北地区
白泉寺(はくせんじ)の
しだれ桜
 白泉寺は、遠く三浦半島、房総半島、相模湾を眺められる高台にあり、樹齢 120年とも言われるしだれ桜が見事な花をつける。4月8日の花祭りの頃には、見物人が多く訪れる。
 江戸時代の初期、蔵林寺4世によって開かれたこの寺は、天明年間<1781〜89>に火災に遭い、1782年<天明2>に山号を鬼王山から現在の龍沢山に改めたという。1733年<享保18>鋳造(ちゅうぞう)の鐘や恵心(えしん)作と伝えられる地蔵尊が保存されている。