令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 1面 No.1246 広報はだのへの意見をお待ちしています 専用ページから2分で回答 ■新型コロナウイルス感染症関連特集(2面) ■9月9日は「救急の日」(3面) ■西公民館リニューアルオープン(8面) 包み込む笑顔 今月の表紙  「今日はとてもいい天気ね」  上地区の湯の沢サロンに通う松本雅枝さん(94歳・菖蒲・中央右)は、娘の典子さん(63歳・今泉・中央左)の言葉に満面の笑みで応える。  高齢化が進み、「認知症」という症状に悩む人たちもいる中で、雅枝さんのように毎日を元気に笑顔で過ごすことができるのは、家族や地域の人とのコミュニケーションがあるからだろう。地域の力があれば、悩みを取り除くことも、予防することもできる。  笑顔で語り掛けてみてほしい。一つの笑顔が広がれば、みんなが自分らしく生きられる優しいまちになるはずだから。  「アルツハイマー月間」であるこの9月をきっかけに、認知症について正しく知ってもらいたい。 4-5面 特集「認知症を知る」 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 2面 No.1246 新型コロナウイルス感染症 引き続き警戒を みんなが安全に暮らすために  県が7月17日に発出した「神奈川警戒アラート」では、基本的な感染防止対策の徹底、感染防止対策がされていない場所には行かないなどの注意を呼び掛けています。引き続き市民の安全な生活を支えるため、感染症拡大防止の緊急対策として市が打ち出す新たな取り組みを紹介します。 問い合わせ 新型コロナウイルス感染症専用ダイヤル☎(82)9615 最新情報は市ホームページの「特設ページ」へ ○健康と医療を守る ◆不特定多数の方が利用する施設での感染症拡大を防止   公共施設などに飛沫(ひまつ)防止アクリル板や便座クリーナーなどを配備 ◆高齢者の感染を予防  障害者の就労継続支援事業所から購入したマスクや石けんなどを高齢者の活動を支援するボランティアへ支給 ◆職員の感染症対策で消防・救急体制を維持  消防・救急施設の洗面所、照明などを自動化 ◆災害時の感染症拡大を防止   避難所に段ボール間仕切りや換気用送風機、可搬型蓄電池などを配備 ◆感染症対策物品が必要な事業所を支援  移動支援や訪問入浴サービスを実施する事業所へ、マスクや消毒用エタノールを支給 ◆より安全なサービスの提供を支援  障害者や高齢者などに対しサービスを提供する団体などへ、車両用の飛沫防止アクリル板や消毒用エタノールなどを支給 ◆検査体制の拡充と感染症の同時流行を防止  休日などに検査を実施する医療機関の支援や、小児・高齢者のインフルエンザの予防接種に係る経費を助成 (小児一部負担・高齢者無料) ○日々の暮らしを守る ◆情報発信の強化  LINE公式アカウントを開設し、感染症対策などの情報を適時適切に届ける配信機能などを導入  ◆アルバイト先が見つからない学生を支援  雇用情勢の悪化によりアルバイト収入がなくなった学生を緊急雇用 ◆修学旅行の変更や中止に伴う費用を助成  キャンセル料や増額された旅費などの支払いを支援 ◆小・中学生が安全に学習できる機会を保障  学校の衛生環境を保持し、感染症対策を徹底するための物品などを購入  ○地域経済を守る ◆中小企業者を支援  今後の事業展開につなげるため、「新しい生活様式」に対応した製品、技術の開発など新たな事業へ挑戦する取り組みを支援(3面で紹介) ◆市内の消費を喚起し、経済を振興  4000円分お得なプレミアム商品券を発行 ○自らを守り自らが広げないために これからも「新しい生活様式」の徹底を ◆人と人との距離の確保  人との間隔はできるだけ2m(最低でも1m)空けます ◆マスクの着用  口や鼻を覆い飛沫の飛散を防ぎます。熱中症に注意しながら着けましょう ◆小まめに換気  閉鎖的な空間は、クラスターが発生する可能性があります ◆手洗い・手指消毒の励行  ドアノブやつり革などに触れ、自分の手にウイルスが付着している可能性があります ◆検温の実施  毎朝体温を測り、発熱や風邪の症状があれば無理せず自宅で療養してください ◆公共交通機関の利用  会話は控えめにし、混んでいる時間は利用を避けましょう 募集 市内の元気を取り戻そう 「顔晴(がんば)ろう市民応援はだのプレミアム商品券」取り扱い店舗 対象 市内の小売店、飲食店、サービス店、その他日常的に買い物ができる店舗または事業所 ※取り扱い登録は無料。商品券が利用できない商品は、市ホームページにあります 発行総額 5億6000万円 4万セット 申し込み 申込書(市ホームページにあります)を実行委員会事務局(秦野商工会議所内)へファクス((82)0273) ※9月7日㈪までに申し込むと、商品券購入申し込み開始時の取り扱い店一覧に掲載されます 商品券利用期間(予定) 11月24日㈫~令和3年2月14日㈰ 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 顔晴ろう市民応援はだのプレミアム商品券 購入価格1万円で、1万4000円分の買い物ができます 募集 コロナ禍で頑張る若者を支援 学生の緊急雇用 対象 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、アルバイト収入を失うなど、経済的に困難な状況にある大学生・短大生・専門学生など 任期 採用日から2~7カ月 職種 事務補助員、放課後児童支援員 勤務日など 週3日、1日4時間程度〜(要相談)  報酬 時給1014円~  ※採用方法などは市ホームページを確認してください。任期や報酬は職務内容により異なります。 問い合わせ 人事課☎(82)5120 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 3面 No.1246 一人一人の意識から始まる 上手に使おう救急車  毎年9月9日は「救急の日」。救急医療や救急業務について、理解・認識を深めてもらう日です。この機会に、救急時に対する自分の知識や行動を確認してみませんか。 問い合わせ 消防管理課☎(81)8020 救急業務を知ろう  近年、救急車の利用は全国的に増えています。「万が一」は誰にでも起こり得るからこそ、本当に救急車を必要とする人に届くよう、救急に対する正しい知識や心掛けを持つことが大切です。 判断に迷った場合は  急な病気やけがで、救急車を呼んだ方がいいか判断に迷う場合は、消防本部☎(81)0119に電話または救急受診アプリ「Q助」を利用してください。 利用してください 救急受診アプリ「Q助」  市ホームページまたはアプリストアからダウンロードできます。画面上で該当する症状などを選択すると、緊急度に応じた対応や利用できる医療機関、受診手段を情報提供します。 救急車を呼ぶサインかも ● 小児(15歳以下) ◇顔 ・唇の色が紫色 ・顔色が明らかに悪い ◇おなか ・激しい下痢や嘔吐(おうと)で食欲などがなく、意識がはっきりしない ・激しい腹痛で苦しがる ・嘔吐が止まらない など ◇頭 ・痛がって、けいれんがある ・強くぶつけて意識がない など ◇胸 ・激しい咳や呼吸が苦しそう ・呼吸が弱い ◇手や足 ・硬直している ● 大人・高齢者 ◇顔 ・顔半分が動きにくい、しびれる ・ろれつが回りにくい ・見える範囲が狭い など ◇おなか ・突然または持続する激しい腹痛 ・吐血がある など ◇頭 ・突然の激しい頭痛 ・突然の高熱 など ◇胸や背中 ・急な息切れ、呼吸困難 ・痛む場所が移動する など ◇手や足 ・突然のしびれ ・突然、片方の腕や足に力が入らない 事故など、他にも症状はさまざまです。 いつもと違う、様子がおかしいときはすぐに「119番」しましょう 救急現場での円滑な会話が可能に 救急ボイストラ  外国人や聴覚障害のある人などの119番通報に的確に対応するため、救急現場で使用頻度の高い15言語の定型文を音声翻訳するアプリを、8月から全ての救急隊で導入しました。 問い合わせ 情報指令課☎(81)0119 お知らせください 樹木のナラ枯れ被害  ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが媒介する「ナラ菌」によって、コナラなどの樹木が集団的に枯れる被害です。市内では、平成30年に初めて被害が確認され、対策を実施してきましたが、今年も葛葉緑地や弘法山公園など市内全域で被害が確認されています。  倒木の危険があるため、家屋や送電線、道路の周辺などでナラ枯れと思われる木を見つけたら、連絡してください。 粘着シートで被害の拡大防止 赤色の変色が目印 問い合わせ 環境共生課☎(82)9631 補助します 新しい生活様式に対応した新たな製品・技術開発への取り組み  「新しい生活様式対応ビジネスチャレンジ事業」を創設し、市内企業が持つ技術力を生かした新型コロナウイルス感染症対策の取り組みを支援します。 対象 次の全てに該当する中小企業者または中小企業者の団体(2者以上)◇令和2年4月1日以降に「新しい生活様式」に対応するための製品・技術の開発や既存製品の改良など、新たな事業に取り組む ◇市内で製造加工の事業を1年以上営む ◇市税などを完納している 対象経費 原材料費、構築物費、設備・機械装置費、工具器具費、外注加工費、技術指導費、権利使用費、委託費など研究開発に要する経費 補助額 経費の全額(上限100万円) 申し込み 申込書(市役所西庁舎1階産業振興課にあります)に必要書類を添えて、10月30日㈮までに産業振興課へ持参 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 ご協力をお願いします 令和2年国勢調査  10月1日を調査期日として、令和2年国勢調査を実施します。  日本に住む全ての人と世帯が対象で、調査員証を持った調査員が全世帯を訪問します。 ●新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために  世帯の皆さんと国勢調査員ができる限り対面しないよう、訪問時の聞き取り、調査説明や依頼を原則インターホン越しに行い、調査書類はポストに配布します。 とき 9月7日㈪~10月7日㈬ ※インターホンのない世帯では、ドア越しや距離を空けるなどできる限り接触を避けます ●回答方法  できる限り、インターネットでの回答をお願いします(郵送も可)。期日までに回答が確認できなかった世帯については、ポストに調査票提出のお願いなどのリーフレットを配布します。 ※回答済の世帯にも配布します 回答期限 10月7日㈬ ※インターネットまたは郵送での回答が困難な方は、訪問時に調査員に伝えるか国勢調査事務室へ連絡してください 問い合わせ 国勢調査事務室☎(83)7985・7986 スポーツ教室 ●総合体育館 ◇機能的トレーニング教室 とき 10月2日~11月20日の金曜日 全8回 午前11時15分~午後0時45分 定員 30人 費用 4000円 ◇ナイターバドミントン教室 とき 10月6日~12月1日の火曜日(11月3日を除く) 午後7時半~9時15分 対象 中学生以上 定員 30人 費用 5000円 申し込み いずれも9月2日㈬~8日㈫。抽選 ●南が丘公民館 ピラティス教室 とき 9月28日、10月5日、19日、26日、11月16日、23日の月曜日 全6回 午後1時~2時10分 定員 10人(申し込み先着順) 費用 3000円 申し込み 9月2日㈬~ ふれあいスポーツデー とき 9月5日㈯ 午前9時~正午 ところ 総合体育館 内容 トランポリン、テニスクリニック、卓球、フィットネス体験会など 問い合わせ スポーツ協会☎(84)3376 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 4-5面 No.1246 特集 認知症を知る  市内の65歳以上の人口は4万8247人(令和2年4月1日現在)。実に人口の30%を占める超高齢社会の中で、多くの人を苦しめるのが「認知症」だ。  いつ誰にでも起こり得る症状だからこそ、一人一人がひとごとにしないために、今、多くの人に知ってもらいたい。 市認知症キャラバン・メイト連絡会 岡崎正会長(49歳・鶴巻南) 西地域高齢者支援センター 認知症地域支援推進員 大野知美さん(50歳・曽屋) 作ったロバ隊長は公共施設などに展示 問い合わせ 高齢介護課☎(82)7394 正しく知る  認知症とは、「さまざまな要因で脳細胞にトラブルが生じ、6カ月以上生活に支障を来している状態」を言う。  「誰だって、最期まで自分らしくいたい。その願いをはばみかねないのが、認知症です。でも、何より大切なのは周囲の人たちの接し方なんですよ」。強い思いを胸に、市民への啓発活動に取り組むのは、市認知症キャラバン・メイト連絡会の岡崎正会長だ。認知症に対して正しい知識を持ち、見守り、支えることができる仲間「認知症サポーター」を増やすための講座を、市内各所で開催している。その講師を担うのが、「キャラバン・メイト」だ。認知症のグループホームで施設長として働く自身の経験も織り交ぜることで、分かりやすいと評価も高い。  認知症の症状は、記憶障害や理解・判断力の低下などの「中核症状」と、本人の性格や周囲の環境、人間関係などが影響して現れる「行動・心理症状」に大別される。  「中核症状」の一つである記憶障害は、夫を息子の名前で呼んでしまうようなただの物忘れとは根本的に異なり、「あなた、どなた?」と存在自体を忘れてしまうもの。さらに、考えるスピードの低下や複数のことが同時に処理できなくなる状態も見られるんだとか。「ゆっくり待ち、言葉をシンプルに伝えてください」。周囲の人間が適切な対応を取れば、互いにストレスを減らせるとアドバイスする。  「行動・心理症状」は、入浴や排せつなど、できたはずのことができなくなることで、うつ状態になってしまう可能性がある症状だ。本人のプライドを傷つけないよう、さりげない手助けで成功体験へと導くこと、本人を尊重した対応が周囲の人間には求められる。  二つの症状を踏まえた上で、岡崎会長は「誰にでも起こり得る病気。明日の自分のこと、家族のことと考えてほしい」と警鐘を鳴らす。発症の確率は4人に1人。誰もが正しい知識を持てば、“自分らしく生きる”手助けができるはずだ。 当事者を知る  認知症で、周囲の人間が最も陥りやすいのが「本人には自覚がない」という勘違いだ。岡崎会長は「最初に気付き、一番苦しみ、悲しむのは本人なんです」と語気を強める。認知症特有の「物忘れ」が重なり、何かがおかしいと感じ始めたとき、それを打ち明けられるかどうかは、周囲の人間との関係性が鍵となる。「否定せず、怒らず、まずは聞いてみるという姿勢を取ってください」  認知症による変化は、ゆっくり現れることが多い。「何かおかしいな」と感じたら、1年前の状態と比べてみるといい。同じことを何度も言うようになったり、怒りっぽくなったり、歩幅が狭くなり転びやすくなったりするなど、認知症のサインは日常生活の中で見つかる。初期段階であれば、正常に戻る人もいるという。「この段階では、脳の活性化と適度な運動習慣が認知症の予防につながります」と岡崎会長。友人や家族などとコミュニケーションを取って笑顔になること、人の役に立つことを日課にすることで生活を充実させること、褒めたり褒められたりすることで、刺激ある日常を送ることなどがポイントとなる。  認知症になったとき、多くの人が自分の異変に気付きながらも、「まだ大丈夫」、「病院になんて行かなくていい」と自身に言い聞かせてしまう。しかし、「まずは本人の不安に寄り添うこと」と岡崎会長は言う。認知症は早期発見・診断・治療が重要。薬で進行を遅くすることができることもあるし、本人が理解できる時点で受診すれば、生活上のトラブルも軽減できる。「認知症と診断されるのは怖いかも知れない。でも、私たちが支えになるから諦めないでほしい」。そう語る岡崎会長の表情がこわばって見えるのは、過去に数々の歯がゆい例を見てきた経験からだろう。 支える人を知る  認知症になった本人と同様に、ショックを受け、深く傷つくのは、家族など周囲の人間だ。岡崎会長は「大切な人であればあるほど、『まさかあの人が』と受け入れられない気持ちになるんですよね」と悲しげな表情を見せる。ましてや、自分の存在が分からなくなってしまったときには、やり場のない悲しみに襲われるだろう。  これが、介護者が経験する心理の第1段階「戸惑い・否定」。その後、「混乱・怒り・拒絶」、「割り切り」、「受容」というステップ(右図)をたどるが、第3段階への進展は困難を極める。こんな生活がいつまで続くのかという不安から「もう顔も見たくない」という態度を取ってしまうことも。「家族だけで抱え込まず、まずは近くの高齢者支援センターに相談してみてください」と岡崎会長。適切な支援や協力を得ることによって、次のステップへ進む可能性が見えてくるだろう。  第3段階、第4段階と進むにつれて、認知症への理解が深まる。その人のあるがままを受け入れることで、“自分らしく生きる”ためのサポートを適切に行うことができるという。  しかし、介護者がこの段階まで達するには、認知症の人に優しい世の中になることが不可欠。今では市内で1万3000人もの人が持っているという認知症サポーターの証し「オレンジリング」を掲げる岡崎会長はとてもうれしそうだ。最近では、認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター「ロバ隊長」を裁縫で作るイベントも開催しているんだとか。「少しでも認知症のイメージが良くなれば」。そう話す岡崎会長の目線の先には、「認知症になっても安心して暮らせるまち」がある。 共に生きる  市では、各地域の高齢者支援センターに認知症地域支援推進員を置いている。その1人、西地域の大野知美さんは、市認知症キャラバン・メイトと連携し、認知症サポーターを地域へつなぐ活動を行っている。  「特別なことをする必要はありません。まずは『自分たちは味方だよ』と見守ることです」。その姿勢を理解してもらうため、西地域では「目をかけ、気にかけ、声をかけ」をテーマに声掛け体験会を開催している。「驚かせない、急がせない、プライドを傷つけない。三つの『ない』がポイント」と説明する。優しく、ゆっくり、目線を合わせて声を掛けることを意識する。「何かお手伝いできることはありますか」と一言発する勇気のトレーニングだ。地域のつながりが希薄になった今、相手が認知症でなくても見知らぬ人に声を掛けることは気が引けるもの。しかし、それこそが大事だという。「『困っている人に声を掛けることは、認知症に関してだけではないよね』というところから、ハードルを取り除いていくんです」  推進員の取り組みには「ネットワークづくり」というものもある。「じっとしていられないので」と冗談めかして笑う大野さんは、趣味のロードバイクやマラソンなどで培った持ち前のバイタリティーで、商店や公共機関などあらゆる所に赴き、認知症を理解してもらうことで、地域の協力体制を築いている。「お店の人が理解して見守ってくれれば、トラブルは減りますから」。認知症の人からすると「置いてあったものを持っていっただけ」という意識で、万引きが起こってしまうケースもあるそうだ。  大野さんは「認知症の人には、さりげなく自然なサポートが必要です」と話す。地域で暮らす一人一人が認知症への理解を深め、“チームオレンジ”となれば、誰もが“自分らしく生きる”ことができるまちが実現するだろう。 用語解説 ◆認知症サポーター 認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を見守る応援者。自分の生活の中の無理のない範囲で活動する ◆キャラバン・メイト 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指し、認知症サポーターを養成する講師役 ◆オレンジリング 認知症サポーターが「認知症の人を応援します」という意思を示す目印となるブレスレット 思い当ったら要注意 □ 最近のことが思い出せない □ 同じことを何度も言う □ 置き忘れやしまい忘れが増えた □ 慣れている道で迷う □ 身支度に時間がかかる □ 外出が面倒 □ 小銭での計算が面倒 □ 性格が変わった気がする □ 電化製品の操作に戸惑う □ 薬を飲んだか分からない □ 身だしなみを構わなくなった □ 歩幅が狭く転びやすい 一つでも当てはまったら、地域高齢者支援センターや医療機関に相談してください。 介護者の気持ち 4ステップ 1.戸惑い・否定  見慣れない言動に戸惑い、「あんなにしっかりしていた人が、まさか」と否定しようとする。他の家族にも打ち明けられずに悩む。 2.混乱・怒り・拒絶  認知症への理解の不十分さから対応方法が分からず混乱し、ささいなことに腹を立ててしまう。精神的にも身体的に最もつらい時期。 3.割り切り  腹を立てても何もメリットがないと思い始め、割り切るようになる。認知症の症状は変わらなくても、気持ちはずっと軽くなる。 4.受容  認知症への理解が深まり、認知症の人の心理を読み取れるようになる。認知症の人のあるがままを受け入れられるようになる。 なんでオレンジ?  オレンジリングのオレンジは、「だいだい色」ではなく「柿色」。それは、江戸時代の酒井田柿右衛門という陶工が、夕日に映える柿の実から着想を得て生み出した赤絵磁器がルーツです。その磁器がヨーロッパに輸出され世界に名をとどろかせたように、同じく日本発祥の「認知症サポーターキャラバン」のリングが、世界各地でサポーターの証しとなることを願って作られました。この色には「手助けします」という意味があると言われています。 申請してください 素早い身元確認・適切な応急処置を助ける 高齢者「見守りキーホルダー」 対象 市内在住の65歳以上 申し込み 担当地区(市ホームページにあります)の地域高齢者支援センターに申し込み 表 担当のセンター名と通し番号 裏 担当のセンター名と秦野警察署の電話番号 認知症を知ろう ●企業や学校、自治会などに講師を派遣します 認知症について学ぶ出前講座 講座時間 90分 内容 認知症の説明、接し方、DVD上映など ●参加者募集 シニアライフを楽しもう 専門医に学ぶ認知症 とき 10月8日㈭ 午後2時~3時半 ところ 大根公民館 定員 20人(申し込み先着順) 募集 いきがい型デイサービス事業のボランティア とき 週1日 午前10時~午後3時 ところ 保健福祉センター、広畑ふれあいプラザ 内容 レクリエーションや体操など 費用 300~500円 参加者募集 健康チェック・健康体操 とき 9月10日㈭ 午前10時~11時 ところ ときの家(戸川472-16) 申し込み 東・北地域高齢者支援センター☎(81)0990 参加者募集 高齢者安全運転診断 とき 9月下旬以降 内容 貸し出し用ドライブレコーダーを自家用車へ取り付け、10日程度運転し、診断書で自分の技術を確認 対象 シガーソケットを装備している車を所有し、次のいずれかに該当する市内在住の20人(抽選) ◆令和3年3月31日までに75歳以上になる ◆令和3年3月31日までに70歳以上になり、ブルー運転免許証を持つ ※当選者は免許証の写しを提出 締め切り 9月10日㈭ 問い合わせ 地域安全課☎(82)9625 介護の悩みはここへ相談 介護者ほっとライン ☎(82)5617 とき 毎週水曜日 午前10時~午後3時 ※祝日、年末年始を除く 相談してください 地域高齢者支援センター  高齢者や家族からの相談、見守り、心身の状態に合わせた支援を行う総合的な窓口です。 地 域 ところ 問い合わせ 本町 本町1-11-19(紀伊国屋ビル内) ☎(75)8907 南 平沢1750-1(Mutumi.ケアセンター内) ☎(84)2250 東・北 曽屋11(秦野伊勢原医師会内) ☎(81)0990 大根 下大槻173(高齢者地域交流センターぷらっと内) ☎(76)5208 西 三廻部508-2(菖蒲荘内) ☎(88)5102 渋沢 渋沢1124-5(常盤ハイツ内) ☎(79)6532 鶴巻 鶴巻北2-2-25(メプレスビル内) ☎(79)9040 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 6-7面 No.1246 お知らせ 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です。 市のメールアドレスは@以下にcity.hadano.kanagawa.jpを付けてください。 行政一般 ●募集しています 文化振興基金活用事業 対象 4月1日~令和3年3月31日に個人または団体が実施する文化芸術のための作品発表、展示、公演、講演会、シンポジウムなどの事業 助成額 自己負担額の2分の1以内(個人10万円、団体30万円が上限) 申し込み 申請書(市役所教育庁舎1階文化振興課、公民館、市ホームページにあります)に必要書類を添えて、9月30日㈬までに〒257-8501文化振興課へ郵送または持参 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 ●12月31日㈭までに接種を 令和2年度狂犬病予防注射  飼い犬は年1回の狂犬病予防注射の接種が義務付けられています。まだの方は早めに動物病院で受けてください。 問い合わせ 生活環境課☎(86)6037 ●9月1日~10日は屋外広告物適正化旬間  屋外広告物の設置には許可が必要です。許可の基準は設置場所や種類で異なるため、申請前に必ず相談してください。許可基準や申請用紙は、市役所西庁舎2階建築指導課、市ホームページにあります。 問い合わせ 建築指導課☎(83)0883 ●9月10日~16日は自殺予防週間  心身の調子を崩しやすい時期です。心の疲れを感じたら、インターネットでのストレスチェック「心の体温計」を使ってみましょう(下のQRコードからまたは「秦野市こころの体温計」で検索)。 とき ところ 内容 ◇図書館内キャンペーン 9月22日㈫まで 関連図書の紹介 ◇駅頭キャンペーン 10日㈭ 午後4時~5時15分 秦野駅周辺 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●設置費用を補助します 家庭用雨水浸透ます 対象地区 本町・南・東・北・西地区(地区内でも対象にならない場所があります) 補助額 設置金額の2分の1(1宅地に4基まで。1基当たりの上限額は1万2500円) ※工事着手後の申請は不可 問い合わせ 経営総務課☎(81)4113 催し ●就職を支援 個別カウンセリング とき 9月2日~23日の水曜日 午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く) ところ 市ふるさとハローワーク(秦野駅前農協ビル3階) 内容 適職発見、応募書類の書き方、面接トレーニングなど 対象 市内在住の18歳以上の求職者5人 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646または市ふるさとハローワーク☎(84)0810 ●みんなの力で街をきれいに 市内一斉美化清掃 とき 9月6日㈰ ところ 各自治会の区域 ※時間や雨天のときの対応は、各自治会で決定 問い合わせ 環境資源対策課☎(82)4401 ●春風亭一左落語ワークショップ とき 9月6日㈰ 午後2時~4時 ところ クアーズテック秦野CH(文化会館) 定員 70人 問い合わせ 文化会館☎(81)1211 落語のいろはを学ぶ ●里山を歩こう 秋の気配 とき ところ 9月19日㈯午前9時東公民館集合~正午 内容 野鳥や植物の観察 定員 20人 費用 200円 問い合わせ 環境共生課☎(82)9618 ●保育のしごと就職相談会in秦野  民間保育所・認定こども園の仕事内容や雇用条件などが聞けます。 とき 9月26日㈯ 午後1時半~3時半 ところ 本町公民館 内容 保育所・こども園の説明ブース、個別相談、求職登録など 対象 保育士資格のある方(取得見込み者も含む) 問い合わせ 保育こども園課☎(82)9606またはかながわ保育士・保育所支援センター☎045(320)0505 ●当事者の支え合いピア活動を知ろう ボイスピアはだの オンライン開催 とき 9月26日㈯ 午後2時~4時 内容 ピアサポーターの体験発表 申し込み ぱれっと・はだの☎(80)3294 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616 ●手話初級教室 とき 10月1日~令和3年3月4日の木曜日 全20回 午前10時~11時半 ところ 保健福祉センター 対象 手話未経験者15人 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616 健康・子育て ●献血 とき 9月12日㈯ 午前10時~11時半、午後1時~4時 ところ イオン秦野SC 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 募集 ●弘法の里湯の事務職員 勤務内容 受付業務、事務処理など 人数 1人 任期 10月1日~令和3年3月31日 勤務日など 週3日以内(土・日曜日、祝・休日を含む) 午前9時半~午後9時半のうち6時間の交代勤務 報酬(予定) 時給1069円 申し込み 会計年度任用職員共通申込書(市ホームページにあります)を9月12日㈯までに弘法の里湯へ本人が持参 問い合わせ 弘法の里湯☎(69)2641 ●求職者と地域企業をマッチング 企業合同就職面接会の参加事業所 とき 11月30日㈪ 午後1時半~4時 12月1日㈫ 午前10時15分~午後4時15分(午後0時45分~1時45分を除く) ところ ラスカホール(平塚駅ビル6階) 対象 労働・社会保険を完備し、正社員を雇用する50社程度 申し込み 申込書(平塚市ホームページにあります)を9月30日㈬までに平塚市産業振興課(sangyo-s@city.hiratsuka.kanagawa.jp)へメール 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 ●清掃ボランティア 内容 駅周辺や公園、道路などの清掃、草刈りなど ※清掃用ごみ袋やごみの回収を市が支援します 対象 市内在住または在学の方、市内にある団体、企業など(個人で活動している方を含む) 申し込み 事前に電話し、申請書(市ホームページにあります)を〒257-0024名古木409環境資源センターへ郵送または持参 問い合わせ 環境資源対策課☎(82)4401 施設情報 ●はだのこども館☎(81)7011 キッズおやこ・たいそうひろば とき 9月11日㈮ 25日㈮ 10月9日㈮ 23日㈮ 午前10時~11時半 内容 親子でダンスやかけっこ、マット遊びなど 対象 2歳~未就園児と保護者 キッズおやこ・うたのひろば とき 9月18日㈮ 10月16日㈮ 11月13日㈮ 午前10時半~11時半 内容 親子で童謡やリズム遊び 対象 いずれも2歳~未就園児と保護者 ●くずはの家☎(84)7874 そうだったのか モグラ君 とき 9月19日㈯ 午前9時半~11時半 対象 小学生以上20人(小学1・2年生は保護者同伴) みんなの伝言板 市内の公共施設を利用 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 催し案内 ●息子・娘さんの結婚相談会 9月8日㈫ 22日㈫ 10月6日㈫ 20日㈫ 午後6時~8時 保健福祉センター(会場が利用できないときは、電話やオンラインで相談可) 結婚を希望する独身者の親10人 婚育畑・池山☎090(1816)9324 その他 ●不登校相談会・進路情報説明会 9月26日㈯ 午後1時半~4時半 平塚市教育会館(平塚市浅間町12-41) フリースクールなどの紹介、個別相談会など 当日受け付け 県子ども教育支援課☎045(210)8292 ●小学生陸上競技教室 9月28日~11月16日の月曜日 全8回 午後5時45分~7時 カルチャーパーク陸上競技場 小学3年生以上30人 3500円  市陸上競技協会・原☎090(2642)4193 公民館・会館だより 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 鶴巻公民館 ☎(76)0463 ●防災・減災サロン「非常用炊き出し袋の体験」 9月12日㈯ 午前10時~正午 6人 300円 北公民館 ☎(75)1678 ●パソコン何でも相談 9月12日㈯ 午前9時~正午 パソコン持参 ●パソコン講座「エクセルで会計報告書を作ろう」 9月17日㈭ 午前9時半~午後3時半 13人 1000円 南公民館 ☎(81)3001 ●初心者パソコン相談 9月29日㈫ 午後1時半~3時半 パソコン持参(Wi-Fi利用可) 本町公民館 ☎(84)5100 ●初心者パソコン相談 9月8日㈫ 午後1時半~3時半 パソコン持参 ●親子いっしょのお話会 9月18日㈮ 午前10時~11時 未就園児の親子10組 渋沢公民館 ☎(87)7751 ●歌の広場 9月18日㈮ 午前10時~11時半 24人 200円 南が丘公民館 ☎(84)6411 ●伝承わらべうた 9月8日㈫ 29日㈫ 午前11時~正午 各日0歳児の親子8組 500円 上公民館 ☎(87)0212 ●男の料理教室「なすづくし」 9月20日㈰ 午前9時半~午後1時 7人 1200円 堀川公民館 ☎(87)4111 ●フラッグキルト作品展 9月18日㈮~10月8日㈭ ※8日は正午まで ●里山ハイキング「峠・篠窪地区」 9月23日㈬午前9時渋沢駅改札前集合~午後3時半 20人 220円 大根公民館 ☎(77)7421 ●子ども科学体験教室「ピンホールカメラを作ろう」 9月13日㈰ 午前9時半~正午 小学生15人(3年生以下は保護者同伴) 400円 ●親子川柳入賞作品展 9月13日㈰~26日㈯ ●ふれあい産後ヨガ 10月2日㈮ 午前10時~正午 2~8カ月の乳児と母親10組 東公民館 ☎(82)3232 ●フォークとポップスの集い 9月6日㈰ 午後1時15分~4時 50人 ●ウクレレ体験レッスン 9月12日㈯、26日㈯、10月10日㈯の全3回 午後2時~3時 10人 200円(教材代は実費) ほうらい会館 ☎(81)8310 ●うどん打ち教室 9月26日㈯ 午前9時半~午後1時 8人 500円 開催を中止します 福祉ふれあいまつり  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各地区社会福祉協議会で行う福祉ふれあいまつりは、全地区で中止します。 問い合わせ 社会福祉協議会☎(84)7711 市議会第2回臨時会終わる  令和2年8月第2回臨時会が8月17日に開催され、議案4件が審議されました。議決された主な内容は次のとおりです。 ●令和2年度一般会計補正予算  新型コロナウイルス感染症対策として、15歳以下の小児や65歳以上の高齢者のインフルエンザの予防接種費用の助成(小児は一部)、40%のプレミアム付き商品券の発行などの地域経済対策。 ●副市長  内田賢司氏を選任。 ●教育委員会教育長  佐藤直樹氏を選任。 問い合わせ 総合政策課☎(82)5101、議事政策課☎(82)9652 内田賢司氏 佐藤直樹氏 市議会第3回定例会 と き 会議名 開会時間 内 容 9月7日㈪ 本会議 午前9時 開会・提案説明  9月9日㈬ 本会議 午前9時 議案審議 9月9日㈬ 委員会 本会議終了後 議会運営委員会 9月14日㈪ 常任委員会 午前9時 予算決算(令和元年度決算) 9月15日㈫ 常任委員会 午前9時 予算決算(令和元年度決算) 9月16日㈬ 常任委員会 午前9時 予算決算(令和元年度決算) 9月17日㈭ 常任委員会 午前9時 予算決算(令和元年度決算) 9月23日㈬ 常任委員会 午前9時半 総務(付託議案など) 9月23日㈬ 常任委員会 総務常任委員会後 予算決算(補正予算:総務分科会) 9月24日㈭ 常任委員会 午前9時半 文教福祉(付託議案など) 9月24日㈭ 常任委員会 文教福祉常任委員会後 予算決算(補正予算:文教福祉分科会) 9月25日㈮ 常任委員会 午前9時半 環境都市(付託議案など) 9月25日㈮ 常任委員会 環境都市常任委員会後 予算決算(補正予算:環境都市分科会) 9月28日㈪ 委員会 午前9時半 議会運営委員会 9月29日㈫ 本会議 午前9時 一般質問 9月30日㈬ 本会議 午前9時 一般質問 10月1日㈭ 本会議 午前9時 一般質問 10月6日㈫ 委員会 午前8時45分 議会運営委員会 10月6日㈫ 常任委員会 午前9時半 予算決算(座長報告、委員会採決など) 10月6日㈫ 本会議 常任委員会後 委員長報告・議案審議・閉会 問い合わせ 総合政策課☎(82)5101 こんにちは赤ちゃん  申し込み時1歳未満。右のQRコードまたは市ホームページから電子申請。 ※加工や装飾をした画像は掲載できません 脇田 胡桃ちゃん(2.1.9生 落合) 池田 雄飛ちゃん(1.8.22生 南矢名) 子育てを応援しませんか ファミリー・サポート・センター  自宅での子供の預かりや、学校や習い事への送迎など、子育てを応援する「支援会員」と、支援を求める「依頼会員」を募集します。 ●支援会員募集中 登録には研修会への参加が必要です。 研修会 とき 9月29日㈫、30日㈬、10月1日㈭、2日㈮の全4回 午前9時半~午後0時半 ところ 保健福祉センター 内容 保育者としての心得、子供の遊びなど 定員 40人 利用料金(依頼会員が支援会員に支払う金額)  ◇月~金曜日の午前7時~午後7時 1時間700円 ◇土・日曜日、祝・休日、上記以外の時間帯 1時間900円 ※子供の送迎に必要な交通費やオムツ代などは実費 問い合わせ ファミリー・サポート・センター事務局☎(84)1330 9月は「健康増進普及月間」&「食生活改善普及月間」  検診や相談会、講座などに参加して、自分や周囲の方の健康や食生活を見直してみませんか。 ◇健康状態を知ろう ●女性医師が担当します 子宮頸(けい)がん検診 とき 9月13日㈰ 午前9時~11時半、午後1時~2時半 ところ 保健福祉センター 対象 無料クーポン券を持つ女性 ●発送しました 健康診査・がん検診などの受診券  受診券が届いた方は、早めの受診をお願いします。 ◇健康について学ぼう ●未病センターはだの健康相談会 ・骨密度測定と健康相談 とき ところ ◇9月14日㈪ 午後1時~2時半 保健福祉センター ◇25日㈮ 午前9時半~11時 中野健康センター 定員 各日6人(抽選) 締め切り 9月7日㈪ ・おなか元気教室「腸内フローラと健康」  とき 9月30日㈬ 午前10時~11時半 ところ 総合体育館 定員 6人(抽選) 申し込み 9月14日㈪~18日㈮ ●「食」で市民の健康をサポート 食生活改善推進員養成講座 とき 11月5日㈭、11日㈬、18日㈬、27日㈮の全4回 午前9時半~正午 ところ 保健福祉センター 内容 世代別食育、食事バランスガイド、はだのさわやか体操など 定員 15人 費用 1200円 ◇日頃から気を付けよう ●9月に入っても忘れずに 熱中症対策 ・適宜マスクを外す 周囲の人と十分な距離(少なくとも2m以上)を取れるときはマスクを外す ・室温調整、換気をする 扇風機やエアコンを上手に使う ・喉が渇く前に小まめに水分・塩分補給 ・無理をせず、早めに涼しい場所で休む ・日頃からの体調管理 規則正しい生活をする ●料理動画でおいしく健康づくり Happy Dish Note 幸せの料理帳  管理栄養士による料理動画を市公式YouTube「はだのモーピク」で公開しています。自宅でチャレンジしてください。 手軽なレシピで健康維持 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 8面 No.1246 参加者募集 9月20日㈰リニューアルオープン 西公民館の開館イベント  西中学校体育館との複合施設として新しい姿に生まれ変わった西公民館の開館を記念して、公演と見学会を開催します。 ●開館セレモニー とき 9月20日 午前9時~11時 内容 「はだのふるさと大使」春風亭一左さんによる落語の公演 定員 30人(申し込み先着順)  申し込み 9月15日㈫までに生涯学習課へ電話 ●見学会 とき 9月22日㈫ 午後0時半~1時半または午後3時半~4時半 対象 各回公民館利用団体の30人(当日先着順) 防災機能も整備 真打ちの落語が生で聞ける 問い合わせ 生涯学習課☎(84)2792または西公民館☎(88)0003 クアーズテック秦野カルチャーホールチケット情報 9月5日㈯ 午前9時発売(発売初日は電話予約のみ) 講談師 神田伯山 独演会 12月10日㈭ 午後4時~ 大ホール 全席指定(700席限定) 3500円 ※未就学児は入場できません 問い合わせ 文化会館☎(81)1211 文化芸術活動の再開を応援 はだのアート復活プロジェクト活動発表動画 公開中  新型コロナウイルス感染症の拡大により活動の場を失った文化芸術関係者が、無観客のクアーズテック秦野CH(文化会館)でパフォーマンスを収録。動画は市公式YouTube「はだのモーピク」で公開しています。 おうちで聞ける演奏会 問い合わせ 文化振興課☎(86)6309 参加者募集 ハダ恋みっけもんの旅 東京マラソン財団公式クラブONE TOKYOコラボ企画 福島和可菜、舞と一緒に表丹沢トレイルラン&食事会 とき・ところ 10月25日㈰午前8時渋沢駅北口集合~県立秦野戸川公園~小草平~天神平~花立山荘~金冷シノ頭~塔ノ岳~鍋割山~後沢乗越~二俣~県立秦野戸川公園~名水はだの富士見の湯~コントレイルマーケット ※自由解散 対象 次のいずれかに該当する20歳以上の男女各16人(申し込み先着順) ◇フルマラソンを5時間以内で完走したことがある ◇トレイルランの大会で15㎞以上走ったことがある 費用 1万4400円 ※小田急電鉄㈱の「OPクレジットカード」会員、「ONE TOKYO」会員は割引あり 申し込み 前日までに㈱小田急トラベル小田急旅の予約センター☎03(3379)6199へ電話、または同社の各店舗へ 詳しくは小田急トラベルホームページへ 問い合わせ 産業振興課☎(82)9646 参加者募集 図書館 市民大学 専門学習塾 「日本書紀の世界 編纂(へんさん)から1300年」 とき・内容 ▼9月26日㈯ 午後1時半~3時 「日本書紀に描かれた古墳造営」 講師 北條芳隆氏(東海大学歴史学科教授) ▼10月3日〜17日の土曜日 午後1時半〜3時 「日本書紀の1300年」など 講師 志水義夫氏(東海大学日本文学科教授) ▼10月24日㈯ 午後1時半~3時 「白村江後の日本と朝鮮半島」 講師 畑中彩子氏(東海大学歴史学科准教授) 「万葉集の世界19」 とき 9月26日~10月24日の土曜日 全5回 午後3時10分~4時40分 講師 志水義夫氏(東海大学日本文学科教授) 対象 いずれも高校生以上40人(申し込み先着順) 費用 各回200円 問い合わせ 図書館☎(81)7012 ダイヤモンド富士  富士山の山頂に太陽がちょうど沈んでいくとき、まるでダイヤモンドのようにきらめく、神秘的な瞬間をカメラに収めてみませんか。富士山のよく見える場所などは、富士山ビューマップ(市役所1階ロビー、観光協会などにあります)で紹介しています。 チャンスは一瞬 問い合わせ 観光協会☎(82)8833 とき(時刻は目安) ところ 9月14日㈪ 午後5時25分 震生湖近くの高台 9月14日㈪ 午後5時27分  下大槻団地入口交差点 9月17日㈭ 午後5時21分 今泉名水桜公園 9月18日㈮ 午後5時19分 市役所付近 9月18日㈮ 午後5時22分 権現山山頂 9月19日㈯ 午後5時20分 めんようの里 9月20日㈰ 午後5時16分 カルチャーパーク駐車場付近 9月24日㈭ 午後5時11分 田原ふるさと公園 9月30日㈬ 午後5時04分 菜の花台 10月10日㈯ 午後4時54分 三ノ塔 10月18日㈰ 午後4時45分 塔ノ岳 参加者募集 秋のハイキング ●10/4㈰ 秋の弘法山観察ハイク とき・ところ 午前9時秦野駅北口集合~弘法山~午後3時鶴巻温泉駅 内容 野鳥や植物の観察 定員 20人(申し込み先着順) 費用 50円 秋色に染まる弘法山公園 問い合わせ 環境共生課☎(82)9618 ●10/20㈫ 観光ボランティアと歩こう 軽便の道を歩く とき・ところ 午前9時秦野駅改札口集合~軽便秦野駅跡~命徳寺~厳島湿生公園~米倉寺~午後3時半JR二宮駅 ※雨天中止 定員 30人(申し込み先着順) 費用 500円 在りし日の軽便鉄道 問い合わせ 秦野駅観光案内所☎(80)2303 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 差し込み表面 No.1246 ごみダイエット特集号 ごみダイエット大作戦  秦野市と伊勢原市の可燃ごみは、現在2施設(はだのクリーンセンター、伊勢原清掃工場)で処理していますが、老朽化している伊勢原清掃工場の焼却炉の稼働を停止し、令和7年度末までに、はだのクリーンセンター1施設での焼却体制に移行するため、年間処理量を33,600t(あと1,200t)へ減らす必要があります。 まだ間に合う!未来の自分にできるダイエット!  減量目標を達成するため、各家庭で「ごみダイエット大作戦」を実践しましょう。   一人一人の小さな努力が大きな効果につながります。 ステップ1 ごみダイエットは己を知ることから  家庭からごみや資源がどれくらい出ているか確認しましょう。  種類別に重さを計っておくと減らしたときの効果が実感できます。 ステップ2 ごみダイエットの実践 4つの柱 ①草木類の分別 ・可燃ごみと草木類は分けて、乾燥させてから出す ②分別の徹底 ・ごみと資源の分別ガイドやごみ分別アプリの活用で分別徹底 ・ストックハウスの活用 など ③生ごみの減量 ・生ごみの80%は水分 ひと絞りしてから捨てる ・生ごみ処理機を使う など ④事業系ごみの減量 ・マイバッグやマイボトルを持参 ・食べ残しをなくす など ステップ3 効果を実感  ごみダイエットを実践すると、驚くほど可燃ごみが減ります。効果を実感しましょう! 減量目標の8割達成中! 秦野市可燃ごみの処理量 ・平成27年度 計画…40,600t 実績…40,600t ・平成28年度 計画…40,500t 実績…40,300t ・平成29年度 計画…39,400t 実績…39,000t ・平成30年度 計画…38,700t 実績…37,400t ・令和元年度 計画…38,000t 実績…34,800t(順調に減量中!) ・令和2年度 計画…37,200t ・令和3年度 計画…36,500t  ↓あと1,200t ・令和7年度 計画…33,600t 【R7 目標年間可燃ごみ量 33,600t】 【R3】 ●さらに強化していく取り組み ・生ごみの水切りの徹底 ・草木類はなるべく乾燥させてから出す ・事業系ごみの減量(下記で紹介) ・ごみ分別アプリ「さんあ~る」活用 【R2 目標まであと1,200t】(ここまできているダイエット!でも気を緩めずに!) ●現在取り組み中 ・市内全事業者への訪問調査(下記で紹介) ・優良事業所の認定制度の創設 【R1 目標まであと3,800t】 R1年度の可燃ごみ量は34,800t(H29年度比4,200t減量) ●主な取り組みとその実績 ・草木類の分別収集開始(市内全域)(約2,900tを資源化) ・ストックハウスの整備(裏面で紹介) ・シュレッダーごみ資源化開始(約30tを資 源化) ・ごみ分別アプリ「さんあ~る」の配信開始(ダウンロード数2,129件) ・生ごみ処理機の補助率引上げ(補助実績122件) ・生ごみ持ち寄り農園事業開始(裏面で紹介) ・事業者向け減量説明会の開催 【H30 目標まであと5,400t】 H30年度の可燃ごみ量は37,400t(H29年度比1,600t減量) ●主な取り組みとその実績 ・草木類の分別収集開始(本町、東、北地区)(約820tを資源化) H29年度の可燃ごみ量は39,000t ●これまでの主な取り組みとその実績 H25~28 ・木質系粗大ごみ資源化、小型家電リサイクル事業、布団・毛布の資源化 ・公共施設の草類資源化開始 H29 ・古紙類として出せる品目を追加 ・「その他紙」を紙袋で出せるように変更(約80tを資源化) できることは家庭の他にも!事業系ごみ減量の取り組み ●事業系ごみってなに?  商店、オフィス、工場、病院など、あらゆる事業活動より発生するごみが事業系ごみに該当します。住居を兼ねた店舗でも、店舗部分から出たごみは事業系ごみとして処理しなければなりませんので、ごみ収集場所には出すことができません。 ●訪問調査を実施しています  今年8月から市内全事業者を対象とした訪問調査を実施しています。事業系ごみの正しい処分方法に加え、リサイクル方法やごみを減らす具体的な取組みを提案しています。  あなたの職場でも分別方法などを確認してみましょう! ●事業系ごみの減量のためには 事業系ごみ処理量:約8,500t/年(可燃ごみ全体の約25%) 商品やサービスを提供する事業者だけでなく、購入・利用する市民もごみの減量という目的を共有し、みんなで取り組んでいくことが大切です。市民の皆さまも、自分たちができることを確認し、事業系ごみの減量を実践しましょう! ↓ ●わたしたちができること ・食べ残しが出ないよう、料理のサイズを確認して注文しよう ・食べ残してしまった場合、持ち帰りの可否をお店に確認しよう ・マイボトルやマイバッグの活用を習慣づけよう 令和2年(2020年) 広報はだの9月1日号 差し込み裏面 No.1246 ごみダイエット特集号 知っていますか? どなたでも利用できるストックハウス ①片付けで多量に資源物が出たとき ②収集日に出し忘れたとき ③収集日が雨で出せないとき 容器包装プラスチック、ペットボトル、古紙類、衣類・布類が出せます 年末年始を除く毎日午前8時半から午後5時まで ※事業系ごみは出せません 本町地区ストックハウス 大根地区ストックハウス (NEW)南地区ストックハウス (NEW)鶴巻地区ストックハウス 利用は、公民館の開館日のみ さらにお近くの公民館でも出せるようになりました!(NEW) 利用は、公民館の開館日のみ 渋沢公民館 堀川公民館 西公民館 北公民館 上公民館 東公民館 ※南・南が丘は容器包装プラスチックのみ そのほかに環境資源センター ※環境資源センターは蛍光灯、使用済みスプレー缶、使用済み使い捨てライター、ビン・カンも出すことができます 確認してください ごみの自己搬入 新しい3つのルール 次の点に注意してお持ち込みください。(運転免許証等の確認をしています) 1 搬入は、原則、本人または市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者に限ります※1。 ※1 ごみと資源の分け方ガイドP18をご覧ください。 2 本人が来られない場合は、同居の家族の搬入に限ります。 3 自家用車※2でお持込みください。(2t以上のトラックや運送事業に使用する車両などでの搬入はできません。) ※2 諸事情により本人以外の運転、または自家用車以外の車両などでの搬入をご希望の場合は、事前に環境資源センターにお問い合わせください。 ごみの適正処理のため、ご協力ください。 変わりました 廃食用油の収集日(令和2年4月~)  不燃ごみの収集日から、資源物の収集日(月の前半・1回のみ)に変わりました。  「ごみと資源の分別カレンダー」またはごみ分別アプリ「さんあ~る」でご確認ください。 生ごみの減量に向けて 生ごみ持ち寄り農園始めませんか?  「生ごみは燃やさない」「土に返して循環させる」という地域循環型社会を目指した「生ごみ持ち寄り農園」の第1号が鶴巻地区(おおね公園西側)でスタートしました。家庭から持ち寄った生ごみをコンポストを使いたい肥化し、8世帯の方が野菜を育てています。第2号の農園も準備中です。詳細は、ごみ分別アプリ「さんあ〜る」やホームページでお知らせします。(農園利用者の費用負担はありません) お得 購入金額の4分の3を補助!  生ごみを減量するために効果的な生ごみ処理機の普及に向け、購入金額の4分の3(上限5万円)を補助しています。 使って便利 5カ国語に対応したごみ分別アプリ「さんあ〜る」の活用を スマートフォンアプリでごみの出し方や分け方を確認しましょう! ●英語 Check how to dispose of garbage with a smartphone app! ●中国語 请以智能手机的应用程序末確認垃圾的扔出方法。 ●ポルトガル語 Veja como descartar o lixo com um aplicativo para smartphone! ●スペイン語 Verifique cómo deshacerse de la basura con una aplicación de teléfono inteligente! ●ベトナム語 Kiểm tra cách xử lý rác bằng ứng dụng điện thoại thông minh! 共同でごみの処理をしている伊勢原市の状況は? ●合言葉は「ナス1個分」  普段の生活で必ず出てしまう燃やすごみを減量するのは簡単なことではありません。伊勢原市では「ナス1個分」を合言葉に燃やすごみの減量化に取り組んでいます。令和7年度までに伊勢原市民一人一人が1日ナス1個分(約67g)の燃やすごみを減らせば、目標を達成することができます。  伊勢原市では計画を上回るペースで燃やすごみの量が減っています。令和7年度の目標値を達成するためにはさらなる努力が必要です。伊勢原市の燃やすごみ減量に向けた取り組みを紹介します。 燃やすごみ減らそう!ナス1個分 1人1日あたりナス1個分(約67g) ●草木類の資源化  今まで資源化していたせん定枝に加えて、昨年11月から刈草・落ち葉も、戸別回収と自己搬入での資源化を開始しており、資源化量は昨年度の約2倍になりました。市民の皆さんには、減量化への関心が増す中、回収箇所をまとめるための集積所が地域にできるなどご協力いただいています。 ●さらなる減量化への取り組み  令和7年度の目標達成に向け、今年11月から、リユース家具として再利用できない「木質系粗大ごみの資源化」を開始します。また、容器包装にプラスチック製品を加えた「プラ資源」のリサイクルなども検討し、さらなる減量化に取り組んでいきます。 両市が協力してごみの減量化を目指します!一人一人の行動が大きな減量につながりますので、一緒に取り組んでいきましょう! 伊勢原市燃やすごみの処理量 ・平成29年度 計画…25,662t 実績…25,242t ・平成30年度 計画…25,375t 実績…25,071t ・令和元年度 計画…25,000t 実績…24,617t ・令和2年度 計画…24,625t ・令和7年度 計画…22,113t 問い合わせ 環境資源対策課 ☎(82)4401 メール k-sigen@city.hadano.kanagawa.jp