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美術館ワクワク探検Vol.3~10

問い合わせ番号:10010-0000-2076 登録日:2022年12月13日

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Vol.10  「実物大ポートレートを創作」

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2006年12月26日(火曜日)、毎年恒例の子供向け創作講座『美術館ワクワク探検』が開催されました。

10回目となる今回は「絵の具で遊ぼう!」と題し、筆やパレットを一切使用せず手足で直接絵の具の感触を楽しみながら“実物大ポートレート”を制作しました。

はじめに、常設展示室で開催中の「翔 宮永岳彦-油彩画[1943-1982]-」を全員で鑑賞。油彩画の初期から晩年までの作品が展示されているなか、さまざまな時期に描かれた作品をスタッフとともに、特にマチエール(絵肌)に注目しながら観ました。

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“実物大ポートレート”では、子どもたちが1.8m×10mの巨大な紙の上に寝転んで全身を枠取りし、そこに鮮やかな着彩を施しました。

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自分を枠取りしてもらう

筆を使用しないため、手で直接絵の具を塗りつけたり、絵の具に砂や紙を混ぜてマチエールを工夫したりしながら、思い思いのポーズを決めた人形(ひとがた)をさまざまな手法でペイントしました。また、素足に絵の具をつけ紙の上を歩くお楽しみ企画もあり、子どもたちは普段なかなか味わうことの出来ない絵の具の感触を楽しんでいました。

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歩いて描こう

Vol.9 「オイルパステル画で夏の記録を」

毎年好評をいただいている「美術館ワクワク探検」。今年も夏休み残りわずかとなった8月22日(火曜日)と23日(水曜日)に市民ギャラリーにて行われました。48人の小中学生が集まり、創作する楽しさを体験しました。
まず、常設展示室で「宮永美人画展」の作品鑑賞。ギャラリースタッフによる解説のあと、各自宮永作品についてのワークシートに取り組みました。ワークシートは学齢に応じて難易度が変えてあり、楽しみながら作品をよく鑑賞できるようにクイズ形式となっているので、子どもたちは必死になりながらも楽しそうに展示室内を右往左往していました。

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次はお待ちかねの作品づくり。今回は「オイルパステルってなぁに?」というテーマで、はじめはオイルパステルとクレヨンの違いを理解するために様々な塗り方を試しました。オイルパステルの技法を学んだあとは、いよいよ「額付きオイルパステル画」制作。テーマは「こんなものあったらいいな」。実在はしないけど、こんなものがあったら楽しいのに、と想像をめぐらして制作しました。その数々は、花壇から出たアイスクリームや数々のブランドマークを混ぜたサッカーシューズ、水槽で飼えるミニ鯨なども。オイルパステルの「ぼかし」「混色・重色」や「スクラッチ」といった技法を使った、創造性あふれる作品が並びました。

子どもたちからは、「こすったり削ったりするのが楽しかった」「クレヨンとパステルの見分け方が分かったので今度見比べて絵を描きたい」「知らなかったことがいろいろわかった」「今日ここで学んだことを学校でも生かしていきたい」などの感想がありました。

子どもたちによって作られた一部の作品は、9月12日(火曜日)~18日(月曜日)に館内で展示されます。ぜひお越しください。

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Vol.8  「紙すきと巨大ちぎり絵に挑戦」 

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12月27日(火曜日)、冬休み中の小・中学生20人が参加し、秦野が生んだ洋画家・故宮永画伯の業績を学びながら、作品づくりを楽しみました。

最初に常設展示室で開催中の「宮永岳彦・和と洋」の展示作品をギャラリースタッフが分かりやすく説明し、参加者は画伯の技法などを学びました。

お待ちかねの作品づくりでは、牛乳パックを原料とした「紙すき」に挑戦。すいたパルプ液の上に毛糸や木の葉などを置いたり、色をつけたりしてオリジナルの紙が完成しました。「紙って簡単に作れるのに驚いた。」「弟と工夫しながら思ったとおりの模様の紙ができた」と完成した作品に参加者たちは満足の様子でした。

次に、宮永画伯が描いた油彩美人画「鹿鳴館・翔」を題材とした「巨大ちぎり絵」にチャレンジ。題材作品を20等分に分割し、参加者は割り当てられた部分を、紙すきで作った紙や色紙をちぎって作り上げた。最後に各作品をつなげ合わせて色や形、表現が各部分で異なった不思議な巨大ちぎり絵が完成しました。完成作品は、美術館ロビーに展示し、参加者の力作を紹介します。

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Vol.7 「美しい無限の世界を楽しむ」 子供たち オリジナル万華鏡作りに挑戦

8月23日(火曜日)と24日(水曜日)の両日、夏休み中の小・中学生ら55人が参加しました。

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最初に、常設展示室の「置き忘れた宝物・宮永岳彦童画展」の展示作品をギャラリースタッフが分かりやすく説明。チャイルドブックやクレヨン箱の表紙「ぺんてる坊や」など、宮永画伯が描いた作品が日常生活の中に存在することを知って、参加者たちは驚いていました。

お待ちかねの作品づくりは、サランラップの芯など身近な材料を使っての「万華鏡作り」に挑戦。芯の先にビーズやプラ板に絵を描いた具が入れたプラスチックケースを取り付け、筒の中にプラスチックミラーを取り付けるとオリジナル万華鏡が完成。その後、筒の周りに紙粘土や色紙などを使って思い思いの発想で飾り付けしました。

「のぞくときれいな模様が動き出す」「具が色々な形に変化して、不思議な感じ」「夏休みの宿題にするの」と、参加者たちは完成した作品に満足の様子でした。

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Vol.6 真鍮アート・昆虫づくりに挑戦

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冬休み初日でクリスマスの12月25日(土曜日)に開催した「美術館ワクワク探検6 」。小学生ら25人が真鍮の針金を使った昆虫の創作にチャレンジしました。

最初に、常設展示室で開催中の企画展「限りなき女性美への礼讃」の展示作品をじっくりと鑑賞。卓越した描写力と新鮮な色彩で女性美を追い求めた数々の宮永芸術に触れました。気に入った作品を選ぶ「お気に入り投票」では富士山や芦ノ湖など風景が描かれたポスター作品に多くの投票が集まりました。

市民ギャラリーで行われたお待ちかねの創作には、創作人形作家の下園功さんが指導。「みんなの発想でいろいろな昆虫をつくろう」と下園さんの掛け声とともに、早速昆虫の形作りを行いました。みんな真剣な表情でやわらかい真鍮の針金を丸めたり重ねたりして、擬人化した虫たちが次々と出来上がりました。

これを腐食液に付けると渋い青銅色に変色し、最後にクヌギやナラの木片に昆虫を乗せたり、色付けした卓上の額に飾ったりすると素敵なオブジェが完成しました。どれもがオリジナルティーあふれた作品ばかりで、あらためて子供たちの発想の素晴らしさに驚かされました。

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「美術館ワクワク探検」は、子供たちに体験学習の場として実際に創作しながら芸術への理解を深める目的で開催しています。これからも夏休みや冬休みに気軽に楽しめる事業を展開していきます。

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Vol.5 自然を生かしたネイチャーアートに挑戦

夏休みも残りわずかとなった8月24日(火曜日)と25日(水曜日)に、親子80人が参加して創作する楽しさを体験しました。今回は、石や木など身近にある自然のものを材料に、天然の色や形を生かした創作にチャレンジしました。

最初に、常設展示室で開催中の「油彩画のメランコリー」展の作品を鑑賞。宮永岳彦画伯が描いた作品の中から一番気に入ったものを選ぶ「お気に入り投票」を行いました。その結果、意外にも有名な華麗な女性像ではなく、沖縄の那覇を描いた風景画に多くの投票が集まりました。

次は、市民ギャラリーでのお待ちかねの作品づくり。初めに講師の秋澤理香さんが制作した見本作品を紹介しましたが、野菜を使った昆虫や石に着色した飾り物などが作った数多くの作品の出来栄えに、参加者から驚きの声が上がっていました。

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「素材の形を大切に、いろいろな発想で作ってね」という講師の掛け声を合図に、それぞれが持ち寄った材料で創作に取り掛かりました。
絵画教室の友達の内藤仁緒子さん(鶴巻小3年)と栗原佳帆(大根小5年)・千帆(同小3年)姉妹は、木の枝や松ボックリにアクリル絵の具で色付けし、カラフルなオブジェを完成。「絵の具をたくさんまぜって不思議な色をつくったの」と3人とも満足そうでした。

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3回目の参加となる浅井美帆子(南が丘小5年)・耀介(同小3年)姉弟。今回は末妹の南凪子さん(5歳)も初参加し、「夏休みの宿題に」と真剣を表情で取組んでいました。美帆子さんは色付けした竹の花瓶、耀介くんは様々な形の貝殻を並べた玉転がしゲームを作り上げました。
そのほか、木の実のネックレス、石とカボチャの種のハムスター、貝殻の風鈴など出来上がった作品は、どれもがオリジナルティーあふれるものばかり。あらためて子供たちの発想の素晴らしさに驚かされました。

なお、今回も宮永岳彦画伯が商品デザインに数多く携わった「ぺんてる株式会社」)が協賛し、アクリル絵の具の画材を提供してくれました。

Vol.4 クリスマスにモビールとオーナメントを創作

子供たちに宮永岳彦画伯の業績を知ってもらいながら、作品づくりを楽しむ「美術館ワクワク探検」。第4回目となる今回は、冬休みの初日の12月25日に、小学生や母親と一緒の幼児ら47人が参加しました。

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講師の見事な手さばきに、みんな感心!

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このような素敵な作品をつくります

最初に、常設展示室で、現在開催中の企画展「人々の夢をとらえた感性の泉」の作品について、ギャラリースタッフから分かりやすく説明を受けました。戦前から1960年代までのデザイナー時代の作品に触れ、小田急特急ロマンスカーのデザインやクレヨン箱の表紙、「ぺんてる坊や」など身近に宮永作品があることに、みんな驚きの声をあげていました。

市民ギャラリーで行われたお待ちかねの作品づくりは、やわらかいカラーワイヤーを使って、わずかな風をとらえて動く「モビール」と、クリスマスやお正月に飾る「オーナメント」に挑戦。みんな真剣な表情で、キャラクターや動物、星など、思い思いの発想で形作っていました。

今回で2回目の参加となる斎藤姉妹。「カラーワイヤーっていろいろな形に変身できるの。できたものはクリスマスツリーに飾るの」と話すのは、姉の実由貴さん(西小6年)。妹の紗緒里さん(5歳)も楽しそうにかわいいサンタをつくっていました。

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姉妹で参加の桂木美咲さん・美歩さん

同じ学校の友達3人と参加した山田直輝くん(鶴巻小5年)。「今回で3回目の参加だよ。夏休みと冬休みに行われるこの行事が楽しみ」と、五十嵐真也くん(同小5年)、渡辺励(同小5年)・暖(同小2年)兄弟と一緒にお正月の飾り物づくりに励んでいました。

村上萌里・晴菜姉妹はおばあちゃんが先生役に
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「美術館ワクワク探検」は、子供たちに体験学習の場として、実際に創作しながら芸術への理解を深める目的で開催していますが、これからも気軽に楽しめるような事業を展開していきます。

Vol.3 子どもたち、偶然の不思議さを学ぶ

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子どもたちに郷土が生んだ洋画家・故宮永岳彦画伯の業績を知ってもらいながら、作品づくりを楽しむ「美術館ワクワク探検 」。8月26、27の両日、小学生や母親と一緒の幼児ら85人の参加により開催しました。

常設展示室では、学芸員の資格を持つギャラリースタッフが、現在開催中の企画展「宮永岳彦二つの世界~華と和~」の作品を分かりやすく説明したり、画伯の画業を楽しく紹介したりしました。小田急線初代ロマンスカーのデザインやクレヨン箱の表紙など身近な宮永作品を知って皆びっくりしていました。

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宮永作品の人気投票

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ギャラリースタッフに見本を作ってもらいました

市民ギャラリーでの創作では、最初に絵の具を使い、「デカルコマニー」に挑戦。絵の具を置いた画用紙を閉じて、偶然の幾何学的な模様の面白さを学びました。

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うまく作れるかな? 

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できあがったデカルコマニー

「どんな模様になるかワクワクした」と楽しそうに話すのは、大根小5年生の富永佳世子さん。友人の黒田有理奈さんも「初めての経験だったけど、とてもきれいな色に仕上がった」と満足そうでした。

その後、クレヨンと絵の具を使って、夏休みの出来事を描く絵手紙づくりを行いましたが、参加者は田舎のおじいちゃん・おばあちゃんへのたよりや家族や友人との想い出などを思い思いに描いていました。

今回は、画伯が商品デザインに数多く携わった「ぺんてる株式会社」が協賛し、クレヨンと絵の具の画材を提供してくれました。

美術館には平成13年10月のオープン以来、約1万5000人ほどが来館していますが、入場無料にかかわらず、高校生以下の子どもたちの利用が少ない状況です。子どもたちに体験学習の場として開放し、優れた芸術作品に触れてもらおうとスタートしたこのイベントは今回で3回目。今後も芸術文化の発信拠点として、様々な事業を展開していきます。

このページに関する問い合わせ先

所属課室:文化スポーツ部 文化振興課 文化振興担当
電話番号:0463-86-6309

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