
令和6年度神奈川県広報コンクールにて、広報はだの10月1日号が広報写真部門(一枚写真)で「最優秀賞」を受賞しました。
広報はだの令和6年10月1日号 (PDFファイル: 17.7MB)
評価内容
掲載意図
全国削ろう会のメインイベントとして開催される鉋の薄削り競技。1000分の1ミリメートル単位を競う匠の技術の高さと、それにひたむきに向き合う大工の精悍さを表現しました。主題である大工を引き立てつつ、鉋から現れる削り華を副題として認識してもらうべく、望遠レンズの圧縮効果を利用し、どちらも小さく映らないようにするとともに、削り華を斜線に配置することでリードラインとし、主題への視線誘導を作りました。また、サイドから施したライティングは、表面が透ける角度を試行錯誤しながら、削り華の”薄さ”を強調するとともに、F値の調整とNDフィルターによる減光を組み合わせて黒抜き表現をすることで、主題である大工が鉋削りに取り組む”孤独な戦い”を表しました。
講評
薄く削られた削り華が飛ぶ様の一瞬を捉えた構図は、撮影者と被写体双方の気迫が見事に調和した一枚であり、技術力もさることながら、その熱量・こだわりが凝縮された作品だと思います。光の角度と強さ、白と黒の面積バランス、削り華の飛ぶ角度、見出しとの組み合わせなど、作品への愛にも近い熱を感じることができました。
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