地中熱利用について

秦野市では、水道水源の約7割を地下水に依存している現状や過去に名水百選の湧水が有機塩素系化学物質によって汚染された歴史があり、秦野市地下水保全条例や秦野市地下水総合保全管理計画によって、市民共有の財産である地下水の保全に努めています。

秦野市地下水保全条例では、地下水は市民共有の貴重な財産である「公水」との認識に立ち、「井戸（地下水を利用する目的で設置する構造物）」の新規設置を原則禁止しています。

地中熱利用については、地下水を利用（熱源利用）する井戸に該当することから、原則として地中熱利用の新規設備の設置を禁止としていましたが、平成26年1月に策定した「秦野名水の利活用指針」により、新たな地下水の利活用が可能となったため、地下水の量と質の保全に配慮した地中熱利用設備の設置について、平成28年4月1日に「秦野市地中熱利用設備設置要綱」を制定しました。

• リーフレット「地中熱利用をお考えの皆様へ」（PDF／1MB）
• 秦野市地中熱利用設備設置要綱（PDF／52KB）
• 地中熱利用に関するしおり （PDF／4MB）

秦野市域に地中熱利用設備を設置する場合は、「秦野市地中熱利用設備設置要綱」に基づく届出等が必要となります。再生可能エネルギーの利用手段として、地中熱利用設備の設置を検討される場合は、環境共生課まで相談してください。