上地区
 江戸時代は八幡宮といい、菖蒲及び柳川、八沢<秦野市>と萱沼(かやぬま)、宇津茂(うづも)、土佐原(とさはら)<松田町>6カ村の鎮守(ちんじゅ)であった。1873年<明治6>7月に郷社八幡神社に選定され、1909年<明治42>に上秦野神社と改称した。本殿は、1731年<享保16>に再建されたものである。大祭日は4月3日である。菖蒲の神輿(みこし)は1785年<天明5>に大山<伊勢原市>の宮大工、明王太郎景直(かげなお)が新造したもので、現存する明王太郎神輿の中で最も古いものである。
上秦野神社
(かみはだのじんじゃ)