伝染性紅斑(りんご病)について
問い合わせ番号:15586-5906-9736 更新日:2024年12月6日
伝染性紅斑(りんご病)は、ヘルパンギーナや手足口病、咽頭結膜熱と同じく、毎年初夏から秋にかけて流行する傾向があります。
症状・経過
両頬と手足の紅斑(赤い発疹)を特徴とするウイルスによる病気です。
通常4日から14日(21日程度になる場合もある)の潜伏期間の後、紅斑の出現前にかぜの症状がみられることが多いですが、感染力は発疹出現前のこの頃に最も強く、発疹出現後には感染力はほぼ消失します。
通常は自然に回復しますが、成人では関節炎を合併することもあります。また、妊婦が感染すると胎児水腫や流産を、溶血性貧血の患者では汎血球減少を起こすことがあります。
感染経路
せきやくしゃみによる飛沫感染や、唾液を介しての接触感染と考えられています。
治療法
特別な治療法はなく、予防接種もありません。
予防方法
有効なワクチンがないため、日頃より手洗い・うがい、咳エチケットを心がけて、感染を予防しましょう。
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