大根地区
鶴巻下部の
 灯籠(とうろう)
 1769年<明和6>に建造、1822年<文政5>に再造された木造の灯籠立てが、毎年7月25日から8月17日まで、約80軒の地域の人々によって行われている。毎晩ろうそくに火がともされ、大山参りの道しるべとする行事が200年以上も続けられてきた。灯籠の下には、石でできた大山道の道標があり、右大山道、左かない道と刻まれている。大山道は伊勢原市の大山へ、かない道とは平塚市の光明寺金目観音へ向かう道である。