南地区
八幡神社
(はちまんじんじゃ)
 八幡神社はかつて八幡宮と称されていた。徳川家康より、1591年<天正19>に社領3石(ごく)5斗(と)の朱印を受領している。長い間、尾尻と西大竹両村の鎮守(ちんじゅ)となっていたが、明治政府の1村1社制の指示により1875年<明治8>に西大竹村が氏子(うじこ)を離れたので、尾尻村の鎮守となった。現在の本殿は、西大竹の嶽(たけ)神社に残されていた棟札(むなふだ)から、1771年<明和8>に再建されたものと考えられる。