脳脊髄液減少症について
問い合わせ番号:10010-0000-2420 更新日:2022年2月15日
脳脊髄液減少症について
交通事故やスポーツ外傷等で体に衝撃を受けた事などが原因で、脳脊髄を覆っている硬膜から脳脊髄液が漏れ出し減少することにより、頭痛や頚部痛、めまいなどの様々な症状が生じる疾患です。
現時点では確立された診断基準や治療方法がありません。
特別な病気のように思われがちですが、いつでも誰にでも日常的な出来事によって引き起こされる可能性があり、身近に起こりうる病気です。
交通事故、スポーツ、日常生活上の転倒・打撲などでの外傷があった後に、頭痛やめまいなどの症状が続く場合には、安静を保ちつつ脳神経外科等の医療機関を受診するなどの対応が必要です。
病状の特徴としては、起立・座位(体を起こした状態)をとることで症状が悪化しやすい、天候や気圧の変化を受けやす い、水分摂取で症状が緩和するなどがあります。
診療可能な医療機関
この疾患の診断や治療を行っている医療機関が少ないため、受診できる医療機関を探すのに大変苦労しているという状況があります。
神奈川県では「かながわ医療情報検索サービス」を通じて、県内の各医療機関が(1)保険適用による脳脊髄液漏出症の診療を行っているか、(2)保険適用外で診療を行っているか、あるいは(3)診療は行っていないが、受診希望者がいれば対応しているか調査し、結果を公表しております。
<検索方法>
1.トップページ左側の「医療機関を探す」から「目的別検索でさがす」を選択します。
2.検索画面に移動したら、「脳脊髄漏出症の対応でさがす」をクリックします。
3.表示される3つの対応のいずれか(複数選択可)にチェックを入れ、「検索開始」ボタンを押します。
注:かながわ医療情報検索サービスでは、神奈川県へ報告された医療施設の医療機能情報を原則としてそのまま掲載しています。受診等で、この情報を利用される場合は、あらかじめ該当の医療施設にお問い合わせください。
脳脊髄液漏出症の診療が可能な医療機関について(神奈川県ホームページ)
外部関連リンク
このページに関する問い合わせ先
所属課室:こども健康部 健康づくり課 健康づくり担当
電話番号:0463-82-9603