南地区
マラセの神
 今泉の中町には、マラセの神と呼ばれている男性器の形をした道祖神がある。昔、この地域には男の子が生まれることが少なかったので、男の子が授かるように祈願して1851年<嘉永4>に祭られた。
 その道祖神はいたずらによって壊れたので、明治時代に持ち運びのできない大きなものを造ったという。1月14日になると、小屋が作られ、御札売りやどんど焼きなどの子どもを中心とした伝統行事が今でも行われている。