令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 1面 No.1321 主な内容 ◇人権作文・ポスターなどの入賞者 (2面) ◇市の職員数・給与など (3面) ◇ライトアップ・イルミネーション特集 (8面) ◇秦野市展の入賞者 (8面) 人口と世帯  5.11.1 現在 総人口 16万1258 人 (前月比- 20) 内 訳 男 8万1464 人 (前月比+ 18) 女 7万9794 人 (前月比- 38) 世帯数 7万2937 世帯 (前月比+ 79) 特集(4-5面) 活気生み出す 商人の力 今月の表紙  渋沢駅北口から徒歩3分ほどの場所にある、「PIZZA DINER Walking Flower」。昨年9月に開店し、この地域の商店街に仲間入りしました。  市の補助金を利用して空き店舗を改装した店内には、「ピザ屋をやるなら窯」、「カウンター商売がやりたい」という店主・片野拓実さん(34歳・東田原)のこだわりがぎっしり。  「チャレンジすれば、秦野が盛り上がるきっかけになるはず」と、空き店舗の活用を勧める片野さん。彼のように熱い思いを持った商人たちが、今、地域に活気を与えています。 募集 補助します 商店街の空き店舗利用 対象 開業1~4カ月の方 対象経費・補助額 ◇開業時改装費 10分の3(上限50万円) ◇賃借料 10分の3(上限月3万円、2年間) ◇広告宣伝費 2分の1(上限15万円、開業後6カ月まで) 申し込み 申し込み書(市ホームページにあります)に必要書類を添えて、1月5日㈮までに市役所西庁舎1階産業振興課へ本人が持参 ※2月に審査会を予定 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 紙面アンケート スマホから1分で回答 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 2面 No.1321 入賞おめでとう 人権作文・ポスター・標語コンテスト  受賞者は次のとおりです(敬称略)。 中学生人権作文 ▼厚木人権擁護委員協議会 銀賞 山田美来(南が丘中3) 入選 大島由維(南中2) ▼市人権擁護委員会 最優秀賞 山田美来(南が丘中3) 大島由維(南中2) 大竹涼(南が丘中3) 優秀賞 伊藤綸哉(南中3) 東條好実(南中3) 岡﨑葵(北中2) 努力賞 宮沢紗世(本町中2) 鴨川瑠璃子(本町中2) 越地由奈(本町中2) 須山陽咲(南中2) 長澤和泉(南中2) 上原伊央(南中3) 徳田夢姫(西中3) 川村弥生(南が丘中3) 楊優莉奈(南が丘中3) 文岡茉愛(東中2) 中学生人権ポスター ▼厚木人権擁護委員協議会 優秀賞 佐藤優(大根中2) ▼市人権擁護委員会 最優秀賞 佐藤優(大根中2) 山田夏実(鶴巻中2) 樋口佳南(大根中3) 優秀賞 大高千佳(大根中3) 今埜紗那(大根中2) 𫝆井花梨(大根中1) 優良賞 宅見葵(北中1) 今野由純(西中3) 遊佐美帆子(鶴巻中2) 佐藤さんの作品 山田さんの作品 小学生人権を考える標語 ▼市人権擁護委員会 優秀賞 武田浩輝(本町小5) 髙橋奏音(南小6) 石原咲和(南小6) 窪嶋美莉菜(東小5) 近藤心春(東小5) 遠藤佑莉(東小5) 久保田旭(東小5) 籠谷美月(北小6) 髙井優斗(西小5) 澤木翔(上小5) 鈴木陽大(末広小5) 保坂千春(末広小5) 秋山叶夢(末広小5) 中島寛太(末広小5) 矢野葵花(南が丘小5) 高橋凜(南が丘小5) 及川結音(南が丘小5) 久保寺咲妃(南が丘小6) 奈良和奏(堀川小5) 本橋勇大(鶴巻小5) 問い合わせ 市民相談人権課☎︎(82)7618 夕暮記念こども短歌大会  秦野が生んだ歌人、前田夕暮の功績をたたえ短歌に親しむことを目的に開催しています。今年は2671首の応募があり、52首の優秀作品が決定しました(敬称略)。 小学生の部 秦野市長賞 背の羽が広がるように新しい ノートを開く春の教室 下吉李奈(南が丘小6) 中学生の部 秦野市長賞 終了のホイッスル耳にシュートした 揺れるゴールが光って見える 八卷耀(渋沢中2) 作品を展示 ①夕暮記念こども短歌大会 ②親子川柳大会 とき 12月4日㈪~15日㈮ ところ イオン秦野SC 内容 ①上位入賞作品12点と佳作40点、②入賞作品11点と佳作71点 ※入賞作品は1月以降に各公民館で巡回展示 問い合わせ 夕暮記念こども短歌大会は図書館☎(81)7012、 親子川柳大会は生涯学習課☎(84)2792 12月4日~10日は人権週間  法務省と全国人権擁護委員連合会が定める人権週間。パネル展示や相談窓口を通じて、人権への理解を深めましょう。 特定失踪者パネル・人権カレンダー展示  とき 12月8日㈮まで ところ 市役所教育庁舎1階 人権相談  とき 毎月第2・4木曜日(木曜日が休日のときは前日) 午後1時~4時 ところ 市役所教育庁舎1階相談室 定員 各日3人 締め切り 前日午後5時 問い合わせ 市民相談人権課☎(82)7618 こんにちは赤ちゃん  申し込み時1歳未満。右の二次元コードまたは市ホームページから電子申請。 ※加工や装飾をした画像は掲載できません 金子優音梨(かねこゆいり)ちゃん (4・6・16生 下落合) 國谷百花(くにやももか)ちゃん (4・8・20生 今泉) 坂東芹夏(ばんどうせな)ちゃん (4・8・30生 鶴巻南) 大塚葵斗(おおつかあおと)ちゃん (4・12・16生 ひばりケ丘) 令和5年度上半期 水道事業および公共下水道事業の業務状況 水道事業会計  令和5年度上半期の給水量は、987万1824㎥でした。このうち、料金算定の基となる有収水量(検針メーターによる量)は、885万8316㎥で、水道料金収入は、約10億4611万円となりました。前年同期と比べ、給水量は約8万㎥の減、有収水量は約16万㎥の減となり、今年度上半期の水道料金収入は約1777万円の減となっています。  建設改良事業は、配水管路の耐震化や水道施設の更新などを進めています。 項目 令和5年度 令和4年度 差引増減 給水量 987万1824㎥ 995万5097㎥ -8万3273㎥ 有収水量 885万8316㎥ 901万6521㎥ -15万8205㎥ 水道料金 10億4611万円 10億6388万円 -1777万円 科目 金額  営業収益 10億6678万円 営業費用 10億7124万円 営業外収益 1億9517万円 営業外費用 4304万円 特別利益 3万円 特別損失 35万円 上半期純利益 1億4735万円 公共下水道事業会計  令和5年度上半期の流入汚水量は697万5505㎥でした。このうち使用料算定の基となる有収水量は725万1661㎥で、下水道使用料収入は、約10億2071万円となりました。前年同期と比べ、流入汚水量は約42万㎥の減、有収水量は約8万㎥の減、下水道使用料収入は約1237万円の減となりました。  建設改良事業は、汚水・雨水管きょの整備を進めています。 項目 令和5年度 令和4年度 差引増減 流入汚水量 697万5505㎥ 739万3332㎥ -41万7827㎥ 有収水量 725万1661㎥ 733万795㎥ -7万9134㎥ 下水道使用料 10億2071万円 10億3308万円 -1237万円 科目 金額 営業収益 13億816万円 営業費用 18億8435万円 営業外収益 16億5346万円 営業外費用 1億5912万円 特別利益 3万円 特別損失 20万円 上半期純利益 9億1798万円 ※いずれも金額は税抜き。 問い合わせ 経営総務課☎(81)4113 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 3面 No.1321 お知らせします 市の職員数・給与など  市職員の人数や給与などの概要をお知らせします(特に記載のあるものを除き、数値は令和5年4月1日現在)。 問い合わせ 人事課☎(82)5120 ●職員数 一般行政① 教育② 消防③ 小計④(①+②+③) 公営企業等⑤ 総合計④+⑤ 668人 128人 201人 997人 101人 1098人 ●職員給与費 (令和5年度予算額) 給料 期末・勤勉手当 その他の手当 計 41億8282万円 17億5777万円 12億2279万円 71億6338万円 ※令和4年度の職員1人当たりの平均給与は627万9689円です。 ※社会保険料に当たる共済費や退職手当、児童手当を含みません。 ※その他の手当は、地域手当、扶養手当、時間外勤務手当、特殊勤務手当、住居手当、通勤手当、管理職手当などがあります。 ●職員の給料 初任給 区分 秦野市 国 一般行政職 大学卒 18万9700円 総合職 18万9700円 一般職 18万5200円 高校卒 16万4100円 一般職 15万4600円 平均給料月額と平均年齢 区分 秦野市 国 平均給料月額 平均年齢 平均給料月額 平均年齢 一般行政職 31万3500円 40.2歳 32万2487円 42.4歳 技能労務職 33万1000円 55.6歳 28万6942円 51.2歳 ●各種手当 期末・勤勉手当 区分 秦野市 国 6月期 2.2カ月分 12月期 2.2カ月分 計 4.4カ月分 地域手当 区分 秦野市 国 支給率 6% 地域により0~20% ※期末・勤勉手当は、民間企業のボーナスに相当します。 ●退職手当(令和4年度) 区分 人数 平均支給額 平均勤続年数 自己都合 18人 287万6863円 11年4カ月 勤続20年以上(50~59歳、定年) 19人 1868万6898円 33年3カ月 ●市長や議員の給料など 区分 月額 給料 市長 93万8000円 副市長 76万8000円 教育長 68万4000円 報酬 議長 55万6000円 副議長 48万4000円 議員 44万4000円 区分 期末手当 市長 副市長 教育長 議長 副議長 議員 支給割合 6月期 2.1カ月分 12月期 2.1カ月分 計 4.2カ月分 退職手当 支給額計算式 市長 給料月額×在職年数×100分の400 副市長 給料月額×在職年数×100分の300 教育長 給料月額×在職年数×100分の200 支給時期 任期終了ごと ※期末手当は、給料・報酬月額の20%の役職加算があります。 秦野市伊勢原市環境衛生組合 財政状況をお知らせします  秦野市と伊勢原市のごみ処理と火葬業務は、秦野市伊勢原市環境衛生組合が行っています。組合の令和4年度決算状況と令和5年度予算執行状況を公表します。 問い合わせ 秦野市伊勢原市環境衛生組合☎(82)2500 ●令和4年度決算状況 歳入決算額 歳出決算額 歳入歳出差引額 31億599万円 30億1243万円 9356万円  前年度と比較すると、歳入は2億5546万円(9.0%)の増、歳出は2億4655万円(8.9%)の増となりました。 歳入 合計31億599万8429円 ・分担金および負担金19億8037万8000円(63.7%) (うち秦野市分担金12億550万6000円(38.8%)、伊勢原市分担金7億7487万2000円(24.9%)) ・使用料および手数料 3億6241万1980円(11.7%) ・諸収入3億6199万3700円(11.6%) ・繰入金3億1052万6737円(10.0%) ・繰越金8465万3406円(2.7%) ・県支出金 602万9000円(0.2%) ・財産収入 5606円(0.1%)  歳入は、両市からの分担金が全体の63.7パーセントを占めています。両市民の1人当たりの分担金負担相当額は約7632円です。 ※令和5年3月末現在の両市住民基本台帳人口25万9470人により算出。 歳出 合計30億1243万3886円 ・衛生費19億1927万5382円(63.7%) (うちクリーンセンター費9億1834万797円(30.5%)、工場費6億5214万1163円(21.6%)、清掃総務費2億2870万6889円(7.6%)、斎場費1億2008万6533円(4.0%)) ・公債費6億9185万7723円(23.0%) ・総務費3億9824万2627円(13.2%) ・議会費305万8154円(0.1%)  歳出は、両市から排出されたごみの処理や火葬業務などの衛生費が全体の63.7パーセントを占めています。今後も両市民の快適な生活を保てるよう適正な業務遂行に努めます。 ●組合財産の年度末現在高 区分 現在高(面積・金額) 行政財産(土地) 6万2592㎡ 行政財産(建物) 2万5414㎡ 基金 施設整備基金 2707万円 減債基金 1億2150万円 職員退職給与準備基金 258万円 ●組合債の年度末現在高 区分 年度末現在高 ごみ処理施設整備関係 23億6536万円 斎場施設整備関係 12億8997万円 合計 36億5533万円 令和5年度予算執行状況 (令和5年9月末現在) 予算額 収入額 収入率 28億8800万円 12億7372万円 44.10% 支出済額 執行率 11億9665万円 41.44% ※令和5年9月末現在、「一時借入金」はありません。 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 4-5面 No.1321 特集 地域を支える商店街  買い物や人の交流、地域のイベント開催など、市民の暮らしを支える商店街。地域の個性あふれる小田急線4駅の特色を生かしながら、街を盛り上げようと趣向を凝らす商人たちが「自慢の商店街」を語る。 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 ●鶴巻温泉駅エリア 猪鹿町(いのしかちょう)プロジェクト  弘法山からのハイキング帰りに、ほっと一息つける名湯がある鶴巻地区。このエリアの商店街では近年、新たな「街の顔」を使ったプロジェクトが始まった。「ジビエの食べられる街」という看板を掲げ、地域が一体となって観光客を迎え入れる。肉の仕入れを担う鶴巻温泉南町商店会・鶴巻温泉活性化協議会の川上拓郎会長(57歳)は、「温泉に入ると、おいしいご飯が食べたくなるでしょ」と笑顔で話す。最近では、耳にする機会が増えた「ジビエ」。「この辺りの温泉旅館では、昔から名物として『しし鍋』を振る舞っていたんですよ」。その伝統を焼肉やイタリアンにアレンジしたのが始まりだった。  「初めての人にも、気軽に食べてもらいたくてね」。徐々にジビエ料理の提供店が増える中で、市内に流通拠点がなかったことから、昨年7月、卸売業を立ち上げた。大型冷凍庫を自社に導入し、鶴巻地区にある飲食店13店舗に滞りなく搬入できる仕組みを確立した。  にぎわいをつくる上で鍵となるのが、観光客の存在。登山や温泉に多くの人が行き来するが、「街歩きにはつながっていないんですよね」と課題を挙げる。そうした状況を打開するため、新たなメニューや土産に最適なレトルト商品の開発などにも動き出している。「多くの人の目に留まればと思って。軌道に乗り出した今がチャンスなんです」と意欲を見せる。  令和2年から始まったこの取り組み。「まだまだ成長途中です」と謙遜するが、市の祭りやイベントへの出店など、他の地域の商店街との関わりも増えている。「四つのエリアの力が集まれば、市の魅力がもっと広がっていくと思います」。ジビエが生んだ新たな風が、秦野にこれまで以上の活気を呼び起こすはずだ。 冷凍された猪肉を手に取る川上会長。流通の安定化を実現した メニューのアイデアを話し合う川上会長と白髭食堂店主の平田真一さん(写真右) ●東海大学前駅エリア 若人×商人=無限大  東海大学のお膝元、約2万人の学生が行き交う「若者の街」。「昔から学生と協力して街を盛り上げてきました」と話すのは、約80店舗から成る東海大学駅前商店会協同組合の永島等理事長(69歳・北矢名)だ。同協同組合は、今年6月、関東商工会議所連合会の「ベストアクション賞」を受賞。昨年10月に、学生と力を合わせて新たな祭りを開催したことが、地域の経済活性化への取り組みとして評価された。「一人一人が積極的に動いてくれたからこその、大成功です」と誇らしげに喜ぶ。  その祭りとは、東海大学の大学祭「建学祭」のプレイベントとして、学生会と共同開催した「おおね秋祭り」。駅前広場は、学生によるパフォーマンスや商店街が出す露店でにぎわった。今年は開催日を2日に増やし、地元小・中学生のダンスなどが加わったことで、家族連れなどが多く訪れ、昨年よりも大きな盛り上がりを見せた。  顧客の大半が学生というのが商店街の特徴だが、悩みになることもある。「コロナ禍で学生が大学に来なくなったのは痛手でした」と振り返る。その難局を乗り越え、街には学生たちの笑顔が戻ってきた。今ではイベントの他、清掃活動や花植えにも協力してくれるという。「地域の活性化に学生は欠かせないですね」  学生の存在は、商店街のデジタル化への後押しともなる。市が導入に向けて検討を進める電子地域通貨も、「スマホ世代には、利用のハードルが低いはず」と期待を寄せる。学生の力と掛け合って無限に広がる可能性を秘めた商店街の、今後の取り組みに目が離せない。 永島理事長(写真右)と東海大学湘南学生会の役員。若者の意見が新たな企画のヒントに 学生たちも地域の人に混ざって盆踊り。祭りが世代を超えた交流の場になった ●秦野駅エリア 「元気な中心街」をもう一度  この秋、二つの商店街が協力し、消費喚起の策を打ち出した。市内で初めて、商店街独自で実施したプレミアム商品券だ。「とても好評で、あっという間に完売だよ」とうれしそうに語るのは、上宿商栄会の山口元会長(66歳・本町)。市と県の補助事業があることを知り、近くの商店街に話を持ち掛けたところ、秦野駅前通り商店街が仲間に加わったという。二つ返事で了承した中野貴之会長(53歳・今川町)は、「何か販売促進をしたいと考えていたところだったんです」とほほ笑む。  2人を動かしたのは、かつて街の中心地として栄えたこのエリアに「活気を取り戻したい」という思い。昭和初期から中期には、本町四ツ角交差点を中心として周囲に市役所や警察署、専売公社などが立ち、商店がびっしりと連なっていた。歴史を知る山口会長が「まさに秦野の中心でしたよ」と表現する商店街も、時代が進むにつれ、後継者不足などの理由で多くの商人が店を畳んできたという。  八つもの商店街が集まっているのが秦野駅エリアの特長。商店の数が減った現状では、「商店街同士の協力が大事」と力を込める。一つ一つの商店街にある店の種類は少なくなっても、隣近所に目を向ければ、客のニーズにも対応しやすいという考えだ。二つの商店街で実施したプレミアム商品券はその先駆けで、「お客さま側も利便性が高まったのではないでしょうか」と振り返る。  現在は市も、にぎわいづくりに力を注ぐ秦野駅北口周辺。「街の活性化は商店の活性化からだからね」と意気込む2人の会長が歩む先には、商人同士が手を取り合い、活気ある声が響く商店街の景色が広がっている。 (左から)山口会長と中野会長。総額1560万円分の商品券は発売3週間で完売した メインストリートとしてにぎわった昭和44年の上宿商店街 ●渋沢駅エリア 山の麓の商〝人〟街  「まさにOMOTANの玄関口だね」。優しい表情で語るのは、渋沢駅前商店会の飯塚靖士会長(64歳・曲松)。駅の南口を出てすぐ、創業70年の老舗肉屋の二代目だ。北に丹沢、南に渋沢丘陵と、登山やハイキング客が行き交うこの街の変遷をずっとそばで見てきた。  飯塚会長をはじめ、このエリアの商店街は、イベントを軸に客と商店主が顔を合わせる機会を重要視している。地域一丸となって行われる山開きの祭典「秦野丹沢まつり」の他、駅前商店会では、「ふれあい夏まつり」など、長い時を経て地域に根付いた催しが数多くある。先月には、4年ぶりに「えびす講まつり」が開かれた。新型感染症が5類に引き下げられ、「これからだ」と意気込む商店主たちが、訪れた人たちを明るく迎え入れた。「親しみを持っていただける商店街ってことをアピールしたいんです」  人との触れ合いを大事にする商店街に、転機が訪れたのは9年前。地元出身の歌手・坂井泉水さんがボーカルを務めた「ZARD」の代表曲が、駅の列車接近メロディー(駅メロ)に採用された。「商店街も大いに盛り上がりました」。北口と南口のロータリーには記念プレートが設置され、日本全国さらには海外からもファンが足を運ぶという。飯塚会長の店には、訪れた人がZARDへの思いをつづるノートが置かれている。「メッセージの数だけ、出会いが増えました」と目を細める。  今なお、物価高という向かい風は吹き続ける。それでも飯塚会長は「下を向いてばかりいても、何もない地面しか見えないからね」と顔を上げる。商人の顔が見える商店街は、きっと街の活性化に一役買うに違いない。 駅メロ記念プレートと飯塚会長。ここには、毎年花の植え付けにファンが訪れる 昭和50年代から続く「えびす講まつり」(写真は過去)。店先ではワゴンセールも 街の散策のお供に にぎわい商店街ガイドブック 「メルカHADANO」  商店街の魅力を、1冊にまとめたデジタル版ガイドブックです。街の散策から日々の暮らしのサポートまで、さまざまな場面で活用できます。 内容 市内4駅エリア別散策マップ、グルメ・ファッション・物販などのお店情報、4エリアの商店街丸ごとカタログ デジタル版ならではの機能が満載 閲覧は市ホームページへ 商店街利用の際には ご利用ください 市営駐車場 ところ 片町駐車場(本町四ツ角交差点そば)、渋沢駅北口駐車場(渋沢駅北口前) 駐車料金 30分100円(午後10時~翌日午前8時は1時間100円) ※回数券あり 商店街の“今”を発信 レアリア特設サイト はだのにぎわい商店街  商店会のイベントやキャンペーン情報、市内4駅の街歩き、お土産探しにグルメ情報なども掲載しているウェブサイト。秦野の街を楽しめる情報が盛りだくさんです。 秦野の魅力が満載 募集 コミュニティ保育 4月からの参加者  就園前の子供の親が地域でグループを作り、保育士の助言を受けながら、一緒に保育をします。今後、各グループで見学や体験の開催が予定されています。参加希望者は、直接グループへ連絡してください。入会は、原則1家族1グループです。 グループ名 活動場所 活動日 ①しゅっぽっぽ みなみが丘西公園 火・水・金 ②原っぱ 北公民館など 金(隔週) ③のびのび 曲松児童センター 木 ④すくすく 堀川児童館 水または金 ⑤さんりんしゃ 堀山下児童館 火または木 ⑥なでしこ ほうらい会館 第1・3木 ⑦ひばり はだのこども館、桜町会館 火 ⑧まめっこ 東公民館 木 ⑨ひかりのこ ひかりの街集会所、ひかりの街公園 火 申し込み ①堀内☎070(1741)1985、②飯田☎090(6716)2292、③石原☎090(8689)5381、④徳田(メール(sukusukuhorikawa@gmail.com))、⑤栗原(メール(tyf.0115@gmail.com))、⑥佐藤☎090(6562)7980、⑦瀬戸☎090(9149)8794、⑧杉澤☎080(9896)3030、⑨河口☎090(4095)2830 ※対象年齢や活動時間・回数などは各グループへ問い合わせてください 問い合わせ 子育て総務課☎(86)3460 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 6-7面 No.1321 お知らせ 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です。 市のメールアドレスは@以下にcity.hadano.kanagawa.jpを付けてください。 行政一般 ●必ず申告を 事業用償却資産  令和6年1月1日現在の所有状況を申告してください(郵送や電子申請でも申告できます)。 ※マイナンバーや法人番号の記載などが必要 とき 1月4日㈭~31日㈬ 対象 土地や家屋を除く事業用の有形固定資産(機械装置、器具、工具など) 問い合わせ 資産税課☎(82)7391 ●冬の特別滞納整理期間  12月・1月は、電話や通知などによる納税の催告など、滞納整理の取り組みを強化します。 問い合わせ 債権回収課☎(82)5134 ●お知らせください 家屋の状況  家屋の固定資産税は、毎年1月1日現在の状況で課税しています。取り壊しや増・改築、用途を変更したときや、建て替えの予定があるときは、すぐに連絡してください。 問い合わせ 資産税課☎(82)7391 ●生ごみの減量にご協力を 生ごみ処理機の購入費の補助 対象 家庭用生ごみ処理機(電動式・非電動式・ディスポーザー) 補助額 購入費の4分の3(上限5万円) ※ディスポーザーの設置は工事費の4分の3(上限2万円)を加算 問い合わせ 環境資源対策課☎(82)4401 催し ●就職を支援 個別カウンセリング とき 12月6日~27日の水曜日 午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く) ところ ふるさとハローワーク(秦野駅前農協ビル3階) 内容 適職発見、応募書類の書き方、面接トレーニングなど 対象 各日市内在住の18歳以上の求職者5人 ※27日は保育あり(予約制) 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646またはふるさとハローワーク☎(84)0810 ●親と子の音楽会 とき 12月10日㈰ 午後1時半~4時半 ところ クアーズテック秦野CH 内容 園児~大人の合唱や合奏 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792 ●はだの生涯学習講座「いまからはじめる失敗しない終活」 とき 12月16日㈯ 午後1時半~3時 ところ 本町公民館 講師 生島清身氏(行政書士、社会人落語家) 定員 100人 申し込み 電話、市ホームページから電子申請、または住所、氏名、電話番号を書きファクス((86)6563)。メール(s-gakusyu@)も可 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792 ●はだの観光スケッチ とき ところ 12月21日㈭午前9時50分秦野駅改札前集合~宝蓮寺~大日堂~午後3時半 定員 20人 費用 3000円 問い合わせ 観光協会☎(82)8833 ●結婚支援事業 AI診断&パーティー とき 2月4日㈰ 午後0時半~4時40分 ところ グランドホテル神奈中秦野(大秦町1-10) 対象 市内在住または在勤で25~40歳の独身の男女各15人(抽選) 費用 1000円 申し込み 12月20日㈬までに市ホームページから電子申請 問い合わせ 総合政策課☎(82)5101 ●観光ボランティアと歩こう 矢倉沢往還を歩く とき ところ 2月7日㈬午前9時秦野駅改札前集合~名古木~弘法山~善波峠切り通し~箕輪駅跡~午後2時半鶴巻温泉駅 ※雨天中止 定員 60人 費用 500円 申し込み 12月7日㈭~ 問い合わせ 秦野駅観光案内所☎(80)2303 募集 ●税制収納管理の事務補助員 勤務内容 課税・収納事務 人数 1人 任期 1月4日~3月31日 勤務日など 週5日 午前9時~午後4時 報酬 時給1113円 申し込み 申し込み書(市ホームページにあります)を12月7日㈭までに市役所2階市民税課へ持参 ※後日面接あり 問い合わせ 市民税課☎(82)5129 ●住民税課税事務などの事務補助員 勤務内容・任期 ①課税資料の開封など 1月5日~3月29日 ②確定申告相談の電話予約受け付け 1月12日~3月14日 ③確定申告書の受け付け 1月17日~3月15日 ④住民税申告書の受け付け 1月18日~3月15日 ⑤確定申告書の作成補助 2月9日~3月15日 ⑥電話対応 2月16日〜3月15日 人数 いずれも若干名 勤務日など 週3日程度 ①⑥午前9時~午後4時 ②午前9時半~午後4時半 ③午前8時半〜午後4時半のうち6時間 ④午前8時半~午後4時または午前9時半~午後5時 ⑤午前8時半~午後4時 勤務場所 ①②④⑥市役所 ③市役所、本町公民館、クアーズテック秦野CH ⑤クアーズテック秦野CH 報酬 時給1113円 申し込み 12月7日㈭までに本人が電話 ※後日面接あり 問い合わせ 市民税課☎(82)5130 ●市立認定こども園の保育教諭 勤務内容 保育業務 対象 幼稚園教諭および保育士の資格がある方 人数 5人 任期 4月1日~令和7年3月31日 勤務日など 週3~5日 午前7時半~午後7時で交代勤務 報酬(予定) 時給1171円 申し込み 申し込み書(市役所2階保育こども園課、市ホームページにあります)に資格証明書の写しを添えて、12月14日㈭までに保育こども園課へ本人が持参 ※後日面接あり 問い合わせ 保育こども園課☎(82)9606 ●市駅伝競走大会モバイルAED隊 とき 1月14日㈰ 午前9時15分~午後0時半 内容 AEDや救急セットを持ち、コース上で選手を救護 対象 過去3年以内に応急手当講習会を受講しているまたはこれから受講予定の30人 申し込み 申し込み書(市ホームページにあります)を12月15日㈮までにカルチャーパーク管理事務所2階スポーツ推進課へ持参 問い合わせ スポーツ推進課☎(84)2795 ●国際交流フェスティバル日本語スピーチ大会の参加者 とき 1月28日㈰ 午前10時~11時 ところ 本町公民館 対象 市内在住の外国籍20人 申し込み 申し込み書(市役所教育庁舎1階文化振興課、市ホームページにあります)を12月22日㈮までに〒257-8501文化振興課へ郵送または持参。ファクス((86)6563)も可 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 スポーツ ●メタックス体育館はだののスポーツ教室 ◇健康体操教室 とき 1月4日~25日の木曜日 16日~30日の火曜日 午後1時半~2時半 ◇エアロビクス初級 とき 1月4日~25日の木曜日 午後7時40分~8時40分 8日~29日の月曜日(15日を除く) 午前9時半~10時半 ◇エアロビクス初中級 とき 1月5日~26日の金曜日 午前9時半~10時半 12日㈮ 26日㈮ 午後7時40分~8時40分 ◇タイ式ヨガ とき 1月6日㈯ 10日~31日の水曜日 13日㈯ 午前9時半~10時半 ◇ズンバ とき 1月6日 13日 午前11時半~午後0時半 ◇ピラティス とき 1月10日~31日の水曜日 午後1時半~2時半 ◇はじめてエアロ とき 1月16日~30日の火曜日 午前9時半~10時半 17日㈬ 31日㈬ 午後7時40分~8時40分 ◇リフレッシュヨガ とき 1月22日㈪ 29日㈪ 午後7時40分~8時40分 定員 各回70人 費用 500円 申し込み 開始1時間前からメタックス体育館はだの窓口へ 問い合わせ スポーツ協会☎(84)3376 健康・子育て ●献血 とき 12月3日㈰ 16日㈯ 30日㈯ 午前10時〜11時半、午後1時15分~4時 ところ イオン秦野SC 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●未病センターはだの健康測定・相談会2023 とき 12月12日㈫ 午前10時~11時半 ところ メタックス体育館はだの 内容 骨密度測定、健康相談 定員 20人(抽選) 締め切り 12月8日㈮ 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●中野健康センターの健康づくり教室 とき 12月16日㈯ 午前11時〜正午 内容 自宅でできる体操、ストレッチ講座 対象 15人(抽選) 締め切り 12月13日㈬ 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603、中野健康センター☎(82)7596 施設情報 ●表丹沢野外活動センター☎(75)0725 ①アロマクラフト教室 とき 12月9日㈯ 午前10時~11時半 ②デコパージュでクリスマスツリーを作っちゃおう とき 12月10日㈰ 午前10時~正午 ③手作りたこを空高く飛ばしてみよう とき 12月23日㈯ 午前10時~11時半 ④お正月遊び とき 1月6日~27日の土曜日 午前10時~11時半 対象 ①②小学生以上10人、③④4~12歳の親子(③は10組) ※小・中学生は保護者同伴 費用 ①1200円、②1000円、③④100円 申し込み いずれも同センターホームページ内申し込みフォームから ●里山ふれあいセンター☎(75)1961 ピザ教室 とき 12月9日㈯ 午前10時~午後1時 定員 12人 費用 500円 ●図書館☎(81)7012 おはなし会 とき 内容 ◇12月9日㈯ おはなしアリス 対象 3歳以上 ◇16日㈯ おはなしころりん いずれも午後2時~2時半 定員 各日15人(当日先着順) ●はだのこども館☎(81)7011 キッズサイエンス教室 とき 内容 ◇12月23日㈯ 電池を作ろう ◇25日㈪ モーターを作ろう いずれも午前10時~11時半 対象 各日小学4~6年生6人(抽選) 費用 200円 草月流生け花体験教室 お正月の生け花 とき 12月27日㈬ 午後1時半~3時 対象 5歳~高校生5組(抽選。小学2年生以下は保護者同伴) 費用 1000円 申し込み いずれも12月5日㈫までに電話または氏名、電話番号、学校名、学年をメール(h-kodomo@) 公民館・会館だより 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 大根公民館 ☎(77)7421 ●リトミックと劇遊び体験 1月17日㈬ 午前10時~11時 未就園児の親子10組 東公民館 ☎(82)3232 ●四季の風景写真展 12月2日㈯~22日㈮ ※ギャラリートークは2日午前11時~ ●お正月お飾り教室 12月23日㈯ 午前9時~正午 15人(中学生以下は保護者同伴) 700円 ●マーカーでイラストを描こう 12月23日㈯ 午前9時半~正午 小学5年~中学生10人 200円 鶴巻公民館 ☎(76)0463 ●道祖神ワンダーワールド「歴史講和 道祖神の里 落穂拾い」 12月14日㈭ 午後1時半~3時半 18人 250円 北公民館 ☎(75)1678 ●初めての包丁研ぎ 12月16日㈯ 午前10時~正午 10人 300円 ●絵本とわらべうた 12月21日㈭ 午前10時~10時45分 未就園児の親子5組 ●北地区伝承のお飾り作り教室 12月23日㈯ 午前9時半~正午 10人 900円 西公民館 ☎(88)0003 ●ブック展「映像化された本」 12月25日㈪まで 本の展示と貸し出し 南公民館 ☎(81)3001 ●絵本とわらべ歌 12月20日㈬ 午前10時~11時 未就園児の親子7組(当日受け付け可) ●注連縄(しめなわ)飾り作り 12月24日㈰ 午前9時半~正午 15組 1000円(中学生以下の親子は800円) ●どんど焼き団子作りとケズリカケ 1月7日㈰ 午前9時半~正午 親子6組 600円 本町公民館 ☎(84)5100 ●本町地区史跡めぐり 12月16日㈯ 午前9時~正午 15人 320円 ●クリスマスのフルーツケーキ作り 12月20日㈬ 午前9時半~午後1時 16人 1400円 ●クリスマスの贈り物「腹話術とマジックショー」 12月23日㈯ 午前10時~11時半 40人 渋沢公民館 ☎(87)7751 ●公民館まつり 12月2日㈯ ◇ステージ発表、作品展示 午前9時半~午後2時半 ◇飲食売店 午前10時〜午後2時半 南が丘公民館 ☎(84)6411 ●和布(ちりめん)で作る干支(えと)(辰(たつ)) 12月6日㈬ 午後1時~3時半 1100円 15人 ●母と子の絵本を楽しむ会 12月20日㈬ 午前10時~11時 7組(保護者のみの参加可) ●クリスマスパウンドケーキ作り 12月23日㈯ 午前9時半~午後1時 小学生の親子12組 1300円 上公民館 ☎(87)0212 ●四季の絵手紙講座作品展 12月19日㈫~28日㈭(28日は午後3時まで) ●ミニ門松作り 12月26日㈫ 午前9時半~正午 小学生以上15組(小学生は保護者同伴) 800円 ●御弊(おんべ)竹とセエト焼き団子飾り 1月9日㈫~18日㈭ 上地区に伝わる伝統文化を展示 堀川公民館 ☎(87)4111 ●クリスマスコンサート 12月17日㈰ 午後1時半~4時(開場は午後1時~) 80人 ●小学生お正月生け花教室 12月26日㈫ 午前10時~11時半 小学生10人 1200円 ほうらい会館 ☎(81)8310 ●お飾り教室 12月27日㈬ 午後1時〜4時 15人 900円 ●新春書き初め教室 1月6日㈯ 午前10時~正午 小学生以上15人 みんなの伝言板 市内の公共施設を利用 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 催し案内 ●季節の写真展 12月17日㈰まで 午前8時半~午後5時(17日は午後2時まで) 南が丘公民館 南が丘写友会・菊池☎(88)6323 ●四季の情景写真展 12月2日㈯〜16日㈯ 午前8時半~午後5時(2日は正午~、16日は午後4時まで) 本町公民館 写真クラブ写るん会・加藤☎(81)7463 ●息子・娘さんの結婚相談会 12月5日㈫ 19日㈫ 午後6時~8時 保健福祉センター 結婚を希望する独身者の親5人 電話またはメール(rumrumakiaki@gmail.com) 婚育畑・池山☎090(1816)9324 ●ふる里クリスマス発表会 12月22日㈮ 午前11時~午後4時 クアーズテック秦野CH 秦野ふる里会・原田☎(87)7200 その他 ●「い~~ばしょ秦野」 1月9日㈫ 午後1時~4時 保健福祉センター ひきこもり当事者に外出のきっかけとなる居場所を提供 県立青少年センター☎045(263)4467 ●55歳以上対象合同就労説明会参加事業所を募集 2月6日㈫ 午後1時~4時 保健福祉センター 市内事業所10社 生涯現役フルライフはだの☎(86)3302 ●「横浜いのちの電話」相談員養成講座受講生を募集 4月~令和7年3月 23歳以上40人 ◇前期Ⅰ・後期 各2万円 ◇前期Ⅱ 1万5000円 応募書類(事務局ホームページにあります)を令和6年2月10日㈯までに郵送 横浜いのちの電話事務局☎045(333)6163 12月3日㈰ 第19回はだの丹沢水無川(みなせ)マラソン大会 カルチャーパーク周辺の交通規制 全面通行止め区間と時刻 ◇午前8時半~正午 富士見大橋~堀戸大橋  水無瀬橋~文化会館前交差点 秦野商工会議所前~中栄信金スタジアム秦野 ◇午前8時半~10時 文化会館前交差点~総合体育館入口交差点~㈱KMCT南側交差点 総合体育館入口交差点~秦野商工会議所前 ※午前10時以降の水無瀬橋(南側)は、ランナーの通過状況によって横断可 問い合わせ スポーツ推進課☎(84)2795 令和6年4月以降採用 育児休業代替任期付職員採用試験のお知らせ 職種 保育教諭・幼稚園教諭職 対象 保育士資格と幼稚園教諭免許があり、同職種での職務経験が1年以上ある方 ※保育士資格は県の国家戦略特別区域限定保育士の登録を受けている方を含む 人数 5人程度 採用試験 1月12日㈮ 任期など 職員の育児休業期間に応じて決定(最長3年間) ※任期があることおよび育児休業などを取得できないことを除き、給与・勤務時間・休暇などの勤務条件は原則一般職員と同じ 申し込み 申し込み書(市役所3階人事課、市ホームページにあります)を12月21日㈭までに〒257-8501人事課へ郵送 ※条件などは、市ホームページ、募集要項を確認してください 問い合わせ 人事課☎(82)5120 参加者募集 専門の講師が解説 スマートフォン講座 とき 内容 ◇電源の入れ方・ボタン操作の仕方 1月9日㈫ 午前9時半~10時半 10日㈬ 午後1時~2時 24日㈬ 午前9時半~10時半 2月2日㈮ 午後1時~2時 ◇電話のかけ方・カメラの使い方 1月9日 午前10時40分~11時40分 10日 午後2時10分~3時10分 24日 午前10時40分~11時40分 2月2日 午後2時10分~3時10分 ◇アプリのインストール方法 1月9日 午後1時~2時 23日㈫ 午前9時半~10時半 24日 午後1時~2時 2月13日㈫ 午前9時半~10時半 ◇インターネットの利用方法 1月9日 午後2時10分~3時10分 23日 午前10時40分~11時40分 24日 午後2時10分~3時10分 2月13日 午前10時40分~11時40分 ◇メールの利用方法 1月9日 午後3時半~4時半 23日 午後1時~2時 24日 午後3時半~4時半 2月13日 午後1時~2時 ◇地図アプリの利用方法 1月10日 午前9時半~10時半 23日 午後2時10分~3時10分 2月2日 午前9時半~10時半 13日 午後2時10分~3時10分 ◇LINEなどSNSの使い方 1月10日 午前10時40分~11時40分 23日 午後3時半~4時半 2月2日 午前10時40分~11時40分 13日 午後3時半~4時半 ◇市公式LINE・いちのいち・電子図書館の紹介 1月10日 午後3時半~4時半 2月2日 午後3時半~4時半 14日㈬ 午後3時半~4時半 ◇マイナンバーカードの申請方法 2月14日 午前9時半~10時半 ◇マイナポータルの活用方法 2月14日 午前10時40分~11時40分 ◇e-Taxの利用方法 2月14日 午後1時~2時 ◇健康保険証利用・公金受け取り口座の登録 2月14日 午後2時10分~3時10分 ◇相談会 各日の午後1時~4時半 ところ ◇1月9日・10日・2月14日 市役所4階議会第1会議室 ◇1月23日・24日 市役所西庁舎3階大会議室 ◇2月2日・13日 市役所3階講堂 対象 各回スマートフォン未所有者または普段使用しない8人 申し込み 12月20日㈬までに申し込み専用ダイヤル☎0120(197)392へ 問い合わせ デジタル推進課☎(82)5115 トピックス 交通スリム化協力事業所を表彰 交通スリム化優良事業所表彰 ㈱リンレイ秦野事業所 交通スリム化キャンペーン奨励賞 秦野給食センター協同組合 問い合わせ 交通住宅課☎(82)9644 ノーマイカー通勤などで地球温暖化対策に貢献 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 8面 No.1321 冬の夜の風物詩 ライトアップ&イルミネーション  4年ぶりに開催される大道イルミネーションや、市内のイルミネーションスポットを紹介します。 緑水庵 紅葉ライトアップ  紅葉が一層鮮やかに とき 12月8日㈮まで 日没~午後7時 ※雨天中止 問い合わせ 環境共生課☎(82)9618 まほろば大橋 イルミネーション   水面に映る「みなせ富士」 とき 12月25日㈪まで 午後5時~10時 問い合わせ 観光振興課☎(82)9648 県立秦野戸川公園 風の吊(つ)り橋ライトアップ   山あいに浮かぶ光の道 とき 12月31日㈰まで 午後4時~8時半 クリスマスイルミネーション 広場が光に包まれる とき 12月9日㈯~25日㈪ 午後4時半~8時 ※点灯イベントは9日午後4時~ 問い合わせ 県立秦野戸川公園☎(87)9020 12月3日~9日は障害者週間  大道イルミネーション 施設と地域の「絆の光」 と き 12月4日㈪~25日㈪ 午後4時半~8時 ところ さかえちょう公園(栄町9-14) 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616 入賞おめでとう 秦野市展  上位入賞者は次のとおりです(敬称略)。各部門の大賞作品は市役所2階で展示します。 ●写真の部 市展大賞 土井幾久子(渋沢3) 市長賞 朝倉和彦(戸川) 教育委員会賞 小山貞雄(平塚市) 市議会議長賞 おかだゆきお(羽根) 農業協同組合長賞 小泉光太郎(菩提) 中栄信用金庫理事長賞 岩本義清(上大槻) 実行委員長賞 山下政明(南が丘2) 入選 山田慎吾(厚木市) 内門克郎(曽屋) 廣澤一憲(羽根) 山内久芳(南矢名) 野間口英敏(堀西) 金子孝(平塚市) 藤澤政義(ひばりケ丘) 土井さんの作品 「農業ハウスの入相」 ●書道の部 市展大賞 栗原春麗(平沢) 市長賞 佐藤桜邨(曽屋1) 教育委員会賞 古谷昌舞(今泉台2) 市議会議長賞 鮎沢紀翠(名古木) 農業協同組合長賞 岩田春景(上今川町) 中栄信用金庫理事長賞 柳原和彦(平沢) 文化団体協議会賞 藤本京香(今泉) 書道協会賞 藤本桂香(菩提) 笹川昭子(戸川) 特選 志村梅花(千村4) 古木星那(西田原) 府川望茜(堀西) 次世代賞 安池美月(今泉台2) 栗原さんの作品 「論語」 ●美術の部 市展大賞 白川明(北矢名) 市長賞 三木紀子(平塚市) 教育委員会賞 菅原楓華(今泉) 市議会議長賞 大津和恵(東田原) 農業協同組合長賞 大木美智子(曲松2) 中栄信用金庫理事長賞 窪田かお吏(渋沢3) 美術協会賞 西本清子(渋沢3) 宮永岳彦賞 中村征生(北矢名) 志村のどか(今泉) 美術協会奨励賞 佐倉允子(名古木) 美術協会努力賞 飯田和子(寒川町) 守眞治(尾尻) 次世代賞 金子綾乃(伊勢原市) 白川さんの作品 「波紋」 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 今月の はだの浮世絵&Miyanagaコレクション 舞踏会への誘い 昭和48年 三代歌川豊国「見立三十六歌撰之内 大中臣能宣 舎人松王丸」 詳しい解説やバックナンバーは市ホームページへ 浮世絵 Miyanaga 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 差し込み面 表面 No.1321 共生社会特集号 令和5年(2023年)12月1日発行 心のバリアフリー ~みんなが笑顔になれる社会に~  秦野には、障害のある方がまちで見つけた良かったもの、心が休まることがたくさんあります。ちょっとした声かけやお手伝いが積み重なって、みんなが笑顔になれるまちになっていく。そんなまちになるために実際にあった事例をご紹介します。 障害者差別解消法が改正されました  「合理的配慮」とは、障害のある方が社会生活の中で出会う困りごとなどを、負担になりすぎない範囲で取り除くための援助や環境を整えることです。秦野市では、この考えを社会全体で共有し、障害の有無にかかわらず、その人らしさを認め合いながら共に生きる社会(共生社会)の実現を目指しています。 ※次の★マークがついた事例は合理的配慮の一例です。 「合理的配慮の提供」二次元コード ●スーパー・コンビニエンスストア ★ 予約しておけば買い物の手伝いや案内をしてくれるお店があります。(視覚障害者) ★ 身振りでやり取りしてくれるお店があります。 (聴覚障害者) ●駅  点字ブロックを頼りに改札へ行こうとしたところ、とおりがかりの人から「よろしければ、お手伝いしましょうか?」と声を掛けられ、改札まで案内していただきました。(視覚障害者) ★ 車いすで乗車する際の、駅員さんの対応に感謝です。(身体障害者)  車いすを使用しているのでエレベーターが新設され利用しやすくなりました。(知的障害者) ●病院・銀行 ★ ATMの操作方法などを丁寧に説明してもらえるのでひとりでお金の出し入れができるようになりました。(知的障害者) ★ 通院時に受付の方が、車いすでの昇降に、すぐに対応してくれました。(身体障害者)  じっとしていることができない子供に、個々の状況に応じて治療してくださる歯医者さんに感謝でいっぱいです。(自閉症児の親)  受診の順番待ちは、携帯ブザーで呼び出してもらえるので、人混みが苦手な自分は、車で待つことができるので助かります。(精神障害者) ●レストラン・フードコート  点字メニューがあるためじっくりメニューをえらぶことができ助かります。(視覚障害者) ★ フードコートの店員さんが料理を運んでくれました。本当に助かりました。(身体障害者)  ロボットが料理を運ぶお店があり、おちつきのない子供が大変喜び楽しく食事をすることができました。(知的障害者) ●公的機関・公共施設  家族がなだめることができない息子に落ち着くまで相談にのってくれたり、突然、行方が分からなくなったときの警察署の皆さんの対応に感謝です。(精神障害者の家族)  カルチャパークのトイレには、いつもかわいいお花が飾られて、気持ちがいいです。清掃の方たちにありがとうと伝えてください。 (知的障害者) ※事例は令和5年度秦野市障害者支援懇話会地域共生部門当事者部会調査結果から抜粋 ●ヘルプマーク ・外見からは分からない援助や配慮を必要としている方々が周囲の援助を得やすくなるよう作成されたマークです。 ・このマークを見かけたら電車やバス内で席を譲るなど優しい声かけや、思いやりのある行動をお願いします。マークは、障害福祉課、保健福祉センター等で配布しています。 ●12月3日から9日は、『障害者週間』 ・難病、発達障害、高次脳機能障害、重症心身障害など、障害者手帳を持っていなくても日常生活に困難を感じている方はたくさんいます。 ・すべての人が過ごしやすい社会。困っている人に優しいまち。そんな秦野市をみんなで目指しませんか。 ・障害について詳しい内容を知りたい方は、「障害のことを知ろう」という冊子(無料)を障害福祉課で配布しています。 「障害のことを知ろう」二次元コード 問い合わせ 障害福祉課 ☎(82)7616 令和5年(2023年) 広報はだの12月1日号 差し込み面 裏面 No.1321 ゼロ・カーボン特集号 令和5年(2023年)12月1日発行 12月は地球温暖化防止月間です  みんなごとを未来へ カーボンニュートラル  災害の激甚化、猛暑日の最多更新、さまざまな場面で地球温暖化の影響が出ています。  国が、令和2年に「2050年までにカーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現」を目指すことを表明したことを受けて、秦野市においても「2050年ゼロカーボンシティ」の実現に向けた挑戦を表明し、その達成に向けた取り組みを推進しています。 ●市の取り組み 秦野市地球温暖化対策実行計画を策定  秦野市地球温暖化対策推進本部(本部長:秦野市長)において、 “市民・事業者・行政の誰もが主役”となって取り組む姿勢である「みんなごと」の意識で地球温暖化対策に取り組み、脱炭素社会の実現を目指していきます。  具体的には、秦野市域の2030年度二酸化炭素排出量を2013年度比で46%削減、市役所の事務事業では50%削減に向け、徹底した省エネ、再生可能エネルギーの活用、ライフスタイルシフトなどさまざまな取り組みにより達成します。 Pick UP 秦野市の二酸化炭素排出量の現状と目標  単位:千t-CO₂ 2013 865 ▲12.5% 2020 705 ▲33.5% 2030 470 排出削減目標の内訳 (数値については、2013年度→削減目標→2030年度の排出量の値) ●産業部門(第一次・第二次産業から排出される温室効果ガス) 330千t-CO₂→37%減→207千t-CO₂ ●民生(業務)部門(第三次産業から排出される温室効果ガス) 145千t-CO₂→50%減→72千t-CO₂ ●民生(家庭)部門(家庭から排出される温室効果ガス) 189千t-CO₂→66%減→64千t-CO₂ ●運輸部門(人・物の輸送・運搬から排出される温室効果ガス) 189千t-CO₂→38%減→114千t-CO₂ ●廃棄物部門(一般廃棄物の焼却などから排出される温室効果ガス) 17千t-CO₂→21%減→13千t-CO₂ ●吸収源の拡充(森林の林木が吸収する温室効果ガス量) 23千t-CO₂→吸収源の拡大→23+αt-CO₂ 市役所事務事業の二酸化炭素排出量の現状と目標  単位:t-CO₂ 2013 16,602 ▲32.2% 2022 11,255 ▲17.8% 2030 8,301 ●家庭の脱炭素  ゼロカーボンシティの達成には、家庭からの、二酸化炭素排出量を「66%」削減する必要があります。  このためには、市民の皆さんのライフスタイルシフトが欠かせませんが、それは今の生活から我慢や無理を強いるものではありません。  ぜひ楽しみながら持続可能な暮らしを実践してください。 デコ活 脱炭素を意味する「デカーボナイゼーション」と「エコ」を組み合わせた造語  国では、脱炭素社会の実現に向けたライフスタイルシフトのことを「デコ活」と名付け、推進しています。  秦野市でも、この趣旨に賛同し、ライフスタイルシフトについてはだのふるさと大使の実践例を紹介する動画などさまざまな手段で情報発信をしています。  ライフスタイルシフトの実践例の一部を紹介しますので、ぜひ皆さんの暮らしをデコレーションしてみましょう。 いろいろなライフスタイルシフトの方法があるからぜひ見てね♪ 今日から実践 デコ活 ●LED照明への切替え 家庭照明をLEDに切り替える CO₂削減量 27.2㎏-CO₂/世帯 節約額   2876円/年 ●エコドライブの実施 ふんわりアクセル、加速度の少ない運転をする CO₂削減量 117.3㎏-CO₂/世帯 節約額 9365円/年 ●食品ロスの削減 買い過ぎ、食べ残し、過剰除去の防止する CO₂削減量 5.4㎏-CO₂/世帯 節約額 8900円/年 省エネ教育プログラムを実施  市内の小・中学校では、東京ガス株式会社のプログラムを活用して、省エネ教育プログラムに取り組みました。  このプログラムを家庭で実践することで、1世帯当たり約5.1%の二酸化炭素削減効果が見込めます。  プログラムを実践した児童からは、「簡単なことで省エネができることや冷やすより温めるほうがエネルギーを使うなど初めて知ることがたくさんありました。これからも省エネ行動を続けていきたいです」との成果発表があり、未来につなぐための確かな1歩が見られました。 成果発表の様子 ●事業者との取り組み 脱炭素経営ってどうすればいいの?  そんな課題を抱えた事業者とともに、情報共有や課題の抽出・解決のために、市内事業者を中心に市役所も一事業者として参画して「はだの脱炭素コンソーシアム」を設立しました。  「みんなごと」の精神のもと、地域の範たる事業者として持続可能な発展と成長を遂げられるよう作り上げていきます。 はだの脱炭素コンソーシアムのイメージ ご参加いただける事業者(なかま)をまだまだ募集しています。 二次元コードをチェックしてね♪ 第1回定例協議会の様子は「はだのモーピク」で公開中 はだの脱炭素コンソーシアムの活動  はだの脱炭素コンソーシアムでは、42事業者が参画し、これまで2回の定例協議会を開催しています。  協議会では、各事業者の脱炭素に関する実践事例の発表や、ワークショップによる課題・情報共有をとおし、それぞれの脱炭素経営について気づきや学びを得ています。  今後も、セミナーや協議会により課題解決に向けた取組を進めていきます。 第1回定例協議会 第2回定例協議会 参加者同士で活発に意見を交換 問い合わせ 環境共生課 ☎(82)9618 E‒mail:k-kyousei@city.hadano.kanagawa.jp