西地区
曲松水道記念碑
 1901年<明治34>6月に市内で2番目の陶管(とうかん)水道が、西秦野村渋沢の曲松に完成した。この水道は渋沢の谷津<2,299番地>に出ていた湧水を水源とし、曲松にあった村立尋常高等渋沢小学校と近隣の民家に給水したものである。前年5月に着工し、総延長約1.4q、経費は当時の金額で千円余りだった。その後、曲松水道は関東大震災で水源が被害を受け、1936年<昭和11>に改修された記録が残っている。1922年<大正11>7月に建立(こんりゅう)されたこの水道碑は、近年まで水神社境内<曲松1−2>にあった。
    
      (写真は平成15年撮影)