●p2 第1096号 進めています エネルギーの地産地消 平成26年(2014年)3月1日 進めています エネルギーの地産地消  地球温暖化対策や資源の有効利用から注目を集めている、再生可能エネルギー。本市の地域特性である「緑」と「水」を生かした、環境にやさしいエネルギーの地産地消を促進する取り組みなどを紹介します。 木材を活用して部屋を暖かく  市域の半分以上を森林が占める本市。市では、木材を利用した燃料「木質バイオマス」の利活用を進める第一歩として、薪や木質ペレット(おがくずなどを圧縮したもの)を利用するストーブを、上小学校、くずはの家、表丹沢野外活動センターの3カ所に設置しています。   「温風ヒーターだと暖かい空気が部屋の上の方にたまりがちですが、ストーブは部屋全体を暖かくするので、子供たちも喜んでいます」 と話すのは、上小学校の竹野吉信教頭。音楽の授業やイベントなどで使用する多目的室に設置されたストーブは、子供だけでなく保護者からも評判が良いそうです。   「将来は、日ごろ子供たちが遊んでいる上地区の里山で採れる薪を使って暖まりたいですね」  地域特有の資源を有効に活用していきたいと、竹野教頭は期待を込めます。 さまざまなエネルギーで発電  毎日約3万2千dもの下水を処理する浄水管理センター。市では、先月、消毒処理後に金目川に放流される水を利用する、小型の水力発電装置を設置しました。最大約1・8`hの発電を想定し、同じ敷地内にある中野健康センターの使用電力の2割程度を賄う予定です。  また、本市の可燃ごみを焼却処理しているはだのクリーンセンターでは、焼却時に発生する熱を利用して、最大約3820`hを発電しています。これは一般家庭約5千世帯の使用量に相当し、クリーンセンターの全ての電力を賄うだけでなく、余った分を電力会社に売るなど有効に活用しています。  このほかにも、市役所や一部の公共施設に太陽光発電システムを設置するなど、さまざまな種類の再生可能エネルギーを利用した発電を取り入れています。 一般家庭でも普及・促進を  エネルギーの地産地消を一般家庭でも普及・促進してもらおうと、市では、住宅用太陽光発電システムや木質バイオマスストーブの設置費用を補助する制度を設けています。これまでに合わせて千人以上の方が、この制度を利用しています。  地球温暖化対策など環境面への配慮だけでなく、限りある資源の消費を減らすためにも有効な再生可能エネルギー。今後も、本市の地域特性を生かした再生可能エネルギーの地産地消を進めていきます。 問い合わせ 環境保全課?(82)9618、はだのクリーンセンター?(82)2502 ストーブの周りに集まる笑顔の子供たち 消毒棟に設置された水力発電装置 ごみの焼却熱を有効利用するクリーンセンター エコに発電するタービン発電装置 平成26年度 当初予算案の概要  平成26年度の一般会計予算案は466億1000万円で、前年度と比較して4億1000万円増額となっています。そのほか、水道事業会計や4つの特別会計の予算案は下表のとおりです。これらの予算案は、2月27日に開会した市議会第1回定例会で審議されます。  なお、平成26年度の主な事業や予算額は、広報はだの4月1日号でお知らせします。 当初予算の編成状況 会計区分 平成26年度最終予算案 当初要求額 当初要求額との比較 平成25年度当初予算 前年度予算との比較 一般会計 466億1000万円 487億5490万円 ?21億4490万円 462億円 4億1000万円 水道事業会計 33億5400万円 33億5400万円 − 31億3100万円 2億2300万円 特別会計 国民健康保険事業 193億5900万円 193億4494万円 1406万円 186億7700万円 6億8200万円 下水道事業 69億8300万円 70億2975万円 ?4675万円 58億円 11億8300万円 介護保険事業 106億8300万円 106億8300万円 − 98億4900万円 8億3400万円 後期高齢者医療事業 16億5700万円 17億8900万円 ?1億3200万円 15億1100万円 1億4600万円 計 886億4600万円 909億5559万円 ?23億959万円 851億6800万円 34億7800万円 ※水道事業会計の予算額は、総支出額から減価償却費を除いた額です。 問い合わせ 財政課?(82)5116 平成26年度 各種健康診査  詳しい内容は、広報はだの4月1日号でお知らせします。 4月の乳幼児健康診査 ところ 保健福祉センター 受付時間 午後0時40分?1時半 対象・とき 4カ月児 11日(金)、25日(金) 7カ月児 8日(火)、22日(火) 1歳6カ月児 9日(水)、16日(水) 2歳児 10日(木)、24日(木) 3歳6カ月児 15日(火)、23日(水) 問い合わせ 健康子育て課親子健康班?(82)9604 ………………………………………………………………………………… がん検診・39歳以下の市民健康診査 申 し込み 4月15日(火・必着)までに申込書(市役所2階健康づくり課、公民館、駅連絡所にあります)を、〒257?8501健康づくり課へ郵送または持参。市ホームページから電子申請もできます。※既に登録している方でも、過去3年間受診していない方は、申し込みが必要 問い合わせ 健康づくり課?(82)9603 ………………………………………………………………………………… 人間ドック(75歳以上)  市が指定する医療機関で受診する方に、2万円を助成します。 対 象 後期高齢者医療制度に加入している、または平成26年度に加入する方650人(申し込み先着順) 申 し込み 3月15日(土)〜4月15日(火・必着)に申込書(市役所2階国保年金課、公民館、駅連絡所にあります)を、〒257?8501国保年金課へ郵送または持参 問い合わせ 国保年金課?(82)5491