西地区
 江戸時代は八幡宮といい、堀郷4ヵ村<堀山下、堀川、堀斎藤、堀沼城>の鎮守(ちんじゅ)だった。平安時代の858年<天安2>に祭られたと伝わる。1591年<天正19>に社領5石の朱印を受けている。また、拝殿は1840年<天保11>の建築で、大工は柳川の長山金吾矩稠(のりしげ)である。宝物として徳川家康奉納(ほうのう)の太刀や1737年<元文2>に堀山下村の領主米倉氏が奉納した絵馬などがある。また、米倉氏と親戚関係にあった幕府側用人(そばようにん)、柳沢吉保(よしやす)の父、安忠(やすただ)が奉納した釣燈籠(とうろう)もある。
八幡神社
(はちまんじんじゃ)