北地区
菩提の大イチョウ
 樹齢300年余りと言われ、幹周りが4.4m、樹高約20mある。この場所は定源寺(じょうげんじ)持ちの十王堂があり、1889年<明治22>から1923年<大正12>まで北秦野村役場として使われた。関東大地震で倒壊した後に、菩提会館が建設され、敷地内には1930年<昭和5>建立(こんりゅう)の「復旧紀念碑」がある。太平洋戦争末期に、横浜市磯子区の浜国民学校の女子学童約30名が集団疎開で使用した。現在の会館は、平成6年に新築されたものである。