「特集(1~3面)技の祭典」と大きく書かれた中央に、白いシャツの男性が真剣な表情で木材を鉋で削っている、広報写真一枚写真部で入選した広報はだの10月1日号表紙

令和7年全国広報コンクールにて、広報はだの10月1日号が広報写真一枚写真部で入選しました。

評価内容

掲載意図

全国削ろう会のメインイベントとして開催される鉋の薄削り競技。1000分の1ミリメートル単位を競う匠の技術の高さと、それにひたむきに向き合う大工の精悍さを表現しました。主題である大工を引き立てつつ、鉋から現れる削り華を副題として認識してもらうべく、望遠レンズの圧縮効果を利用し、どちらも小さく映らないようにするとともに、削り華を斜線に配置することでリードラインとし、主題への視線誘導を作りました。また、サイドから施したライティングは、表面が透ける角度を試行錯誤しながら、削り華の”薄さ”を強調するとともに、F値の調整とNDフィルターによる減光を組み合わせて黒抜き表現をすることで、主題である大工が鉋削りに取り組む”孤独な戦い”を表しました。

講評

 鉋(かんな)削りの「匠の技」が見事に表現された一枚。光と影のコントラストが印象的だ。
 圧縮効果を意識したレンズ選びに加え、照明やライティングにも高度な技術が感じられ、その完成度の高さは高く評価できる。コントラストの強さが際立ち、細部まで綿密に計算されている。真横からの強めの光量が主人公の真剣な表情を一層印象的にして、真っ黒く見えなくなる影が強調され、良い演出をしている。ボカした削り華の真っ直ぐな直線越しにフォーカスすることで、眼元に視線が集中し、写真全体の迫力がアップしているようだ。
 撮影の意図やこだわりが明確に感じられるクオリティの高い作品だ。

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政策部 広報広聴課 広報戦略担当
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