西地区
 白山神社は千村の鎮守で1591年<天正19>に徳川家康から社領1石(こく)5斗(と)の朱印を受けている。本殿は江戸時代後期の建築、拝殿は1857年<安政4>の再建である。拝殿内部には、1861年<万延2>の献句額をはじめたくさんの絵馬が飾ってある。この神社には、スギの大木が群生している。とりわけ鳥居近くにそびえるスギは、高さ46m、幹周り5m、樹齢は600年程の巨木である。1971年<昭和46>に市の天然記念物の指定を受け、1984年<昭和59>度「かながわの名木100選」に選ばれている。このスギの林にはムササビが住んでいる。
白山(はくさん)神社の
スギ