大根地区
岩井戸横穴墓群
 下大槻の岩井戸・欠ノ上には多くの横穴墓群が発見されている。中でも岩井戸横穴墓(おうけつぼ)群は数が多く、1970年<昭和45>の調査では、25基以上発見された。これらの横穴群が造られた時期は7世紀から8世紀前半と考えられる。これまでに須恵器(すえき)や土師器(はじき)などの土器類、直刀、銅椀(どうわん)、勾玉(まがたま)、丸玉、人骨片や人間の歯などが出土している。