大根地区
健速(たけはや)神社
本殿(ほんでん)

 本殿建立(こんりゅう)は1636年<寛永13年>で市内最古の本殿である。平成15年に秦野市重要文化財に指定された。古くは牛頭(ごず)天王社といい1559年<永禄2>の棟札(むなふだ)が残されている。健速神社と呼ばれるようになったのは、1868年<明治元>になってからである。毎年9月に神輿(みこし)が家々の門前で焚(た)く麦わらの火を渡りながら、神社に奉納(ほうのう)される勇壮な「火渡りの神輿」の伝統を今も引き継いでいる。