大根地区
自興院
(じこういん)

 自興院には1708年<宝永5>北矢名村で生まれ、江戸に住んでいた人が造立した寄木造りの地蔵尊が安置されており、安産の仏様として信仰されている。もとは天神台<現:おおね台団地>の堂にあったものだが、堂が荒れたため自興院に移された。太平洋戦争末期には、横浜市の磯子国民学校学童60人が集団疎開をしていた。