本町地区
天徳寺の観音像群
 江戸時代は、観音(かんのん)霊場めぐりが盛んで坂東札所三十三観音参りが多く行われた。この地域では、昔、霊場めぐりに行けない人などが天徳寺の三十三観音に参拝(さんぱい)したという。観音像には番号が刻んである。現在は、千手(せんじゅ)観音・聖(しょう)観音・十一面観音など29体の観音像が保存されている。これらはすべて江戸時代の造立(ぞうりゅう)である。