西地区
 江戸時代は蔵王社と呼ばれ、堀郷4ヵ村の鎮守(ちんじゅ)でもあった。本殿は、江戸時代中期頃の建築と考えられている。1842年<天保13>に覆殿(ふくでん)を葺(ふき)替えたという棟札(むなふだ)が保存されている。また、1875年<明治8>に堀郷4ヵ村が堀山下の八幡神社を氏神とする取り決めをした記録がある。大祭は4月4日だったが、今ではそれ以後の土曜日となった。今でも堀山下の八幡神社・堀川の八坂神社・森戸の神明神社・黒木の須賀神社・波多川の天津(あまつ)神社・春日町の浅間神社などの氏子代表が祭りに参列している。

御嶽神社
(みたけじんじゃ)