エリア01東田原・蓑毛地区方面
問い合わせ番号:10010-0000-2212 登録日:2015年1月10日
コースA東田原地区
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コース概要
秦野駅→バス停東田原下宿
- 金蔵院
- ふるさと伝承館
- 源実朝公御首塚
- 金剛寺
- 波多野城址
バス停藤棚→秦野駅
交通情報
往路
秦野駅北口より
- 秦23藤棚行
- 秦26秦野駅行
東田原下宿下車
復路
藤棚バス停より
- 秦20秦野駅行
- 秦21秦野駅行
秦野駅北口下車
1 金蔵院
鎌倉時代初期に開かれたというこのお寺は、市内でも数少ない真言宗(弘法大師の教え)の寺院です。
本堂には秦野市重要文化財に指定されている「木造阿弥陀如来坐像」が安置されています。
2 ふるさと伝承館
水車小屋で石臼製粉したこだわりの手打ち蕎麦や、蕎麦打ち道場、朝採り野菜や農産物の直売などが評判を呼んでいます。春には菜の花、初秋には蕎麦の花が訪れる人の目を楽しませてくれます。
開館時間:10時~17時
- 直売所は10時~16時
- 蕎麦屋は11時~16時
毎週月曜休館
3 源実朝公御首塚
13世紀の始め、暗殺によって短い生涯を閉じた鎌倉幕府3代目将軍・源実朝公の御首が祀られていると伝わる塚です。御首塚を飾る五輪塔は当初は木製で、現在鎌倉国宝館に保存されているものがそれに当たると言われています。敷地内には歌人としても有名だった実朝の歌碑が建てられています。
4 金剛寺
元は小寺でしたが、鎌倉時代に武常晴が源実朝公の御首をこの地に持参して埋葬し、実朝供養のための五輪塔を建てたことにより、実朝の法号『金剛寺殿』にちなんで金剛寺と名を改められました。その後波多野忠綱が実朝公の三十三回忌供養のために再興し、現在の形になったと伝わっています。本堂には源実朝坐像が安置されています。
5 波多野城址
平安時代の末期から鎌倉時代にかけて秦野地域を本拠とした武士、波多野義通の館があったと伝わる場所です。『新編相模国風土記稿』にもその記述が見られますが、発掘調査で館跡の確証を得るには至りませんでした。
周辺地区調査の結果、現在では実朝公御首塚周辺で発見された遺構が、波多野一族に関係する館跡であると考えられています。
コースB蓑毛地区
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コース概要
秦野駅→バス停蓑毛
- 大日堂
- 宝蓮寺
- 緑水庵
- 自然観察の森
- 円通寺
バス停東中学校前→秦野駅
交通情報
往路
秦野駅北口より秦20藤棚行
蓑毛下車
復路
東中学校前バス停より秦20・21秦野駅行
秦野駅北口下車
1 大日堂
奈良県の東大寺大仏造営に尽力した行基によって開かれたと伝わるお寺です。
敷地内には神奈川県指定重要文化財である「木造大日如来坐像」をはじめ、秦野市指定文化財である「木造聖観音菩薩立像」・「木造五智如来坐像」・「木造十王像群」といった仏像が安置されています。毎年登山シーズンには多くの登山客で賑わう場所でもあります。
2 宝蓮寺
1で紹介している大日堂の管理寺院です。このお寺の前身は大日堂の管理をしていた薬音寺と言われていますが、創立は鎌倉時代の後期まで遡ると伝えられています。本堂には寛政2(1790)年に描かれた境内絵図が保管されており、当時の宝蓮寺の様子がしのばれます。
3 緑水庵
昭和初期の秦野地域の標準的な農家の家屋をそのまま移築・保存した施設です。
屋内の土間や客間には当時使われていた農具や家具が置かれており、かつての生活の様子をしのぶことができます。
また、施設の入口には趣深い水音を立てる風車小屋が作られており、背後の山には野草や野鳥の宝庫である自然観察の森が広がっています。
4 自然観察の森
昭和60(1985)年に作られた市民の憩いの場です。南西の斜面に広がるスギ林は「かながわの美林50選」に選ばれています。クヌギやコナラの群生する森の中では、美しい花をつける野草が四季折々の表情を見せてくれます。敷地内には探鳥の森もあり、バードウォッチングも楽しめます。
5 円通寺
本堂には秦野市指定重要文化財である「十一面観音菩薩立像」が安置されています。南北朝時代に作られたこの仏像は、頭の周りに観音の頭部がある「十一面観音」像です。
このお寺が過去に二度の火災に見舞われたにも関わらず、現在まで焼けずに残った仏像です。
このページに関する問い合わせ先
所属課室:文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581