市の指定重要文化財

顔や体の一部に金箔が残り、摩耗で赤や黒い色露出した、精巧な黒い冠を戴いた木造の仏像が、両手を膝上で組む定印を結んで結跏趺坐している木造大日如来坐像の写真
  • 寳泉院(ほうせんいん)
  • 木造大日如来(もくぞうだいにちにょらい)坐像(ざぞう)
  • 平成2年指定

概要

  • 像高84.8センチメートル
  • 寄木造(よせぎづくり)(注釈1) 玉眼(ぎょくがん)(注釈2)
  • 推定製作年代:南北朝期末期~室町期初期

 頭と体を前後の二材から造り、頭部を首で挿しこみ、両腕を肩で接合しています。両腰や脚部には別材を用いています。
 腰から左右に広がった脚部は、左右それぞれ同心円状に襞(ひだ)(注釈3)が表現されており安定した感を与えてくれます。背面の条帛(じょうはく)(注釈4)、裳(も)(注釈5)の折り返しはやや大げさながら丁寧で、その製作は南北朝期末から室町期初めのころと考えています。

語句の意味

  • (注釈1) 寄木造(よせぎづくり) 木彫像の主要部分を複数の材からつくる技法。
  • (注釈2) 玉眼(ぎょくがん) 水晶でつくられた眼。
  • (注釈3) 襞(ひだ) 衣服などにつけられた細長い折り目。
  • (注釈4) 条帛(じょうはく) 菩薩等が肩から脇に斜めにかける布。
  • (注釈5) 裳(も) 腰から下にまとう衣服。

MAP

寳泉院がピンク色の楕円で示され、バス停などが記載された地図の画像

所在地

秦野市戸川678

交通手段

 神奈川中央交通バス「戸川」バス停下車徒歩10分

  • 秦野駅から
    菩提経由渋沢駅行(秦51)
  • 渋沢駅北口から
    • 菩提経由秦野駅行(秦51)
    • 菩提経由高砂車庫行(秦53)

地図情報

寳泉院 木造大日如来坐像

秦野市戸川678

この記事に関するお問い合わせ先

文化スポーツ部 生涯学習課 文化財・市史担当
電話番号:0463-87-9581
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