●広報はだの6月1日特集号_表面 プロの技を学ぼう 〜商人魂お役立て講座〜  商店街の店主が講師となり、プロの技術や知識を伝える「商人魂お役立て講座」 今回は11講座を開催します。普段気になっているけどなかなか聞くことができない疑問なども、これを機にぜひ解決してください 商店の魅力を発信  「お店の人はどんな人だろう」「どれくらいの値段の商品がおいてあるのだろう」「入ったら買わなきゃだめかな」誰もがそんな疑問や不安を持ったことがあるのではないでしょうか。  新たに市外から移り住んだ人が、住民の多くを占める現在の秦野市では、ますます増える消費者の思いでもあります。  日本中の商店街を取り巻く環境が厳しくなる中、大型店との差別化を図るために、新しい取り組みが模索されています。商店街が「地域コミュニティの担い手」として、消費者の不安や疑問を解決し、さらに店主の人柄や個店ならではの魅力を発信する場として、さまざまな地域で「まちゼミ」が普及しています。その秦野版が「商人魂お役立て講座」です。 進化し続ける講座  このような講座は、平成十四年に愛知県岡崎市で始まり、本市では平成二十二年から始まりました。年に二回開催しており、今回で十三回目を迎えます。これまでに十二回のシリーズで一二三講座を開催してきました。  すでに述べ九五〇人が参加し、講師となった商店主と触れ合い、関係を築いています。  消費者にとっては、店主の人柄を知るとともに、無料(材料費のみ)で店や商品の情報、専門知識を得る機会となり、店主にとっては、店の特徴やこだわりを伝え、新規の顧客や店のファンをつくることができ、双方にとってメリットがあります。  講師は、講座の開催に先立ち、市が主催する企画会議に参加し、講座中の注意事項、進行方法、前回からの課題などを話し合います。また、講座受講者に記入してもらうアンケートの設問を考えるなど、講師も企画の段階から携わります。  そして、全講座が終了すると反省会を開催します。感想、効果、課題などを話し合い、また、アンケートの結果から受講者の反応を確かめ、次回の改善に繋げます。  例えば、最初は、多くの人に参加してもらうため、公民館を会場としていました。しかし、講師から、店の雰囲気も伝えたいとの要望を受け、各店舗での開催としました。また、講師の店で互いにチラシやクーポン券を配ることも講師から出た意見です。こうして、講座自体が進化するだけでなく、講師間の繋がりが深くなるという副産物も収穫できています。 問い合わせ 産業政策課☎(82)9646 講義の後には実技タイム 念願のマイホームのため 様々な疑問にお答えします。 憧れのパティシエ体験 親子で楽しめます。 注 意 講座の申込み方法が変わります。  多くの講座の開催により街中に賑わいがもたらされるよう、将来的には「商人魂お役立て講座」の講師たちによる自主運営を目標にしています。その第一歩として、これまで行政で行っていた講座の申込み受付を各店舗で行います。 <申込み方法の詳細> 各店舗に電話またはFAXにより申込み(先着順) 講座の開催 申込み開始日:6月2日(木)~ 裏面をご参照いただき、各店舗の受付時間内にお申込みください。  FAXにてお申込みいただく講座は、任意の用紙に「氏名」、「電話番号」を記入してお申込みください。改めて当落選について講師から連絡いたします。