北地区
明学橋
(めいがくばし)
 1892年<明治25>5月に砥河(とかわ)学校を廃し、その校舎を移築して、村立尋常北秦野小学校が開校した。校舎は菩提の北石原で唐沢(からさわ)川の左岸にあった。その正門前には土橋でできた「まなび橋」があり、唐沢川を渡った右岸南側に運動場があった。1909年<明治42>に校舎が唐沢川南側に新築された後も、まなび橋は利用された。
 その後、校舎の改築と共に唐沢川の護岸工事が行われ、まなび橋の下流に1933年<昭和8>4月、鉄筋コンクリート橋として「明学橋」が新設された。