令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 1面 No.1361 紙面アンケート スマホから1分で回答 主な内容 母子健康手帳アプリ「母子モ」 3面 第78回秦野たばこ祭 8面 全国報徳サミット開催記念プレイベント 8面 令和7年国勢調査 折込面 毎月2回(1日・15日)発行 人口と世帯 R7.8.1現在 総人口 16万19人(前月比-130) 内訳 男 8万830人(前月比-77) 女 7万9189人(前月比-53) 世帯数 7万4157世帯(前月比-28) ここで育てる、 ここで育つ。  美しくそびえる丹沢の山々。風になびく稲。きらきらと流れる川。「これぞ秦野の原風景」という道を、親子は駆け抜けます。  緑豊かな環境は、親子の心にゆとりを与え、子育ては親から子へ、そしてまた次の世代へと受け継がれていきます。  子育ての課題が複雑・多様化する中、市が今年3月に策定した「市こども計画」。そこには、市民の妊娠から子育てまでを「切れ目なく支える」だけでなく、子供や若者に「秦野で子育てがしたい」と思ってもらいたいという、この街の思いが込められています。 7面まで 特集「優しく広がる 子育ての輪」 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 2面 特集「優しく広がる 子育ての輪」 No.1361 母に寄り添う  「安心して産み育てられる環境づくり」を進める本市。妊娠や出産、乳児期の育児を支えることは、切れ目のない子育て支援につながっていく第一歩だ。ママたちの不安や悩みに手を差し伸べる、2人の心強い味方に話を聞いた。 「地元で産みたい」を支えたい。 産婦人科アクアベルクリニック 柏浦葉子看護師長  「オギャー、オギャー」。元気な産声が上がるのは、市内で唯一分娩(ぶんべん)ができる産科有床診療所「アクアベルクリニック」。おととし11月から、800を超える命がここで誕生してきた。開院までの約8カ月間、それまで取り扱いのあった医療機関が分娩業務を休止し、市内では出産できない状態が続いていた。「家族や知り合いがいる地元で産めることは、妊婦さんにとって非常に心強いと思います」。そう語るのは、アクアベルクリニックの柏浦看護師長。同院には、里帰り出産で、東京や横浜から訪れる妊婦もいるという。  「当院では、どんな方も、どんな希望も受け入れられるよう努めています」。陣痛や産後の体調に不安があるときは、専門の医師や充実した設備を整えた、計画無痛分娩体制でサポートする。心の不調を抱えた方は、特に慎重な対応が必要。柏浦看護師長は、否定せずに褒めることを心掛けている。「お産は一人一人違うもの。他人と比べず、自分に自信を持ってもらうことが重要です」。その他、看護師や医師の声が反映された入院中の食事も好評だ。  今年1~7月のアクアベルクリニックでの出生数は、昨年の212人から361人に増えている。初産で安心できたからと、2人目の出産に訪れた方もいるという。出産は子育てのスタート地点。柏浦看護師長は、「満足してお産を終えることは、その後の子育てや子供を持つことが楽しいと思えるきっかけになるんです」と話す。同院では、受け入れ体制をより充実させるため、産前産後のケアも実施する方針だ。妊婦だけでなく、産後のママやパパも気軽に立ち寄れる心のよりどころを目指し、今日も柏浦看護師長たちは、命の現場に向き合っている。 1 充実した医療機器を備えた分娩室。より高度な処置が必要な場合は、東海大学医学部付属病院と連携し、母子の命を守る  2 病室は全て、周りを気にせずリラックスできる個室。宿泊型の産後ケアでも利用できる 育児はみんな不安になるもの。 私たちが全力でサポートします。 こども健康部こども家庭支援課 井上尚子技幹  訪れたママたちの気持ちが温かくなるように。そんな思いが込められた、本市の産後ケア事業「産後ゆったりルーム ぽっかぽか」。秦野赤十字病院内で、赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方などが学べる憩いの場だ。スタッフも保育士から助産師まで幅広く、何でも相談できる。「肌のケアや洋服の選び方など、特に初産の方は、悩みが尽きないものです」と話すのは、保健師の井上技幹。毎回実施する体重測定も欠かせない取り組みの一つで、迷いやすい授乳量を決めるのに一役買っているという。  1回に7~8組の母子が参加するぽっかぽか。同じくらいの月齢の子を持つママ同士だからこそ、親身になって話題や不安を共有できる。「まだ話せない赤ちゃんと長くいるので、誰かとおしゃべりしたいっていう方が多いんですよ」。参加後にSNSでグループを作り、情報交換を続けるママたちも多いんだそう。一通りのプログラムを終えた後は、子供を預けて食事を取れるランチタイム。参加者とほぼ同数のスタッフが対応するため、安心して預けられるのもぽっかぽかならではの強みだ。井上技幹は、「心のケアのためには、赤ちゃんと一度離れて気を休めることも大切なんです」と呼び掛ける。  スタッフの多くは、市が実施する他の母子保健事業にも携わっている。その一つである「新生児家庭訪問」で声を掛け、ぽっかぽかに参加した方もいるという。「顔見知りがいれば、その後の子育て相談や健診にも行きやすいと思うんです」。一時期だけの支援ではなく、子供の成長に合わせて、ママたちを支え続けたいと力を込める井上技幹。「『小学生になりました』と、顔を見せに来てくれた親子もいました。一緒に成長を喜べるのはうれしいですね」。どんなに小さな悩みでもいい。誰かに話したい、家族以外にも相談相手が欲しい、そんなあなたを、ぽっかぽかは温かく迎え入れる。 マッサージをしながら話し掛けると、ママも赤ちゃんも笑顔に お子さんの成長に合わせた 支援を行っています 妊娠期 ・母子健康手帳交付 ・妊婦健診 ・おめでた家族教室 新生児(~生後28日) ・新生児家庭訪問 ・1カ月児健診の一部費用助成(10月1日㈬〜) 乳児(~1歳) ・4カ月児健診 ・8~10カ月児健診 幼児(~就学) ・1歳6カ月児健診 ・2歳児歯科健診 ・3歳6カ月児健診 小学生 ・児童ホーム ※就労や疾病で、家庭に保護者がいない児童を預かります 中学生~18歳未満 「こども相談」 ※発達や不登校などの悩みを電話や面接で受け付け 子育て支援センター ※親同士の交流や子育て相談 「こども医療費助成」 ※保険適用を受ける医療費の自己負担分を助成 ニコニコきっず相談 ※経過検診 「ぽっかぽか」を利用するときは… とき 月1回 午前10時~午後1時 対象 各日1~4カ月児の母子 費用 100円(昼食代は実費) 問い合わせ こども家庭支援課 ☎(82)9604 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 3面 特集「優しく広がる 子育ての輪」 No.1361 心を育む  共働き世帯の増加によって保育サービスへの期待が高まる中、本市は4年連続で待機児童ゼロを達成した。子供たちが安心してのびのびと過ごせるよう、園と市が手を取り合い、一人一人に寄り添いながら、日々の保育を支える取り組みが進められている。 心に寄り添い、「質」で応えたい。 私立なでしこ保育園 小出ゆみ子園長  「大丈夫かな」。初めて子供を園に預けるとき、成長への期待と不安が入り混じる。保育士はそんな親の気持ちを受け止め、子供の成長を共に支えてくれる頼もしい存在だ。保育士に求められる対応は年齢や発達によってさまざま。特に、好奇心がぐんと高まり、行動が活発になる1歳児は、個々の成長に合わせた保育が必要になる。  「保育士が増える分、子供一人一人を手厚く見ることができます」と話すのは、市私立保育園園長会の会長も務める、小出園長。市は、1歳児クラスの保育士を増やし、園児4人に対し保育士1人の配置ができるよう、私立保育所などへの補助金制度を昨年創設した。国が「6対1」という基準を定めている中、それを上回る「4対1」としてきた市立認定こども園と同様の配置ができるようにしたものだ。  市が実施した「就学前のこどものいる保護者調査」では、女性の就労率は上昇を続け、2歳以下の子供がいる母親の4人に1人がフルタイムで就労していることが分かった。長い時間、園で過ごす子供が増えることで、より一層求められる保育内容の充実。小出園長は、限られた人材と時間の中で研修を実施し、課題や反省点を挙げて共有するなど、工夫をして質の向上に取り組んでいるという。  人間関係や授業など、環境が大きく変わる小学校への入学に不安を持つ子供も多い。解決の糸口として、鶴巻地区では今年4月、入学前に先生や友達とのつながりができるよう、小学校と保育所などの連携がスタートした。これまでも小学校の雰囲気に慣れるよう、5歳児が校庭で遊ぶ機会を設けていたが、今後は、小学校の先生と触れ合う機会をつくるという。「他の園の先生や校長先生との話し合いで悩みや工夫している点などを共有し、子供たちがスムーズに小学校生活を始めるためのヒントをもらいました」と話す小出園長は、今後も施設の垣根を越えた連携を深めていきたいと意気込む。  迎えに来た保護者を見て、駆け寄る子供の笑顔。そんな光景には、子供を健やかに育みたいという温かな思いがあふれている。市では、共働き世帯をはじめ、全ての子育て世帯が安心して日々を送れるよう、今後も支援体制の整備に力を入れながら、保育の質の向上に努めていく。 保育士同士の連携で、食事の時間も1人にさせない。安心できる環境で園児の「自分でできること」が育っていく 気軽に相談を 保育コンシェルジュ  就学前の子供の預け先に関する相談を受けるほか、子供や家庭の状況に合わせた保育サービスなどを提案します。窓口、電話などで相談を受け付けています。 相談時間 月・火・木・金曜日 午前9時~午後5時(正午~午後1時を除く) 問い合わせ 保育こども園課☎(82)9606 参加者募集 コミュニティ保育  就園前の子供を持つ保護者が地域でグループを作り、保育士の助言を受けながら、一緒に保育をします。児童館や公園などで楽しく遊び、交流を深めましょう。参加希望者は、直接グループへ連絡してください。入会は、原則1家族1グループです。 グループ一覧や対象年齢、活動時間、回数などは市ホームページへ 問い合わせ こども政策課☎(86)3460 10月1日㈬〜 母子健康手帳の交付手続きが電子で母子健康手帳アプリ「母子モ」  妊娠届時に必要な書類は、事前にアプリから提出してください。母子保健コーディネーターとの面談と手帳の受け取り日時も併せて予約できます。 他にも 「母子モ」でできること ◇プッシュ通知で予防接種のスケジュール管理 ◇子育て情報の確認や講座の予約 ◇子供の写真を家族で共有 ◇子供の成長記録をグラフ化 アプリのダウンロードは市ホームページから 問い合わせ こども家庭支援課☎(82)9604 アレルギー講座「離乳食とスキンケア」 とき 10月11日㈯ 午前9時半~11時10分 ところ 保健福祉センター 講師 萬木晋氏(神奈川病院小児科医長) 対象 妊婦・11カ月児以下と家族30組(申し込み先着順) 申し込み 市ホームページから電子申請 問い合わせ こども家庭支援課☎(82)9604 支援会員を募集  ファミリー・サポート・センター  自宅での子供の預かりや、学校や習い事の送迎などで子育てを応援しませんか。登録には研修会への参加が必要です。 研修会 とき 9月25日㈭、26日㈮、29日㈪、30日㈫の全4回 午前9時10分~午後0時10分(30日は午前9時~正午) ところ 保健福祉センター 内容 保育者としての心得、子供の遊び、普通救命講習など 定員 40人(申し込み先着順)  利用料金(支援会員に支払われる金額) ◇月~金曜日の午前7時~午後7時 1時間700円 ◇土・日曜日、祝・休日、上記以外の時間帯 1時間900円  ※交通費やオムツ代などは利用者の実費 働くパパやママの強い味方 問い合わせ ファミリー・サポート・センター事務局 ☎(84)1330 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 4-5面 特集「優しく広がる 子育ての輪」 No.1361 居場所をつくる  放課後や休日だけでなく、学校へ通えなくなった子供とそれを支える親など、今、あらゆる子育て世帯の「居場所」が求められている。  市内では、全ての子供たちの日常に寄り添い、健やかな成長を見守る人たちによる活動の輪が広がっている。辛いとき、寂しいとき、悩んでいるとき、この街ならきっと誰かが手を差し伸べてくれる。 子育てを支える地域の輪 はだのっ子未来応援サポーター  市ホームページで、地域での遊びや学習支援など、さまざまな活動を行う個人・団体・事業者を紹介しています。 問い合わせ こども政策課☎(86)3460 たまりば みんなで作って食べて、多世代交流 遊び相手は、「地域のお姉ちゃん」 みんなで花火すごく楽しい 楽しい「えんにち」も開催 Photo 1 コミュニティ食堂は、周りの家庭と合同の「特別な食卓」  2 食器洗いはボランティアの高校生が先導  3 遊びの時間も世代の垣根を越える 4 大人に教わりながらの調理。多い日には50人分も作るという  5 小学生と高校生の「女子会」。食事とともに会話も弾む  6 千村児童室での「えんにち」では、手持ち花火が配られた  7 大人や高校生に見守られて「ヨーヨーすくい」  8 昔ながらの駄菓子屋を再現 「子供の声が聞こえるっていいね」ってそんな風に言われる街を、ここから。 たまりば 磯辺友里代表  夕方の公民館に楽しげな声が響く。よく見ると、そこでは未就学児から大人まで、さまざまな世代が一緒になって遊んでいる。「今日の学校はどうだったかな」。大勢の中心で周囲に声を掛けているのは、たまりばの磯辺代表。渋沢地区や千村地区を拠点に、コミュニティ食堂や子供向けの駄菓子屋、地場産品のマルシェなど、子供を中心に地域の人が集まれる場所をつくっている。  たまりばができたのは約8年前。磯辺代表は、それ以前にも県内各地で子供の居場所づくりに取り組むNPO法人で活動していたが、当時小学1年生だった次男が学校へ通うのをためらうようになったことをきっかけに独立し、市内での活動を始めた。「人と会わないことで、子供が社会から取り残されてしまわないか不安でした」と振り返る。そのような中、周囲の母親らとの会話で、学校へ行っていない子供が意外にも多いことを知り、居場所づくりの必要性を感じたという。  「初めから『地域で』という部分にこだわりがありました」と磯辺代表。共働き世帯が増え、核家族化が進むことで、少なくなってきている「地域みんなでの子育て」を取り戻したいと語る。何でも家庭内で完結しようとすると、親は苦しくなって、周りを攻撃したくなってしまう。その結果、周りの人間は、距離を取るようになってしまうという。「昔みたいに近所の人が『子供は見ておくから行っておいで』みたいな助け合いがあると、心にゆとりが生まれるんですけどね」  親の心に余裕がないと、子供は辛いことがあっても打ち明けづらい。そうならないよう、たまりばは、親同士が料理やイベントの運営をしながら、「困った」や「助けて」を普段から言える関係性づくりの場になっている。「大人が楽しいことをすれば、子供たちはもっと輝くと思います」。実際に、不登校に悩む親子が、参加するうちに元気になる姿を見てきたという。  運営仲間が「駄菓子屋をやっているからおいで」と地域の子供を誘い、参加者が増えてきているというたまりば。そういった「おせっかいが焼ける世の中」が理想だと磯辺代表は話す。「同じような活動をする人が増えれば、親も子もさらに暮らしやすい街になるはずです」 こだぬき会 子供も大人も一緒に大自然のリラックスタイム 自然の中にあるものは全部遊具 自然の楽しみ方は年上の子がお手本 Photo 1 「はだのプレーパーク」の川遊び。大人が多いからこそ思い切り遊べる  2 自然のブランコは、乗りこなすのに一苦労 3 四十八瀬川の清流を全身で感じる 4 水生生物の採集に没頭する子供も 5 プールとは違う自然の水に大興奮 6 川底が深い場所でダイブ。1人が始めると次々にまねをし始める 7 ベテラン参加者が教える「ささ舟作り」 8 子供たちが集めたセミの抜け殻。怖がる子供はほとんどいない 「群れで子育て」が私の出した最適解。 こだぬき会 西村悦子代表  「生き生きとした子供時代を送ってほしいんです」。木漏れ日がきれいな自然の中で、優しくほほ笑むのは、こだぬき会の西村代表。親子で川遊びやたき火が楽しめる「はだのプレーパーク」や、不登校児童向けの「はだの自然スクール」など、市内で小学生までの子供が自然の中で育つ場を提供している。  自らも島根県の大自然で幼少期を過ごしたという西村代表。12年前、「自然の中で子育てがしたい」と川崎市から夫の実家がある秦野市へ移住してきた。程なくして立ち上げたのが、こだぬき会だ。当初はハイキングなどで1年を通して自然と触れ合う教室だけを運営していたが、転機はコロナ禍。それまで空き地で遊んでいた子供たちの姿は消え、ひょっこりと家に遊びに訪れる友人も現れなくなったという。平成時代から徐々にボール遊びができる場所が減ってきたことなども起因したのかもしれないが、コロナ禍が明けても、子供の遊び場がないのが目についたと振り返る。「できる限り規制のない場所で遊んでほしい」と願って始めたのが、「はだのプレーパーク」だった。  こだぬき会が大切にしているのは、時間、仲間、空間、隙間という四つの「間」。近年は、習い事などで多忙な子供が多い。たまに放課後に空いた時間があっても、遊べる相手や場所が見つからないという声も聞くそうだ。「休日だけでも、良い仲間たちとゆったりとした時間を過ごしてもらえたらなって」  近年、子育てが孤立化していると訴える西村代表。自身も、つてのない川崎市で暮らしていた頃は、助けを求める相手もおらず苦しんだと話す。解決策として生み出したのが、「群れで子育て」。大自然の中で、みんなで遊ぶ。常に誰かの目があって、子供は子供同士で遊び、大人は他の大人と談笑する。「みんなでつながって、助け合って子育てがしたいです」  活動を通して元気になった参加者からの感謝の言葉に勇気をもらっているという西村代表。「子育てって本当は楽しいもの。子育てが宝物になる手伝いがしたいです」と力を込める。市内にいる子育て世帯の皆さん。少しでも疲れを感じたときは、秦野ならではの自然の中で、〝ゆったり子育て〟を楽しんでみては。 参加者の声 たまりば 人見知りだった自分が、誰とでも気軽に話せるようになりました。人との関わりが楽しいです。 原田はなさん 大人たちがみんな優しいし、知らないことを教えてくれます。料理のテクニックも上がります。 上田苺花さん ここに来れば、いつでも子供たちを友達に会わせられる。ありがたい場所です。 岡部典子さん 渚さん 岬さん 旭さん こだぬき会 常に誰かが見ているので、安全も確保できるし、良い自然体験スポットを知ることができてうれしいです。 石川友希子さん 雅さん 学校へ通えている子供も通えていない子供も、みんなが仲良くしていて、心地良い居場所です。 坂野智哉さん 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 6面 特集「優しく広がる 子育ての輪」 No.1361 地域で見守る  子供たちの学びの場は学校や家庭だけではない。地域の中で、人と人とのつながりが子供たちを大きくする。市内の各地区には、地域の力で子供たちの健やかな成長を支えようと活動する人たちがいる。 地域の夜廻(よまわり)さん 市青少年相談員連絡協議会 飯田稔 会長  「僕ら地域の大人が子供たちの安全を守らないとね」。朗らかに笑うのは、大根地区で20年以上、青少年相談員として活動を続ける飯田会長。市内に約70人いる相談員を束ねている。  青少年相談員は、市から委嘱を受け、地域で子供の健全な育成と非行防止に取り組む地域の見守り役だ。家庭や学校、地域でのさまざまな相談に応じるほか、夜間の街頭パトロール、行事での見守りなどを通して、子供たちが安心して過ごせる環境づくりに取り組んでいる。  「家に帰っても誰もいない、近所の人とも顔を合わせない。そんな環境が子供の孤立や非行につながる場合もあります」。飯田会長は、近年の核家族化の進行や共働き世帯の増加により、地域のつながりが薄れつつあることを懸念している。  月2回の街頭パトロールで意識していることは「見せるパトロール」。青いベストを羽織って街を歩くことで、それを見た子供や親に安心感を与えるのが目的だという。「僕らの仕事は忠告して回ることじゃない。だから、街にいる子供たちに掛ける言葉も、『気を付けてね』の一言なんだよ」。その短い言葉には、犯罪や交通事故に遭わずに過ごしてほしいという思いが込められている。  「子供たちが成長していく姿を見るのが楽しみですね」と笑顔で話す飯田会長。過去には、道でうずくまる子供を助け、それ以降家族ぐるみの付き合いになり、成人するまで見届けたことも。「相談員の仕事は、長く続けることに意味がある」と話す。  青少年相談員は、今夜も子供たちに声を掛けながら、夜道を〝廻る〟。子供たちの明るい未来と地域の安心を願って。 こうして街は守られる 青少年相談員の仕事 下校中 通学路に怖い人がいる~ ヒ〜ッ 気を付けてね サッ 大人たちが見ているのか おじさんたちありがとう~ 地域の輪広げ隊 上地区青少年育成活動推進部会 中津川重光 会長  8月中旬、上地区では、毎年恒例の納涼大会に向け準備が進む。「子供に色々な経験をさせてあげたいね」と額の汗を拭うのは、中津川会長。  市内各地区にある青少年育成活動推進部会は、子供たちの成長と地域のつながりをつくることを目的に、自治会や青少年指導員、学校と連携し、祭りやスポーツ大会などを運営している。地域の行事は子供たちがさまざまな世代の大人とつながる場。中津川会長も「地域の大人みんなで子供を育てたいです」と、一つ一つの行事に思いを込めて取り組む。  上地区では、毎年夏に地区の小学6年生を募って富士登山を行い、部会員と山頂を目指す。「過酷な登山で、子供たちは挑戦する力や仲間と協力する大切さを学びます」。最近では、かつて富士登山に参加した地元出身の大学生も、引率を手伝ってくれるようになったという。自らの経験を生かして、苦しい時に声を掛けるなど、子供の登山をサポートした。成長した大学生の姿を目にして、行事の意義を改めて確信したそうだ。  中津川会長は、部会の活動を通して地域に愛着を持ってもらいたいと考えている。育まれた地元愛が生み出すのは、大学生たちのような次の担い手。「進学などで地元を離れても、『いつかこの場所に戻ってきたい』と思ってくれたらうれしいですね」  子供の成長を一緒に喜び、みんなで支える。その温かい輪が地域への誇りも育み、未来へとつながっていく。各地区の部会員たちは、子供たちの笑顔のために、今日も汗をかく。 地区ごとの特色が魅力 青少年育成活動推進部会 上地区 富士登山 自然の素晴らしさと過酷さを学ぶ 南地区 星っ子クラブ親子天体観測 親子で天体観測や星空を学ぶ 東地区 楽農体験スクール 野菜の植え付けや収穫を体験 子供の見守りはここでも 児童ホーム  放課後児童支援員が、市立小学校で放課後や夏休みなどに遊びの場や生活の場を提供しています。来年度の入室者は、11月から募集します。 対象 仕事や病気などで家族が保育できない小学生 利用時間 授業終了後~午後6時(土曜日、夏季・冬季・学年末休業中は午前8時半~午後6時) ※延長あり 家庭にいるような温かい時間 問い合わせ こども育成課☎(86)6310 自然を満喫しよう こどもワイルドキャンプ とき 9月20日㈯午後1時~21日㈰午前11時半(1泊2日) ところ 表丹沢野外活動センター 内容 テント設営、バードコール作り、バーベキュー 対象 小学4~6年生20人(抽選) 費用 2000円 申し込み 9月10日㈬までに市ホームページから電子申請 問い合わせ こども育成課☎(86)6270 楽しい子育て講座 「世界一の素敵(すてき)親子を目指して」 とき 9月30日㈫、10月10日㈮、21日㈫、10月31日㈮の全4回 午前10時~正午 ところ 保健福祉センター 対象 12歳以下の子供の保護者20人(申し込み先着順) ※保育あり(2歳以上) 申し込み 電話または右の二次元コードからメール 問い合わせ こども家庭支援課☎(82)6241 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 7面 特集「優しく広がる 子育ての輪」 No.1361 未来へつなげる  現在、結婚支援や妊娠・出産を健康に迎えるための支援に取り組む本市。目指すのは、子供や若者に「将来、秦野で子育てがしたい」と感じてもらえる街だ。秦野での子育てはメリットがたくさん。実例として、都内からUターンした家庭を紹介する。 秦野で子育て 櫻井さん家族の場合  秦野で生まれ育ち、都内で生活をしていた裕太さん。3年前、結婚を機に選んだのは、若い夫婦や子育て中の夫婦を対象とした定住化促進住宅「ミライエ秦野」でした。 櫻井裕太さん 孝美さん 結椛さん 「ぽけっと21」で子育ての悩みも解消 おしゃれな内観は若者夫婦にぴったり 家賃4万5000円〜4万7000円 隣接するカルチャーパークでは、子供が楽しめるスポットがたくさん  スーパーマーケットや公園が近くにあり、生活がしやすかったです。建物内に子育て支援センター「ぽけっと21」があって、よく利用していました。何よりありがたいのは手頃な家賃です。 どっちを選んだ 住宅購入時の助成金 ミライエ秦野住宅購入助成金 住んだ月数37カ月×1万円 合計37万円 採用 はだのOMOTANライフ応援事業助成金 助成額 20万円 加算額 ・小学校卒業前の子供加算 10万円 ・過去3年以内の婚姻加算 10万円 ・親世帯が市内居住(1年以上)加算 10万円 合計50万円  市内に家を建てるときに使える助成金が何と2種類も。私たちは、はだのOMOTANライフ応援事業助成金を活用しました。  完成したばかりのマイホームでは、家族のにぎやかな声が響いています。  秦野の落ち着いた住環境は子育てに最適です。  「生活がしやすく、のどかで緑豊かな環境。娘をのびのびと育てられそうです」と語る櫻井さん夫婦。これからも秦野での子育てライフは続いていきます。 有識者が見る 秦野市の子育て施策 県立保健福祉大学  小林正稔 元教授  近年の子育て世帯は、共働き世帯の増加や地域の絆の希薄化に伴う孤立など、多くの課題を抱えています。国の「こども大綱」や県の「かながわ子ども・若者みらい計画」では、課題解決のための具体策が示されていますが、多岐にわたります。自治体には、あまたある解決策の中から、住民ニーズに合わせた選択が求められるため、施策の優先順位をつけることが困難です。  秦野市が今年3月に策定した「市こども計画」では、保育現場における1歳児クラスの職員配置について、国の基準を上回る「園児4人に1人」を目指しています。幼児期にどれだけ大人の目がかけられるかは、子供が成長する鍵になります。自らが安心して育った環境であれば、大人になったときに、「この街で子育てをしたい」と思ってもらえるのではないでしょうか。  子育て・教育施策が一体となっていくことで、今後さらに良い〝子育てサイクル〟が生まれると思います。 いずれも最大60万円 新生活への3つの助成金 助成対象経費 住宅購入費 住宅賃借料 引っ越し費用 ❶ミライエ秦野住宅購入助成金 住宅購入費 対象 市外から転居し、入居期間中に市内の住宅を購入して退去した方 助成額 入居していた月数×1万円 ❷はだのOMOTANライフ応援事業 住宅購入費  申請には期限があります。  対象 市内で住宅を購入した40歳以下の世帯(その他の要件は市ホームページにあります) 助成額(基本額) 20万円 加算額 次の一つに該当するごとに10万円(上限40万円)  ◇市外からの転入者を含む  ◇小学校卒業前の子供がいる(1人ごとに加算)  ◇過去3年以内に婚姻の届け出をした  ◇購入した住宅が「空家バンク」に登録されている  ◇購入した住宅が上地区にある ◇親世帯が1年以上市内に居住 申し込み 申請書(市役所西庁舎2階交通住宅課、市ホームページにあります)に必要書類を添えて、〒257-8501交通住宅課へ郵送または持参 ❸結婚新生活支援事業 住宅賃借料 引っ越し費用 対象 令和7年1月1日以降に婚姻の届け出をし、令和6年の所得の合計が500万円に満たない40歳以下の夫婦 上限額 60万円(30歳以上は30万円) 申し込み 申請書(市役所1階こども政策課、市ホームページにあります)に必要書類を添えて、こども政策課へ持参 問い合わせ  ❶❷交通住宅課☎(82)9642 ❸こども政策課☎(86)3460 子育てを始めるときに 子育てサポートブック  妊娠、出産、子育てに関する市の支援を掲載しています。 配布場所 母子健康手帳交付時、子育て支援センター「ぽけっと21」、市役所1階こども政策課など 問い合わせ こども政策課☎(86)3460 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 8面 No.1361 9月27日㈯・28日㈰ みんなの力で盛り上げよう 第78回 秦野たばこ祭 問い合わせ 観光振興課☎(82)9648 クラウドファンディングや祭りの最新情報は市ホームページへ 打ち上げ花火にご協力を  祭りのフィナーレを飾る打ち上げ花火を盛大に行うため、クラウドファンディングや募金を受け付けています。ご支援をお願いします。 クラウドファンディング  返礼品 名入れちょうちんなどのオリジナルグッズ、花火観覧用桟敷席、弘法の火祭・松明(たいまつ)点火体験など 申し込み 9月12日㈮までに観光振興課へメール(kankou@city.hadano.kanagawa.jp)または電話(名入れちょうちんは9月5日㈮まで) 募金  振込先 秦野たばこ祭実行委員会(花火募金) ◇中栄信用金庫本店 普通0577349 ◇横浜銀行秦野支店 普通6093030 募金箱の設置場所 市役所などの市内公共施設、市内の金融機関、コンビニ、スーパーマーケットなど あなたの名前が街を照らす 臨時駐車場 とき・ところ ◇本町・南中学校、末広小学校の校庭 午前9時〜午後9時 ◇堀川小学校の校庭 午前11時~午後9時半(28日は午前9時半~) 料金(1回) ◇自動車 500円 ◇原動機付自転車・自動二輪車 200円 自転車専用の無料駐輪場 ところ 市役所西庁舎裏側 無料シャトルバス運行  堀川小学校の有料駐車場から県立西部総合職業技術校まで、無料で運行します。 運行日程  とき ◇27日 午前11時半〜午後8時50分 ◇28日 午前10時〜午後8時50分 ※約10分間隔(午後2時台、4時台は一部20分間隔)で運行します 秦野たばこ祭関連企画 秦野たばこ資料展 とき 9月20日㈯~28日 ところ 本町公民館 内容 タバコ耕作の歴史を写真パネルや資料で紹介 問い合わせ 生涯学習課☎(87)9581 障害者、要介護認定者と震災避難者を招待 市役所屋上で花火観覧 とき 9月28日 午後7時半~8時 対象 市内在住の障害者または要介護認定を受けている方と介護者、東日本大震災避難者100人(申し込み先着順) ※聴覚障害者は、住所、氏名、電話番号、人数、対象区分、来場方法、パイプいすや車いす使用の有無を書きファクス((82)8020)で申し込み 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616、高齢介護課☎(82)9616 11月1日㈯は全国報徳サミット秦野市大会 開催記念プレイベント 映画「二宮金次郎」上映会 とき 9月27日㈯ 午前10時~正午、午後1時半~3時半 ところ 本町公民館 定員 各回100人(当日先着順) 合田雅吏さんが演じる金次郎 ©映画「二宮金次郎」製作委員会 問い合わせ 本町公民館☎(84)5100 親子陶芸教室 二宮尊徳を描こう とき 9月20日㈯、10月4日㈯の全2回 午前9時半~正午 ところ・申し込み 渋沢公民館☎(87)7751 対象 5歳~中学生と保護者6組(申し込み先着順。小学3年生以上は単独参加可) 費用 1組600円 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792 古典の日・文学講演会 小田原藩の改革と報徳仕法 とき 10月11日㈯ 午後1時~3時 ところ 図書館 講師 馬場弘臣氏(元東海大学教授) 定員 60人(申し込み先着順) 申し込み 9月2日㈫~ 問い合わせ 図書館☎(81)7012 企画展 安居院庄七 草山貞胤とその門人たち とき 9月6日㈯~11月16日㈰ ところ はだの歴史博物館 ミュージアムさくら塾 安居院庄七と三社燈籠(とうろう)万人講 とき 10月4日㈯ 午前10時~正午 ところ はだの歴史博物館 講師 飯森富夫氏(報徳博物館学芸員) 定員 50人(申し込み先着順) 費用 200円 問い合わせ はだの歴史博物館☎(87)5542 スマホでGO 花匂いデジタルスタンプラリー  OMOTANコインアプリを使って秦野市、中井町、二宮町、大磯町を巡り電子スタンプを集め、アンケートに回答すると各市町の特産品が当たる抽選に応募できます。 ※参加賞あり とき 11月30日㈰まで 参加賞交換場所 市観光協会 各市町の名所を巡ろう 参加方法は市ホームページへ 問い合わせ 総合政策課☎(82)5101 一瞬のきらめきを ダイヤモンド富士 とき(時刻は目安) ところ 9月15日㈪ 午後5時25分 震生湖近くの高台 9月15日㈪ 午後5時27分 欠の上人道橋付近 19日㈮ 午後5時21分 権現山山頂 20日㈯ 午後5時18分 市役所付近 20日㈯ 午後5時19分 弘法山公園第1駐車場付近 21日㈰ 午後5時16分 カルチャーパーク第4駐車場付近 25日㈭ 午後5時11分 田原ふるさと公園 10月1日㈬ 午後5時5分 菜の花台 11日㈯ 午後4時54分 三ノ塔 18日㈯ 午後4時45分 塔ノ岳 ※観光協会にある富士山ビューマップで詳しく紹介。 問い合わせ 観光協会☎(82)8833 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 差し込み表面 No.1361 お知らせ 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは入場自由。電子申請は市ホームページからアクセス。市のメールアドレスは@以下にcity.hadano.kanagawa.jpを付けてください。 行政一般 ●9月1日~10日は屋外広告物適正化旬間  屋外広告物の設置には許可が必要です。許可の基準は設置場所や種類で異なるため、申請前に必ず相談してください。許可基準や申請用紙は、市役所西庁舎2階建築指導課、市ホームページにあります。 問い合わせ 建築指導課☎(83)0883 ●9月10日~16日は自殺予防週間  心身の調子を崩しやすい時期です。自分や家族、友達などの心の健康を気に掛けてください。 ◇関連図書の展示 とき 9月2日㈫~21日㈰ ところ 図書館 ◇ストレスチェック「こころの体温計」 特設ウェブサイト「こころの健康」内にあります。 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●抽選で給付します住宅用火災警報器 対象 市内在住で、令和5年以降に給付を受けていない70歳以上が住む世帯 申し込み 申請書(消防本部2階予防課、市ホームページにあります)に身分証明書の写しを添えて、9月16日㈫~30日㈫に〒257-0031曽屋757予防課へ郵送または持参。ファクス((83)8322)も可 問い合わせ 予防課☎(81)5240 ●LED化工事のため一部利用を休止します メタックス体育館はだのなど とき 10月1日㈬~ ところ メタックス体育館はだの弓道場、NITTANパークおおね庭球場、カルチャーパーク北側庭球場 問い合わせ 公園課☎(73)8612 ●漏水調査にご協力を  漏水の早期発見のため、道路や宅地内にある水道管の水漏れの調査を実施します。調査員は、上下水道局が発行した顔写真入りの証明書を携帯し、費用は請求しません。 とき 10月1日㈬~令和8年3月19日㈭ 委託業者 東日本漏水調査㈱ 問い合わせ 水道施設課☎(83)2113 ●下水道排水設備工事 責任技術者試験と更新講習 ◇試験 とき 11月9日㈰ ※申し込み書は9月12日㈮まで浄水管理センター4階営業課で配布 ◇更新講習 内容 送られたテキストで自主講習 ※申し込み書は10月下旬から対象者へ郵送 問い合わせ 営業課☎(83)2111 ●被害が急増中 特殊詐欺にご注意を  警察官などをかたった詐欺の電話が増えています。SNSなどで警察官が警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありませんので、怪しいと思ったら電話を切り、秦野警察署☎️(83)0110へ相談してください。 問い合わせ 地域安全課☎(82)9625 催し ●就職を支援 個別カウンセリング とき 9月3日~24日の水曜日 午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く) ところ ふるさとハローワーク(秦野駅前農協ビル3階) 内容 適職発見、応募書類の書き方、面接トレーニングなど 対象 各日市内在住の18歳以上の求職者5人 ※24日は保育あり(予約制) 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646またはふるさとハローワーク☎(84)0810 ●みんなの力で街をきれいに 市内一斉美化清掃 とき 9月7日㈰ ところ 各自治会の区域 ※時間や雨天のときなどの対応は、自治会ごとに決定 問い合わせ 環境資源対策課☎(82)4401 ●創業を目指してみませんか 開業サポートセミナー とき 9月11日㈭ 午後6時~9時 ところ 秦野商工会議所会館(平沢2550-1) 内容 独立開業のポイント、開業資金の調達法など 対象 開業5年に満たないまたは創業を目指す20人 申し込み 秦野商工会議所☎(81)1355 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 ●はだの浮世絵ギャラリー ①展示企画と②ギャラリートーク ①とき 9月13日㈯~11月9日㈰ 午前9時~午後7時(火曜日、祝日は午後5時まで) 内容 花・鳥・風・月を主題とした浮世絵 ②とき 9月24日㈬ 午前10時~10時半 定員 20人 ところ いずれも図書館 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 ●救急フェア2025 とき 9月13日㈯ 午前10時~正午 ※雨天中止 ところ イオン秦野SC 内容 心肺蘇生法やAEDの体験、子供用防火衣の着用体験、チアダンス(東海大学体育会) 問い合わせ 消防管理課☎(81)8020 ●創業を目指す人を応援 はだの創業塾 とき 9月13日、20日、10月4日、18日の土曜日 全4回 午後1時~4時半(13日は午後4時、18日は午後5時まで) ところ 中栄信用金庫秦野駅前支店(尾尻943-1) 内容 経営の知識・ノウハウなど 対象 創業を考えている・予定しているまたは創業5年に満たない20人 申し込み 中栄信用金庫地域支援部☎(81)1852 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 ●観覧しませんか 中学生英語スピーチコンテスト とき 9月14日㈰ 午後1時半~4時半 ところ 保健福祉センター 内容 市内在住の中学生14人が、自分の思いや考えを英語で発表 ※来場者の投票で決める「オーディエンス賞」あり 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 ●9月はパサデナ月間 パサデナ音楽交流コンサート とき 9月18日㈭ 午後5時半~7時 ところ 北公民館 内容 アコーディオン演奏(スタス・ヴェングレブスキー氏)など 定員 120人 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 ●里山を歩こう 秋の気配 とき ところ 9月20日㈯午前9時東公民館集合~東京電力パワーグリッド㈱新秦野変電所~正午 内容 野鳥や植物の観察 定員 20人 費用 200円 問い合わせ 環境共生課☎(82)9618 ●はだの生涯学習講座 「地元を新発見 秦野×ジビエ」 とき 9月20日㈯ 午前10時半~正午 ところ 市役所教育庁舎3階大会議室 講師 三浦義政氏(県猟友会西秦野支部事務局) 定員 50人 申し込み 電話または住所、氏名、電話番号を書きファクス((86)6563)。電子申請、メール(s-gakusyu@)も可 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792 ●プレママ&ママのための 母子保健教室 とき 9月22日㈪ 午後1時~2時40分  ところ 保健福祉センター 内容 無痛分娩(ぶんべん)に関する講演など 対象 妊婦または2歳以下の親子 申し込み 市ホームページから専用ウェブサイトへ 問い合わせ こども家庭支援課☎(82)9604 ●ノルディックスローウオーキングと森林セラピー体験 とき 9月28日㈰ 午前9時半~午後3時 ところ 県立秦野戸川公園 定員 6人 費用 4500円 申し込み 電話またはメール(shinrin-f@) 問い合わせ 森林ふれあい課☎(82)9631 ●スマートフォン体験講座 初めてのQR決済 とき 10月9日㈭ 午前10時~正午 ところ 申し込み 堀川公民館☎(87)4111 対象 スマートフォン未所有者または使い方が分からないスマートフォン所有者10人 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792 ●地域支え合い型 認定ドライバー養成研修 とき 11月4日㈫、9日㈰、18日㈫の全3回 午前10時~午後4時 ところ 保健福祉センター 定員 24人 問い合わせ 高齢介護課☎(82)5617 ●秦野を満喫 縁結びバスツアー とき ところ 11月8日㈯午前9時半市役所集合~森林セラピーロード「秦野戸川公園・風の吊(つ)り橋コース」~出雲大社相模分祠~午後4時 対象 次のいずれかに該当する方(抽選) ◇市内または厚木市在住・在勤の25~40歳の独身男性20人 ◇25~40歳の独身女性20人 ※いずれも学生を除く 費用 1000円 申し込み 10月15日㈬までに電子申請 問い合わせ こども政策課☎(86)3460 募集 ●市民の日運営ボランティア とき 11月3日㈪ 午前9時半~午後3時 ところ カルチャーパーク 内容 抽選券やプログラムの配布、会場案内、誘導など 対象 中学生以上 締め切り 9月19日㈮ 問い合わせ 市民活動支援課☎(82)5118 スポーツ ●こども体操教室 とき 10月5日㈰、11日㈯、19日㈰、26日㈰、11月22日㈯、29日㈯、12月6日㈯、13日㈯の全8回 午後1時~2時45分 ところ メタックス体育館はだの 対象 平成29年4月2日~令和2年4月1日生まれの30人(抽選) 費用 5000円 締め切り 9月7日㈰ 問い合わせ スポーツ協会☎(84)3376 健康・子育て ●献血 とき ところ ◇9月6日㈯ 15日㈪ 20日㈯ 23日㈫ 午前10時~11時半、午後1時~4時 イオン秦野SC ◇28日㈰ 午前10時~11時半、午後1時15分〜4時 市役所 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 施設情報 ●田原ふるさと公園 ☎(84)1281 かかしまつり とき 9月6日㈯~28日㈰ 午前9時~午後5時(28日は午後3時まで) ※出展は9月5日㈮までに電話 ●はだのこども館 ☎(81)7011 キッズおやこ・たいそうひろば とき 9月12日㈮ 26日㈮ 10月10日㈮ 24日㈮ 午前10時~11時半 内容 親子でダンスやリレー、玉入れなど キッズおやこ・うたのひろば とき 9月19日㈮ 10月17日㈮ 午前10時半~11時半 内容 親子で童謡やリズム遊び 対象 いずれも2・3歳児と保護者 ●図書館 ☎(81)7012 おはなし会 とき 内容 ◇9月13日㈯ 午後2時~2時半 おはなしアリス 対象 3歳以上 ◇20日㈯ 午後2時~2時半 おはなしころりん ◇28日㈰ 午前10時半~11時 おはなしぷりん 定員 各日15人(当日先着順) ●くずはの家 ☎(84)7874 キノコウオッチング 身近なキノコ入門 とき 9月15日㈪ 午前10時~午後2時半 講師 井上幸子氏(神奈川キノコの会) 対象 小学生以上20人(小学1・2年生は保護者同伴) 親子で体験 魚釣り とき 9月28日㈰ 午前9時半~11時半 対象 小学4年生以上の親子20人 申し込み いずれも9月2日㈫〜 ●はだの丹沢クライミングパーク ☎(63)2630 ボルダー教室 とき 10月13日㈪ ◇初級A 午前9時~11時 ◇初級B 正午~午後2時 ◇初級C 午後2時半~4時半 定員 各回10人 費用 市外在住者は1000円 ※シューズなどのレンタル代は実費 申し込み 9月6日㈯~(市外在住者は13日㈯~) 令和7年(2025年) 広報はだの9月1日号 差し込み裏面 No.1361 9月は認知症月間 関連書籍、啓発パネルの展示 とき ところ ◇9月25日㈭まで 図書館 ◇9月30日㈫まで 市役所正面玄関、市役所1階高齢介護課 内容 認知症に関する書籍(図書館のみ)、リーフレット設置、パネル展示 「認知症の日」 まほろば大橋の時計塔をオレンジ色にライトアップ とき 9月21日㈰ 午後6時~9時 教えて先生 認知症予防 とき 10月8日㈬ 午後2時~3時半 ところ 大根公民館 内容 早期発見・治療の方法、脳の健康チェック 定員 20人 問い合わせ 高齢介護課☎(82)7394 募集 市職員の採用試験(後期) 職種 事務職 採用予定人数 若干名 対象 平成2年4月2日~平成20年4月1日に生まれ、令和7年度に実施した職員採用試験の事務職を受験していない方 職種 ①土木職 ②建築職 採用予定人数 若干名 対象 次の全てに該当する方 ◇昭和56年4月2日~平成20年4月1日に生まれ、学校教育法に規定する大学、短大もしくは高校において①は土木、②は建築の学科を卒業(令和8年3月卒業見込みを含む)またはこれらと同等の知識がある ◇令和7年度に実施した職員採用試験(同じ職種)を受験していない 申し込み 9月1日午前9時~23日㈫午後5時に電子申請。9月26日㈮に電子申請システム内で受験票が交付されたら、申し込み書とエントリーシート(いずれも市ホームページにあります)を10月3日㈮~5日㈰の指定された日時に市役所教育庁舎3階大会議室へ本人が持参 ※令和8年4月以降採用予定。試験日程などは、募集要項(市ホームページ、市役所1階受付、3階人事課にあります)で確認してください 問い合わせ 人事課☎(82)5120 インターネットで回答をお願いします 令和7年国勢調査  10月1日を調査期日として、9月中旬から調査員証を持った調査員が全世帯を訪問します。日本に住む全ての人と世帯が対象です。 回答方法  インターネットまたは郵送。期日までに回答が確認できなかった世帯には、ポストに調査票提出のお願いなどのリーフレットを配布します。 締め切り 10月8日㈬ ※インターネットや郵送での回答が困難な方は、訪問時に調査員に伝えるか国勢調査事務室へ連絡してください 問い合わせ 国勢調査事務室☎(83)7985・7986 参加者募集 市民大学 専門学習塾 講義1 「江戸の文化を探る 美人画の系譜と浮世絵末流の近代、戯作資料」 とき 内容 ①「浮世絵末流の系譜 玄冶店派と鏑木清方」 10月4日㈯ ②「江戸の出版・流通」 18日㈯ ③「美人画の諸相 喜多川歌麿を中心に」 25日㈯ ④「戯作資料について 洒落(しゃれ)本・滑稽本・人情本を中心に」 11月2日㈰ 全4回 いずれも午後1時半~3時 講師 ①③篠原聰氏(東海大学資格教育センター准教授)、②④湯浅彩央氏(東海大学文学部准教授) 講義2 「万葉集の世界24 巻四を読む 大君の遠のみかどに旅する君」 とき 10月4日~25日の土曜日 全4回 午後3時10分~4時40分 講師 志水義夫氏(東海大学文学部教授) ところ いずれも図書館 対象 16歳以上60人 費用 各講義800円 申し込み 9月2日㈫~ 問い合わせ 図書館☎(81)7012 みんなの伝言板 市内の公共施設を利用 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 催し案内 ●息子・娘の婚活親セミナー 9月9日㈫ 23日㈫ 午後6時15分~7時15分 保健福祉センター 各日結婚を希望する独身者の親6人 1000円 電話またはメール(rumrumakiaki@gmail.com) 婚育畑・池山☎090(1816)9324 ●和泉会・富士図55展 9月10日㈬~15日㈪ 午前10時~午後5時(10日は午後1時~、15日は午後3時まで) 宮永岳彦記念美術館 水彩・油彩画の展示 小泉☎(75)0888 ●全国囲碁将棋秦野地区大会 9月15日㈪ 午前9時半~午後5時(受け付けは午前10時10分まで) 保健福祉センター 1500円(高校生以下は1000円) ファクス((81)2070)または電話 実行委員会・奥田☎(81)2254 その他 ●ほっとタイム 南が丘 9月10日㈬ 午前9時半~11時 西大竹自治会館 親子遊びなど 4歳以下と保護者 南が丘民児協・大庭☎(81)8492 ●講演会「かかわりを大切にした認知症対応と認知症予防について」 9月25日㈭ 午後2時~4時 秦野厚生病院(南矢名2-12-1) 30人 秦野厚生病院☎070(2493)1714 公民館・会館だより 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 南公民館 ☎(81)3001 ●お茶会体験 10月11日㈯ 午前10時~正午 小・中学生8人 200円 本町公民館 ☎(84)5100 ●親子手話教室 9月21日㈰ 午前10時~11時半 小学生と保護者10組 ●写真で見る本町70年 9月27日㈯~30日㈫ 午前8時半~午後5時 ●みんなで歌おう「懐かしい秋の歌」 9月30日㈫ 午前10時~11時半 40人 400円 渋沢公民館 ☎(87)7751 ●渋沢散策ハイキング 初秋「四十八瀬川方面」 9月24日㈬午前9時半渋沢駅改札前集合~午後3時 15人 220円 東公民館 ☎(82)3232 ●レコードカフェ「メモリーズ」 9月24日㈬ 10月22日㈬ 午後1時半~3時半 各日50人 ●子供料理教室「お月見まんじゅう作り」 10月5日㈰ 午前10時~午後0時半 小学3〜6年生10人 500円 南が丘公民館 ☎(84)6411 ●わらべ歌で赤ちゃん育て 9月9日㈫ 午前11時~正午 1歳以下の親子8組 500円 ●親と子の絵本を楽しむ会 9月17日㈬ 午前10時~11時 7組(保護者のみの参加も可) 上公民館 ☎(87)0212 ●HKDらくらく体操教室 9月25日㈭ 午後1時半~3時 音楽に合わせた軽い体操 60歳以上15人 ●男の料理教室「ちらし寿司(ずし)とサバの味噌(みそ)煮」 10月5日㈰ 午前9時半~午後0時半 7人 1200円 ●親子卓球教室 10月5日㈰ 午後1時~3時 10人(中学生以上は単独参加可) 堀川公民館 ☎(87)4111 ●生命の星・地球博物館講座「カメラがとらえた里山のけものたち」 9月21日㈰ 午後1時半~3時半 20人 150円 ●大人の縫い物教室「ピンクのメッシュトートバッグ」 10月2日㈭ 午前9時半~正午 15人 1500円 大根公民館 ☎(77)7421 ●世界アルツハイマー月間パネル展 9月19日㈮~25日㈭ ●歌声広場「懐かしい歌を一緒に歌いませんか」 9月21日㈰ 午後1時半~3時 50人 200円 鶴巻公民館 ☎(76)0463 ●つるまき子供自然発見隊in善波川 9月23日㈫ 午前9時半~11時半 小学生20人(1・2年生は保護者同伴) 20円 ●初めてのウクレレ教室 10月11日~11月1日の土曜日 全4回 午後1時~3時 20人 2500円 北公民館 ☎(75)1678 ●第3木曜日は体を動かしてリフレッシュ 9月18日㈭ 午前9時半~11時 35人 200円 ●絵本とわらべ歌 9月18日㈭ 午前10時~10時45分 4歳以下の親子5組 ●子供お月見まんじゅう作り 9月27日㈯ 午前9時半~正午 小学生8人 500円 西公民館 ☎(88)0003 ●ブック展「スポーツと健康」 9月25日㈭まで  ●子供卓球教室 10月~令和8年3月の第1土曜日 (12月は第3土曜日、令和8年1・2月は第2土曜日) 全6回 午前9時~11時 小学生15人 ●季節の歌声サロン 10月8日㈬ 午前10時~11時半 40人 200円 ほうらい会館 ☎(81)8310 ●介護予防体操で元気よく老いましょう「チェアエクササイズ&ストレッチ」 9月29日㈪ 午前10時~11時半 20人