平成28年(2016年) 広報はだの12月15日号 挟み込み裏面 No.1161 スマートICを活かした市の取り組み ~未来に向かって輝き続ける持続可能なまちづくり~ ●秦野SAにスマートICを開設 平成32年度(2020年度)の新東名高速道路の開通に合わせて、秦野SAにスマートIC(ETC専用)が設置されます。これにより、交通利便性が飛躍的に向上し、企業活動の活性化や物流の効率化、観光振興や救急救命サービスの向上、災害時の支援体制の強化など、さまざまな効果が期待されます。 ●アクセス道路の整備  スマートICと地域の幹線道路である県道705号を接続する道路を整備します。 ●秦野SAスマートICを活かした周辺土地利用構想  市では、スマートICの設置による交通の優位性を活かすために、スマートIC周辺の望ましい土地利用の方向性を示す「秦野SAスマートICを活かした周辺土地利用構想」を策定し、自然と共生し利便性の高いまち、活力ある産業のまち、魅力ある交流のまちづくりに取り組みます。 土地利用の基本方針 市では、土地利用構想に2つの基本方針を掲げ、この方針のもと土地利用のゾーニング等を検討しています。 方針その1  都心に直結する新しい玄関口として、観光や農業資源、レクリエーション機能の活用や創出により、都市住民との交流による地域振興を図ります。 ↓ 取り組み 新たな観光事業の創出に向けた検討  「見て」「触れて」「食べて」をキーワードに秦野SAスマートICを拠点とした体験型の日帰り観光周遊ルートを創出し、地域の活性化を図るため、「都心から1時間で出会えるスローライフ体験事業」の検討を行っています。 方針その2  広域交通の利便性を活かし、企業立地の促進等による近接工業団地の活性化や新たな産業用地の創出により、産業基盤の強化を図ります。 ↓ 取り組み 産業系土地利用に向けて  産業利用促進ゾーンでは、新たな産業拠点の形成を目指し、都市的土地利用の実現に向けた検討を行っています。なお、都市計画の根幹をなす手続である第7回線引き見直しにおいて、産業利用促進ゾーン周辺は新市街地ゾーンに位置づけられています(新市街地ゾーンとは、計画的な市街地整備の見通しが明らかになった段階で、市街化区域へ編入できるゾーン(一般保留)です)。 お問い合わせはこちらまで 国県事業推進課(新東名・厚木秦野道路)☎(82)5746/道路整備課(スマートIC・アクセス道路)☎(82)9636/企画課(周辺土地利用構想)☎(82)5101