大根地区
現在は曹洞宗(そうとうしゅう)だが、古くは真言宗の寺であった。1591年<天正19>に徳川家康から寺領5石の朱印を受けている。寺には室町時代の一本造りである十一面観音像や薬師如来像が安置されている。また、両像の脇侍(わきじ)と伝えられる毘沙門天(びしゃもんてん)像と不動明王像の銘(めい)は、1534年<天文3>とあり、平成2年度に市の指定重要文化財となった。