金剛寺木造阿弥陀三尊立像
問い合わせ番号:16624-3935-6690 登録日:2022年11月30日
市指定の重要文化財
- 金剛寺(こんごうじ)
- 木造阿弥陀三尊立像(もくぞうあみださんぞんりゅうぞう)
- 令和4年8月19日指定
特別公開
指定後初めて、三尊そろって公開されます。11月27日に放送された「鎌倉殿の13人紀行」にも登場しました。近くには源実朝公御首塚もございます。ぜひこの機会に貴重な文化財をご覧ください。
- 公開日:令和4年12月3日(土曜日)・4日(日曜日)
- 時間:午前9時から午後3時まで
- 場所:金剛寺阿弥陀堂(秦野市東田原1115 ※金剛寺の所在地は秦野市東田原1116)
- 問合せ先:秦野市生涯学習課文化財・市史担当(0463-87-9581)
駐車場に限りがございますので公共交通機関での来場に御協力をお願いいたします。
概要
- 中尊 木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)(写真中央)
像高83.5センチメートル 寄木造
推定製作年代:室町時代後期から江戸時代初頭
- 脇侍 木造勢至菩薩立像(もくぞうせいしぼさつりゅうぞう)(写真左)
像高59.0センチメートル 寄木造
推定製作年代:鎌倉時代前期
- 脇侍 木造観音菩薩立像(もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう)(写真右)
像高58.2センチメートル 寄木造
推定製作年代:鎌倉時代前期
「実朝念持仏」との由緒が伝承される木造阿弥陀三尊立像で、両脇侍の観音・勢至菩薩立像は、鎌倉幕府三代将軍源実朝の没後間もない頃に御家人波多野氏らを中心に供養のために造立されたものと推定されます。
中尊の阿弥陀如来立像は、鎌倉時代中期の阿弥陀如来立像の形式に倣った室町時代後期から江戸時代初頭の作とみられ、ある時点で補われたものと推定されますが、歴史的・美術的意義に鑑みて、阿弥陀三尊立像として文化財指定にふさわしいとされることから指定されました。
所在地
金剛地阿弥陀堂(秦野市東田原1115)
地図情報
金剛寺
神奈川県秦野市東田原1116
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581