本町地区
秦野たばこ祭
 第1回たばこ祭は、1948年〈昭和23〉10月1・2日に煙草(たばこ)耕作組合連合会創立25周年事業として開催された。同時に関野作次郎胸像建立、秦野煙草音頭の作成・神奈川県煙草誌の刊行などがあった。1957年〈昭和32〉から主催者が秦野市となった。秦野たばこ祭は、耕作者の慰安(いあん)を目的に始められたが、1985〈昭和60〉に日本専売公社が民営化されるのを機に、前年度で300年余り続いた秦野のたばこ耕作は幕を閉じた。現在は「かながわのまつり50選」〈昭和57年度〉の一つとして、秦野の伝統と文化を受け継いでいる。