厚木秦野道路(国道246号バイパス)
問い合わせ番号:14848-8014-6408 更新日:2023年3月1日
トピック<事業区間(伊勢原西IC~秦野中井IC)の進捗状況>
246バイパス通信
令和4年度より市民の皆様へ進捗状況をお知らせするため、「246バイパス通信」を定期的に発行しています。
令和5年2月発行 246バイパス通信(vol.3)(PDF/1001KB)≪New≫
令和4年9月発行 246バイパス通信(vol.2)(PDF/324KB)
令和4年7月発行 246バイパス通信(vol.1)(PDF/1MB)
現在進められている内容
令和5年1月より5地区(本町、南、東、大根、鶴巻)において、今後の建設工事の基礎資料とするため、水文(井戸)調査が行われます。
範囲等の詳細はこちらを御覧ください。水文(井戸)調査(PDF/3MB)
概要
厚木秦野道路(国道246号バイパス)は、神奈川県央部を東西に走る延長約29.1キロメートルの自動車専用道路(地域高規格道路)です。
現在の国道246号の慢性的な渋滞を解消するとともに、新東名高速道路などと一体となって、地域の交流・連携の強化、物資の流通促進などを担う新たな東西交通軸としての役割が期待されています。
計画路線のうち秦野市域においては平成26年度に伊勢原西IC~秦野中井IC間5.2キロメートル(うち秦野市区間3.7キロメートル)が国によって事業化されています。
注:IC及びJCT名はすべて仮称です。
事業者
国土交通省:国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所
- 路線名:厚木秦野道路(国道246号バイパス)
- 計画区間:厚木市中依知~秦野市八沢
- 設計速度:時速80キロ
- 車線数:4車線
- 経過する市町:厚木市9.8キロメートル、伊勢原市7.5キロメートル、秦野市10.6キロメートル、中井町1.2キロメートル
必要性
国道246号は、秦野盆地を東西に貫く主要な道路であり、沿道店舗へのサービス及び周辺工業団地へのアクセス機能を有した地域経済の発展に大きな役割を果たしている幹線道路です。
しかし、市外からの通過交通量が増加している一方で、市内の生活道路との平面交差が多く(交差点が多い)、また片側1車線でもあることなどから、走行速度が低下し、結果として慢性的な渋滞が発生しています。
国道246号の渋滞は、物流の停滞による経済的損失を招くだけではなく、いわゆる抜け道としての利用を目的とした一般生活道路への流入交通による交通安全への不安、渋滞車両からの排気ガスによる周辺生活環境への影響等様々な問題を発生させています。
その解消は、現在、本市が抱える最も大きな課題の一つといえます。
国道246号の慢性的な渋滞
厚木秦野道路の効果
秦野盆地を迂回する厚木秦野道路が完成すれば、市内中心部へ流入する市外からの車両を抑制する効果が期待できます。つまり、市外からの通過交通と市内の地域交通の区別化が可能となります。
現国道246号からバイパスへ交通の一部が転換することにより、渋滞の緩和とそれを主要因とした諸問題の解決に大きく寄与することとなります。
厚木秦野道路は、「東名高速道路」、「新東名高速道路」及び「さがみ縦貫道路」を相互に連絡し、高規格道路の広域的なネットワークを形成することも大きな目的の一つです!
高規格道路のネットワークが形成されると
- 地域の活性化支援
県内外とのアクセス性が向上するため、発展的なまちづくりに寄与します。 - 環境負荷の軽減
国道246号をはじめとする主要な道路で交通渋滞が緩和し、また、走行速度が向上することから、移動エネルギーの削減ができ、環境への負荷が軽減します。 - 維持管理の推進
高規格道路相互の迂回路が確保できるため、通行止めを伴う、大規模な改修工事が実施できることからインフラ施設設の長寿命化が可能となります。 - 緊急時の迂回路確保
現在、切迫性が指摘されている東海地震、県西部地震等の大災害時において東名高速道路が通行止めとなった場合代替路線としての機能が確保でき、防災対策上も大きな効用が期待できます。
主な経過
平成4年11月 | 基本ルート公表 |
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平成8年6月 | 都市計画決定 |
平成10年4月 | 事業化(伊勢原北IC~伊勢原西IC) |
平成10年6月 | 地域高規格道路(計画路線)の指定 |
平成13年4月 | 事業化(厚木IC・JCT~厚木北IC) |
平成13年5月 | 工事着手(厚木IC・JCT) |
平成14年4月 | 事業区間延伸(伊勢原市西富岡~伊勢原市北IC) |
平成26年4月 | 事業化(伊勢原西IC~秦野中井IC) |
~令和元年度 |
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令和2年10~11月 |
設計・用地説明会開催(伊勢原西IC~秦野中井IC) 注:新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮したオープンハウス方式(少人数予約制)による開催。 |
令和3年 |
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令和4年 | 7~8月 土地調書・物件調書の配布(西大竹地区)![]() |
秦野市内の概要
経過地 | 南矢名~曽屋~上大槻~西大竹~南が丘~今泉~平沢~栃窪~渋沢~菖蒲 |
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延長 | 10,640メートル |
構造 | 地表部:4,320メートル(40.6%) 橋梁部:1,260メートル(11.8%) トンネル部:5,060メートル(47.6%) |
IC | 秦野中井IC 渋沢IC 秦野西IC |
本市の活動経過
このように、厚木秦野道路(国道246号バイパス)は、本市域内の渋滞緩和だけでなく、令和4年4月に本市域まで供用開始された新東名高速道路など他の高規格道路との広域道路ネットワークの整備とそれによって得られるインフラ相互間の利便性の相乗的向上といった点においても、早期の完成が切望されています。
また、秦野市は事業者ではないため、直接、用地買収や道路の建設に携わることができません。
秦野市では、伊勢原市・厚木市・中井町・松田町・大井町・清川村と協力し、三市三町一村で【国道246号バイパス建設促進協議会】を設立し、全線の早期事業化、整備促進を国などの関係機関に要望し、市民をはじめ、地域や地権者のパイプ役となり、早期開通に向けた事業調整を毎年行っています。
令和3年度までの主な活動
- 委員会の開催
- 年2回(夏・秋)要望活動を実施
- 神奈川県、横浜国道事務所、国土交通省、関東地方整備局、財務省へ要望書を提出
令和4年度の活動
令和4年7月7日 |
建設促進要望活動(夏季) |
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令和4年7月22日 |
建設促進要望活動(夏季) |
令和4年11月10日 |
建設促進要望活動(秋季) |
令和4年11月21日 |
建設促進要望活動(秋季) |
要望活動
【撮影:令和4年度】高橋秦野市長(新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からWEB会議システムを活用した要望活動を実施)
このページに関する問い合わせ先
所属課室:建設部 国県事業推進課 国県事業推進担当
電話番号:0463-82-5746
FAX番号:0463-84-4990