信頼関係の再構築をしていくための取組みをすすめるよう、助言や指導を行います。
- 施設からの再発防止策の実施報告を確認するとともに、必要に応じて指導を継続します。
保育所等における不適切な保育の未然防止に向けた市の取り組み
本市では、令和4年度に全ての保育所等を対象とした「不適切な保育の未然防止に繋げるための懇話会」等を開催しました。今後も、全ての保育所等を対象として研修等を定期的に開催し、保育所等の質の向上に取り組んでまいります。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:こども健康部 保育こども園課 認定・入所担当
電話番号:0463-82-9606