大津雲山展
問い合わせ番号:10010-0000-2348 登録日:2016年4月21日
秦野市市制施行60周年記念事業として、今年生誕130年を迎える秦野出身の南画家、大津雲山の展覧会を開催しました。
四季山水(秋) 個人蔵 |
四季山水(春) 個人蔵 |
- 日程 平成27年12月3日(木曜日)~13日(日曜日)
- ところ 秦野市文化会館展示室
- 主催 秦野市教育委員会
- 来場者数 711人(期間合計)
大津雲山について
明治18年、東田原村(現在の秦野市東田原)に生まれ、幼い頃から絵の才能を表わした雲山は、雪舟の逸話を聞いたことをきっかけに画で身を立てる決心をしたと言われています。成長した後は東京に出て、小室翠雲や松林桂月といった著名な画家に師事し、帝展など当時の代表的な公募展において多くの栄誉を受けました。大正天皇の御前で揮毫を行い、作品が宮内省買い上げになるなど、輝かしい経歴を持つ雲山ですが、晩年には秦野に帰郷し、多くの作品を市内に遺しています。
記念講演について
大津雲山展の開催を記念して、本展示の監修者である秦野市文化財保護委員の佐伯英里子氏をお招きし、講演会を実施しました。
記念講演「郷土の画家大津雲山の画業再見―南画の伝統とその継承の問題を手掛かりに―」
- 講師 佐伯英里子(多摩美術大学美術学部講師)
- 日程 平成27年12月5日(土曜日)
- ところ 秦野市立図書館視聴覚室
- 参加者数 90名
注:雲山の作品は市内に多く残るため、今回の展覧会を開催するにあたり、展示作品の借用や情報の提供など市民の方々から多大な御協力を頂きました、心より感謝申し上げます。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581